今回は、ずばりタイトルともなっている「ワンピース」がテーマです。
海賊王「ゴール・D・ロジャー」が残したとされる「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」はいったいどのようなものなのでしょうか。
今回は、そんなワンピースについて、調べてまとめてみました。
ワンピースとは?


「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」は、海賊王「ゴール・D・ロジャー」が残したとされている財宝です。
ロジャーは処刑前に「この世のすべて」ともいえる「財宝」をある場所に置いてきたと述べ、そのことがきっかけで世は「大海賊時代」へと突入します。
そもそも、このワンピースとはいったい、どのようなものでしょうか。ネットではその正体に対して様々な推測が飛び交っています。そんななかから、一部を以下に挙げてみました。
- 自由な世界(天竜人・奴隷などの概念の撤廃)
- 冒険で得た知識や仲間
- 空白の100年に関する真実
- オールブルー
- 絶大な威力をもつ兵器
- 隠された王国
この中で、特によく目にするのが「自由な世界」や、「空白の100年に関する真実」という説ではないでしょうか。確かに天竜人による奴隷制度や世界政府が隠し通そうとしている空白の100年というのは、ストーリーにおいても大きなキーポイントとなっているでしょう。
とはいえ、作者の尾田栄一郎さんはワンピースについて、「友情」「家族」「絆」など曖昧なものではないと語っていました。そして「絶対面白い結末となる」とも。そうなると、ワンピースは明らかに「形あるもの」、そして「読者の度肝を抜くもの」であるはずです。
現に、白ひげ(エドワード・ニューゲート)は、マリンフォード頂上決戦でワンピースが実在すると発言し、さらには「宝」と表現していますね。
白ひげはどうやら、ロジャーからその内容を聞いているようでしたが、聞いたうえでワンピース自体には自分は興味がないともいっています。それは、白ひげにとって魅力を感じないもの、または関係がないものだったのでしょう。
そして、そのワンピースに魅力を感じていなそうな人物がここにも1人。道化のバギーです。バギーについてはラフテルの記事でも触れていますね。
バギーは当時、ロジャー海賊団にシャンクスと同じく、見習いとして乗船していました。そのため、ラフテルの地に到達はしているはずです。
しかし、バギーは見習いであったことから、「ラフテルに到達はしたものの、上陸はしていない」と考られます。そのため、本来であればお宝が大好きなバギーは「ラフテル上陸」「ワンピース」にもっと固執していてもいいはずです。
個人的にはあまりにバギーがワンピースについて言及していないことから、白ひげ同様、その正体を知っており、その内容に「興味がないのでは」と予想しています。
つまり、ラフテルに上陸したクルーから内容をきかされ「なんだ…割りに合わんな…」と思ったに違いありません。だからこそ「俺はラフテルの情報を知っている」「ロジャー海賊団の船員だった」などといって強い仲間を集めたりすることもなく、懸賞額があがらないようそれらの事実を隠していたのでしょう。
しかし、前述でも述べていますが、作者の尾田栄一郎さんは「オズの魔法使い」という作品について、たくさん大変な思いをしてたのに、最後に与えられたご褒美が「思いやりの心」など、「概念」だったことにすごく腹をたてていた、そんなエンディングにはしない。と言っていたのです。そのため、「宝」であることには違いないはずです。
「お宝好きのバギーが興味のない宝」、しかし「この世のすべてともいえる」「曖昧ではない形あるもの」とはいったい何なのでしょうか。
ラフテルとは?


「偉大なる航路(グランドライン)」の最終地点とされている場所です。
また、海賊王「ゴール・D・ロジャー」が残したとされる「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」がそこにあるとされています。
最終地点とはいっても「=終着点」というわけではないようで、ロジャー率いるロジャー海賊団は、ログの終着点で「ラフテル」の存在を知ることとなり、再度冒険をやり直したとされています。
そして、ラフテルにたどり着いたのは今もなお、ロジャー海賊団のみとされています。
また、ロジャーは白ひげに、ラフテルの「場所」ではなく「行き方」を教えようとします。これは暗に、「場所」だけではそこにたどり着くことができないからなのではないでしょうか。
その理由については2つほど想定できます。
- 普通に航海するだけではたどり着かない場所にある
- ラフテル自体が移動するため場所で伝えることはできない
いずれも、可能性としてはありえるのではないでしょうか。
そんなラフテルへは、世界に4つある「ロードポーネグリフ」に記されている点を結ぶことで、その位置がわかるとされています。
それら4つのロードポーネグリフの現在の所有者・所有場所は以下のとおりです。
- 四皇「ビッグ・マム(シャーロット・リンリン)」
- 四皇「カイドウ」
- 象主(ゾウ)の「くじらの森」
- 不明
くじらの森のロードポーネグリフについては、ニコ・ロビンがすでに確認していますね。
4つ目のロードポーネグリフについては、場所を以下に想像してみました。
- フーシャ村
- インペルダウン
- 世界政府が所有
- マリージョア
- 個人が持っている
個人的には4つ目のロードポーネグリフは驚くべき場所にあるのではないかと考えています。そうなると、「これまでに登場してきた場所」が有力ではないかと考えています。
しかし、その場合にはルフィたちはこれまでの航路を戻らねばなりません。そのため、魚拓を手に入れる、または二手に分かれて電々虫で伝えるということになるでしょう。
最後の個人が持っているというのは、どうしたら読者が驚くか考えた結果、「スモールライト」のような能力を扱える能力者が現れ、ロードポーネグリフを持ち歩いていたら…と思って挙げてみました。
古代兵器やDの名を持つものは関係ある?
作中でワンピース・ラフテル同様、大きな謎となっているのが、以下の3つです。
- 古代兵器
- 空白の100年
- Dという名をもつもの
個人的には、これらがワンピースそのものと関係あるのは間違いないと考えています。ワンピースは英語そのものでとらえると、パズルのピースともとらえることができます。そのため、ワンピースの正体が判明するとき、これらについてもパズルのピースがハマるように、すべてが明らかとなるのではないでしょうか。
そして、そのワンピースの正体は「ウラヌス」なのではないかと考えています。
ロジャーがおそらくラフテルであろう、島においてきたのがウラヌス。そして、ポセイドン・プルトンと古代兵器が3つが揃ったとき、その島に隠された仕掛け・仕組みが動き出し、「Dの一族にかかわる空白の100年ができてしまった要因」が日の目を浴びることになるのではないでしょうか。
なぜ、ウラヌスがワンピースであると考えたのか、それはレイリーのこの発言にあります。
レイリーは「急ぎすぎた」といっています。これは、暗にロジャーらがラフテルに上陸した際には古代兵器ポセイドンである「しらほし姫」が誕生しておらず、古代兵器がすべてそろわなかったことを指しているのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
様々な推測が飛び交うワンピースの正体。しかし、その正体を考えるだけでもわくわくしてしまいますね。
ワンピースの正体がわかるということは、作品自体が終わりを迎えるということなので、知りたくないという気持ちもありますが…。
皆さんの予想は、当たるのでしょうか?