イム様とは聖地マリージョアにあるパンゲア城に住む五老星すら頭を下げるほどの人物です。
虚の玉座に座る権限を持っており、世界の王ではないかと思われています。
そんなイム様に対して五老星は「歴史より消すべき"灯火"がまたお決まりでしょうか!?」と聞きます。
つまり今までもこれからもイム様によって消される灯火が存在するということです。
果たしてその人物とは誰なのでしょうか。
イム様に消された過去の人物
イム様によって消された可能性がある人や国は5つあると考えられます。
ポートガス・D・エース
マリンフォードの頂上戦争を引き起こしたのは、エースの処刑が執行されようとしたからです。
インペルダウンに幽閉される場合はどんなに残忍な海賊でも死刑まではならなかったですが、エースは海賊王の血が混ざっているという理由で即処刑宣告でした。
普通にみれば強引な展開であり、それはエースの今後の成長を畏怖したイム様が歴史から消したかったのかもしれません。
白ひげ
エースを処刑すると言えば必ず現れるのが白ひげ海賊団です。
海賊王に1番近い男と呼ばれるほどの海賊であったのでイム様が殺させたのでしょうか。
つまり、エースの処刑はあくまで白ひげを誘き出すための理由に過ぎず、本当の目的は白ひげの公開処刑ということかもしれません。
白ひげを殺すことで、少なくとも多くの海賊たちに政府の力を示すことができますね。
しかし、白ひげのおかげで平和を保たられた国も多く、白ひげの"ひとつなぎの大秘宝は存在する"という最期の言葉により世界は荒れました。
白ひげはかなり重度の病気であったので、無理に殺さなくても良かったのではとは思いますが。
ゴール・D・ロジャー
海賊王となったロジャーは自首をしたことで海賊人生に幕を閉じました。
その自首を促した、もしくは追い込んだのがイム様でしょうか。
結果ロジャーは全世界の見る前で処刑されましたが、イム様の思惑と異なる結末になりました。
副船長であったレイリーが言うには、「残り数秒僅かに灯った"命の灯火"を奴は世界に燃え広がる"業火"に変えた」。
このことで大海賊時代が始まってしまったので、イム様は大変困ったかもしれませんね。
ゲッコーモリア
頂上戦争後に、ドフラミンゴによって始末されそうになったのがゲッコーモリアです。
誰からの指令だ!?センゴクか?と聞くモリアに、ドフラミンゴはもっと上だ!と答えています。
海軍元帥よりももっと上の役職となると数は絞られてきます。
そしてその指示をドフラミンゴにしているという点も気になりますね。
ドフラミンゴは天竜人の家系となる海賊ですので、そのドフラミンゴに指示するのはイム様と考えれば納得がいきます。
しかし、七武海を始末するほどでイム様が動くのか?という疑問は残ってしまいますね。
オハラ
五老星も関わっていたのがオハラへのバスターコールです。
オハラは焼け野原となり、地図上からも削除された国です。
オハラの学者たちが調べていたことは世界政府にとっては極秘裏のものだったのでしょう。
空白の100年と歴史の本文を研究していたことを理由に滅ぼされたオハラはまさしく"消された灯火"かもしれません。


次に消される人物とは?
それでは次に消されてしまう灯火は誰なのでしょうか。
考えられるのは4人の人物、ルフィ、黒ひげ、しらほし、ビビです。
イム様が虚の玉座に座る前、花の部屋で4人の写真を見ていました。
ルフィと黒ひげの手配書はびりびりに切り裂かれて、しらほしの写真には剣が突き刺さっていました。
そして虚の玉座に座った時には、ビビの写真を見て意味深な様子だったのです。
この4人にはそれぞれ消すべき理由が世界政府にはあります。
ルフィと黒ひげは神の天敵であるDの名を持つ一族であるということ、しらほしは古代兵器ポセイドン、ビビは800年前地上に残った最初の20人の血族であるネフェルタリ家の王女で、五老星曰く裏切り者です。
ビビの写真だけを虚の玉座まで持ってきたのは次に消すべき灯火だからでしょうか。
もしかしたらイム様自身がネフェルタリ家と何か因縁があるのかもしれませんね。
まとめ
以上、過去にイム様に灯火を消された人物と次に消される人物を考察しました。
イム様は秘密が多い謎の人物ですが、かなり位の高い人物であるためにその動きには目が離せません。
次に狙われる人物の中にルフィやお姫様たちも含まれていますが、歴史から消されることがないように祈るばかりですね。