以前より4皇・麦わらの一味についてまとめてきましが、今回は王下七武海「ミホーク」についてです。
「世界最強の剣士」と言われるミホークはとても謎多き存在です。当初はその人物面についてあまり描かれておらず冷たい印象が強かったですが、現在はゾロとペローナと共に生活したりと人間らしい姿も描写されていますね。
今回は謎多きミホークについて、正体やその強さについてまとめてみました。
ジュラキュール・ミホークとは?


王下七武海の1人で、世界最強の剣士です。
年齢は登場時41歳だといわれています。異名は「鷹の目のミホーク」。
王下七武海のなかで、唯一船団をもたず、「棺船」という小型のボートで移動しています。そもそも海賊という位置づけなのか、懸賞金がかかっていたのかもわかっていません。
麦わらの一味とのかかわりとしては、初期にロロノア・ゾロと対決しており、ゾロを小刀で圧倒しました。しかし最後にはゾロの剣士としての姿勢をたたえています。
そしてそののち、シッケアール王国で2年間の修業をゾロにつけ、覇気を習得させました。
四皇のシャンクスとも決闘をしたことがあるようですが、現在は友好関係であるようで、酒を酌み交わす様子も描かれています。
一見、好戦的で無感情のようなイメージが強くありますが、シッケアール王国ではゾロのほかにペローナとも共に生活をし、畑を開墾している姿やペローナやゾロに食事をつくってやったことが伺えるような発言もしています。
ミホークの正体とは?謎とは?


ミホークはとても謎多き存在です。
何故船団を持たず1人なのか、孤高な存在でありながらなぜ王下七武海に属しているのか…。他にも、当ブログでも以前まとめたようにボア・ハンコックやドフラミンゴとの兄弟説など、ミホークに関連する推測は数多くあります。
船団を持たず、1人でさまよっているのは彼の性格が故と言ってしまえばおしまいですが、棺船と呼ばれるあの小舟で航海できるその航海術が気になるところです。どんなに強くとも、強調性がなくとも、大海原での航海には航海術を使える人材が必要です。ですが彼はそれを自身で賄っています。
それを可能としている理由として、ミホークは実は「覇王色・武装色・見聞色」すべてを兼ね備えている存在なのではないでしょうか。
覇気とは、体内エネルギーのような概念で、『気配』『気合』『威圧』『殺気』『闘争心』『怒気』などの感覚と同じです。
武装色・見聞色・覇王色の3つに分類され、修行により強力な戦闘力につながります。
端的にいうと、以下のようになります。
1.武装色 … 体の周囲に見えない鎧のような力を作り出す覇気。
2.見聞色 … 相手の気配をより強く感じる覇気。
3.覇王色 … 周囲を威圧する力をもつ覇気。
武装色を刀にまとわせると「黒刀」となるように、見聞色もなんらかの形で可視化がされ、それが「鷹の目」となるとも考えられます。
実際に、鷹の目を持つものはミホークだけではありません。
最高権力である天竜人さらには五老星よりも上の立場にいる謎の人物「イム様」、そしてモコモ公国を背中に持つ大きな象「象主(ズニーシャ)」です。
当初はイム様とミホークはその目から親子、ないしは同じ一族の人間ではないのかと言われていましたが、動物である象主も同じ目をもっていますから、「見聞色によるもの」との見方のほうがしっくりくる気がします。
となると、ワノ国編で閉じられたゾロの目が「鷹の目」となっている説にも期待ができますね。
王下七武海に所属していることに関しても様々な見解がされていますが、なんらかの目的があるには違いありません。以前の記事では以下3点を可能性としてあげました。
- 目的のため五老星となんらかの取引をしている
- 元は海賊団をもっていて、その団員を守るため
- より強さを求められる環境のため
いずれも可能性として高いとは思われますが、この中では①の「五老星」となんらかの取引をしているという説が有力でしょう。
個人的にはイム様と同じ目を持つミホークだからこそ可能、かつミホークもそれを目的とする「なんらか」を実現するためではないかと考えています。今現在の情報では見当もつきませんが、「ラフテル」や「空白の100年」に関連するなど、物語の主軸にかかわることではないでしょうか。
その強さは4皇以上?


ミホークは「世界最強の戦士」と呼ばれるだけあって、その強さは桁外れです。
懸賞金額は不明ですが、巨大なガレオン船も真っ二つにしています。
また、4皇のシャンクスとは過去より対戦しているようで、実力は同等だったよう。
しかし、片腕になったシャンクスに対しては戦う気がないようですので、「シャンクス=ミホーク>片腕のシャンクス」といった力関係ではないでしょうか。それも過去のことなので、なんとも言えませんが…。
ただ、これまでミホークにまともにやりあえる剣士がいなかったなか、マリンフォード頂上決戦編では白ひげ海賊団の「花剣のビスタ」と互角に戦う様子が描かれています。
これにより、「4皇以上に強い」という説に陰りがみえてきました。白ひげは確かに4皇の一人ではありますが、ビスタはあくまでその部下です。わずかにしか描かれていませんが、ミホークとビスタが同等の実力であればカイドウやビッグ・マムにかなうとは到底思えません。
ミホークがなんらかの能力を隠していない限りは4皇より強い可能性は低いでしょう。
まとめ
まだまだ謎の多いミホークですが、特に彼の特徴である「鷹の目」については特に気になるところです。
なぜイム様、象主は同じ目を持つのか、そしてミホークが王下七武海に属している理由とは?
今後、作中で明らかにされるのが楽しみですね。
▼王下七武海の記事一覧は以下より▼
https://mangaikki.xbiz.jp/miho-ku-tsuyosa/ https://mangaikki.xbiz.jp/trafalgar_raw-tsuyosa/ https://mangaikki.xbiz.jp/ba-soromyu-kuma-tsuyosa/ https://mangaikki.xbiz.jp/edward_wiburu-tsuyosa/ https://mangaikki.xbiz.jp/doflamingo-tsuyosa/ https://mangaikki.xbiz.jp/hancock-tsuyosa/