今回のテーマはサンジの女性への呼び方についてです。
実はサンジは、ナミを「さん」づけで、ロビンやほかの女性キャラクターを「ちゃん」づけで呼んでいるのですが、皆さん気づいていましたでしょうか。
今回は、なぜナミだけ「さん」づけなのかを調べてみました!
サンジ(ヴィンスモーク・サンジ)とは?


- ホールケーキアイランド編でのビッグ・マムへの恨みを晴らす
- 天才科学者「Dr.ベガパンク」の同僚であった
- 世界政府非加盟国にされてしまった
- ジェルマ王国は過去になんらかの大きな無念を抱えている
特に、ワノ国編では再び「Dr.ベガパンク」の名前が挙がっていますから、Dr.ベガパンクに関わる回想などで、ジャッジが再登場することは大いにあり得るでしょう。
ナミには「さん」、ロビンには「ちゃん」の理由は?


女性好きで、すべての女性に敬愛をもって接しているサンジですが、実は80巻のSBSで、このような投稿がありました。
なぜサンジは、ナミ「さん」、ロビン「ちゃん」呼びなの?ロビンの方が年上なのに!
確かに!サンジは21歳、ナミは20歳、ロビンは30歳です。ふつうは「ナミちゃん」「ロビンさん」ですよね。
もしくはなんらかのポリシーであるならば、「ちゃん」「さん」どちらかで統一してそうなものですが…。
これに対する作者の尾田先生の回答がこちら。
やーそんなこと深く考えてなかったですけどね。
ということで、なんとなくそうなっていただけのようです(笑)また、この件に関して、かつて仕事場のスタッフが尾田先生にいかような質問をしてきたそうです。
女性は年を取るごとに若く、若いうちは大人に扱われたい、という気持ちを持っていることをサンジが知っているからですか?
これに対して、尾田先生は、「も、もちろん、そうだよ」と答えたそうです(笑)作者が深く考えていないことでも、勝手にいい話・深い話になってしまうところも、ワンピースならではかもしれませんね。
尾田先生はあまり気にしていなかったこの件ですが、個人的にはネットでみた、「船においてナミは先輩、ロビンは後輩だからじゃない?」という回答が一番しっくりくるような気がします。
あとは、サンジに対して「高圧的かどうか」も関係しているのではないかなと。そうなると、女帝「ボア・ハンコック」に対してはどのように呼ぶのかが気になるところですね。
サンジはナミの下僕だから?


サンジに対して「高圧的かどうか」が呼び方に関係しているのではないか、というのを裏付けるのが以下のサンジの発言です。
ホールケーキアイランド編で、あたらしくナミの下僕(しもべ)となったゼウスに対して憤慨するシーンです。自分で下僕と宣言していますね(笑)
しかし、29歳と年上で、一時は敵として裏切られた、ドレスローザ編の「ヴァイオレット(ヴィオラ)」にも「ちゃん」づけでしたし、
直接的に暴言をかなり吐かれているホールケーキアイランド編の「シャーロット・プリン」にも「ちゃん」づけです。
そのため、自身に対する高圧的な態度だけではなく、これまでの船旅によってナミとの「主従関係」が出来上がっているから、という説はもしかするとかなり有力なのかもしれません。
また、気になる年配の女性に対する態度ですが、女性扱い・レディ扱いはするものの、やはり「恋愛対象になるかどうか」でかなり変わってくるようです。
年配の女性であるからといって差別的に扱うことはありませんが、ウォーターセブン編のココロの人魚姿をみて悲しんだり、Dr.くれはを「バァさん」と呼んでいるシーンも見受けられました。
そのため、女性という大きなカテゴライズの中でも、おそらく以下のような順位付けがされているのではないでしょうか。
ナミ > 美女 > 女性全般 > 恋愛対象外になるほど年上の女性
サンジは主要キャラである美女意外にも、ごく一般的な容姿の女性にも優しくする姿がたびたび描かれていますが、すべての女性にメロメロになっているわけではありません。女性すべてに優しく接するものの、やはり自身の「恋愛対象となるか」によって態度が大きく変わるのかもしれません。
そうなると、ナミはサンジのタイプど真ん中なのかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回のサンジがナミにだけ「さん」づけしていることなど、言われなければ気づかないようなことがワンピースにはまだまだたくさん隠されていますね。
「さん」づけについては、作者の意図ではなかったようですが、どうしてそうなったのか、勝手にあれこれ考えるのも楽しいものです。
今後も、このような気づきがどんどんでてくるかもしれませんね。