第939話にて、光月日和が河松との関係性について話している部分がございました。
ゾロに話している内容では、「私が13くらいの頃かしら…逸れちゃって…」と言っています。
それまで日和は河松と一緒に暮らしていたことが判明しましたが、なぜ13年前に逸れてしまったのでしょうか。
そして日和と河松の過ごしていた7年間はどのような生活になるのでしょうか。
今回は光月おでんの娘でモモの助の妹である光月日和と赤鞘九人男の河童の河松について考察してまいります。


日和と河松の7年間の生活
日和が河松と過ごしていた7年間はどのような生活をしていたのでしょうか。
まずは日和の発言から時系列で河松との行動を確認していきます。
二人は城が燃えた日、八方を敵に囲まれながらお堀から水路を通って人知れず脱出しました。
そして、口もきかなくなった日和をいつも明るく励ましてくれる河松。
河松自身は食うか食わずかの食糧を幼い日和に与えていました。
その結果、次第に日和も笑顔を見せ笑えるようになるのでした。
しかし、日和が13の時に河松と逸れてしまいます。
以上が逸れるまでの日和と河松の過ごした時間となります。
日和の話す描写には他の人物が現れていなかったので、二人きりだったことは分かります。
二人が過ごしていた場所とは何処になるのでしょうか。
誰もいないひっそりとした場所であることから、花の都ではないと思います。
そもそも城を燃やされて追われるはずの身なので、目立つところにいるはずはありません。
そうなってくると今ゾロと日和がいる鈴後はもしかしたら河松との思い出の地なのかも知れませんね。
雪が降っている描写がなかったので断定は出来ませんが、おトコちゃんを連れて花の都ではなく鈴後に現れたのは理由がありそうです。
7年間河松が苦労を目に見せず、日和を育てていたのはかなりの愛情があったはずですね。
そして光月家に全幅の信頼を置いていたのでしょう。


13年前に起きた出来事とは?
13年前に日和が河松と逸れたのはどのような原因があったのでしょう。
雷ぞうが囚人採掘場で河松を発見した時に河松はあることを言っていました。
腐った魚を13年も食い続けた甲斐があった!と牢屋の中で話しました。
つまり、日和が13年前に河松と逸れてしまったのは、河松が牢屋に収監されたことと関係がありそうです。
二人に何か危険なことが近づいており、それをすぐに察知した河松は自分が捕まることで日和を逃したのでしょう。
その後日和は13年間河松無しで過ごしてきたということですね。
日和は生き抜く為に自ら花魁になって生活をしていたのでしょうか。
もしくは河松がいなかったことで、その後捕まり遊郭に入れられたかも知れません。
カイドウの部下がお玉を捕まえた時に、遊郭か牢屋という選択肢を話していたことから可能性はあります。
日和がたとえ捕まって遊郭に連れていかれたとしても、河松に育てられ強く育った日和は立派に生き抜いて来たのでしょう。
まとめ
以上、日和と河松が13年前に逸れた理由と7年の生活について考察しました。
河松は捕まってはいますが雷ぞうにすでに発見されており、今後脱出することは間違いないと思います。
日和と河松の13年ぶりの再会は感動的で早く見てみたいですね。