今回のテーマは「ビッグ・マムの国にいない種族」についてです。
あらゆる種族が集結しているビッグ・マムの家族そしてそのナワバリに住むものたち。
そんななか、ビッグ・マムは国に3つの種族だけがいないといっています。
それは一体どのような種族なのでしょうか。
ビッグ・マムとは?


ビッグ・マムとは、海賊シャーロット・リンリンのことを指します。
四皇においての女性であり、ビッグ・マム海賊団のボス(船長)でもあります。
金品ではなくお菓子をみかじめとして要求しており、お菓子を納めることで縄張りの安全を保障しています。とにかく甘いものが好きで、食べたいと思ったものが食べられないと「食い煩い」を起こし、ナワバリや家族など関係なしに見境なく暴れます。
夫43人、息子46人、娘39人の129人家族という大所帯で、その子供たちの多くに政略結婚をさせています。この政略結婚により勢力を拡大させ、傘下を増やしていったのです。
また、現在は麦わらの一味であるジンベエ率いる「タイヨウの海賊団」もその傘下となっていましたが、ホールケーキアイランド編で決別しています。
「来る者は拒まず、去る者は殺す」の元、実の子であっても自分の利害関係を壊すものには容赦がありません。
現在の懸賞金は、43億ベリーだということが判明しています。
6歳で初めて懸賞金がかけられた際には5000万ベリー、その後幼少期にもかかわらず5億ベリーあったことを考えると、妥当な金額でしょう。
超人系(パラミシア)悪魔の実「ソルソルの実」の能力者で、人から寿命を抜き、無機物に命としてその寿命を与えることができます。また、抜き取った寿命をそのまま食すこともあります。
ビッグ・マムの国にいない"3つの種族"


珍しい生き物が大好きなビッグ・マム。子供たちもなんらかの種族の血を引いていることが多く、またナワバリにも多くの種族が暮らしています。
そんなビッグ・マムはカイドウに仕えるキングをみて、自分の元に来いと誘います。
それは、キングが自分の元にいない「3つの種族」のうちの1種であるからだといいます。ビッグ・マムの元にいない「3つの種族」とは一体どのような種族なのでしょうか。
恐らく1つは"巨人族"だがほかは?


トットランドにいない種族① 巨人族

ワンピース 84巻 第847話
ホールケーキアイランド編では、ジェルマ王国の「ヴィンスモーク・ジャッジ」の指摘により、巨人族がいないことが分かっています。
巨人族とビッグ・マムはかつて起こした「食い煩い」によって長老らの死を招いたことがきっかけで深い因縁が残っています。
そのため、巨人族から忌み嫌われる存在となっていることが作中で明らかとなっています。
トットランドにいない種族② キングの種族

ワンピース 93巻 第940話
ビッグ・マムはキングが仮面をかぶっている状態に関わらず、自身の国にいない種族の1つだとわかりました。
ということは、見た目に大きな特徴があるということが推測されます。
また、その種族は「歴史の彼方に消えた」とも表現しています。
歴史のいざこざというと、Dの一族や空白の100年というキーワードが思い浮かびますが、恐らくは世界政府などが関与した上で滅びた種族である可能性は高いでしょう。
ネットでは、「悪魔族」である意見が多くあります。また、その風貌がインペルダウンの「マゼラン署長」やインペルダウンで看守をしていた「シリュウ」に酷似していることから、「元インペルダウンの署長」である説も有力視されています。
個人的には、「モデル プテラノドン」の能力者でありながら、人型の際にプテラノドンとは異なる羽根のある翼をもつことが特徴なのではないかと考えています。
恐らくはこの翼こそがキングの種族を表すものなのではないでしょうか。
トットランドにいない種族③ 不明
トットランドにいない残りの1種については、情報がほとんどありません。
しかし、キングの種族について語る際、「"1種は"歴史の彼方に…」と述べています。となると、残りのこの1種については今も存在している可能性が高いでしょう。
この種族については「空島に住む住人たち」「天竜人」「ジョイボーイの種族」などの説が挙げられていますが実際はどうなのでしょうか。
空島出身といえば超新星・最悪の世代の「ウルージ」がいますが、トットランドを訪れていれば、ビッグ・マムが躍起になって捕まえていたでしょう。
天竜人を「種族」と捉えるかについても読者によって意見が割れていますし、消去法でいうと「ジョイボーイの種族」などまだ作品未登場の種族である可能性が高いですね。
また、トットランドで見かけなかった「小人族」の可能性もわずかながらにあるのではないでしょうか。
まとめ
たくさんの種族が登場しているワンピース。
そんななかまだ登場していない種族がいるとなるとわくわくしてしまいますね。
キングの種族、そして残された1つの種族とはいったいどんな種族なのでしょうか。