今回は、ワノ国編のキーパーソンとされている「光月モモの助」についてまとめてみました。
パンクハザード編で出会い、ともにカイドウ討伐に向けて動いている光月モモの助ですが、その正体とは一体どんな人物なのでしょうか。
気になる年齢や、悪魔の実の能力、そして両親についても調べてみました。
光月モモの助とは?年齢は?


ワノ国に住む8歳の子供で、九里大名の跡取りです。
"新世界"にある世界政府未加盟国で、将軍が治めています。侍と呼ばれる剣士達の強さと、国としての立地条件により、外敵を一切寄せ付けない鎖国国家です。
以前はモモの助の父である、「光月おでん」が統治していましたが、現在の将軍「黒炭オロチ」が四皇「カイドウ」と手を組み、その支配下におかれています。
江戸時代の日本に近い描写をされており、世界における「間違ったイメージの日本」が反映されているようにも感じます。
初登場はパンクハザード編で、シーザー・クラウンによって人体巨大化実験の実験体として島にとらわれており、そこで麦わらの一味と出会いました。
またこの島で研究所をさまよっている際、偶然見つけた人造悪魔の実「SMILE」を食べてしまい、龍に変身する能力を得ています。
パンクハザードを後にしたモモの助はワノ国の開国を実現させるため、「ミンク族」「麦わらの一味」「ハートの海賊団」と「忍者海賊ミンク侍同盟」を結成します。
そののちにミンク族の住む象主(ズニーシャ)に訪れた際は、直接脳に語り掛けられるような形で問いかけられ、象主を襲っていたジャックへの攻撃を許可しました。
この出来事から、モモの助にしらほし姫やルフィのような先天的かつ驚異的な「見聞色」が備わっているのではとされています。
ワノ国編では、モモの助のさらなる秘密が明らかにされました。それは、モモの助をはじめ、光月おでんの家臣が20年前の過去から、母親「光月トキ」の能力によって現在の世界へ時空を超えてきたという内容でした。
つまりは、本来モモの助は28歳であるはずの存在なのです。
「人造悪魔の実の失敗作を食べた」「見聞色が備わっている」「時空を超えてきた」とかなり多くの設定を抱えているモモの助。
後者の設定のインパクトが強く、忘れられがちですが、個人的にはモモの助が食べた「人造悪魔の実」が「失敗作」であることが気になります。
ワノ国編のクライマックスでこの失敗作である伏線が回収されるのかと考えていましたが、解説役となるであろうシーザーとは、ホールケーキアイランド編で別れていますから、単に悪魔の実として効力が弱いだけかもしれません。
悪魔の実の能力は?


モモの助は悪魔の実の能力者ではありますが、そのほかの能力者と異なるのは、その悪魔の実が人造悪魔の実「SMILE」であることです。
つまりは、カイドウ率いる百獣海賊団と同じルートでの能力者となります。
その実の名前は不明ですが、小型の龍に変身することができます。その姿になることで空中を移動することが可能です。
モモの助に関しては、まだ自分でその能力を制御できておらず、またどのような能力が備わっているかも把握していません。
そのため、まだまだ戦闘に有益な能力が隠されている可能性が高いです。
しかし、前述でも述べているとおり、モモの助が食べたSMILEはシーザー曰く「失敗作」とされており、どういった点が失敗だったかについても明らかにされていません。
しかし、偶然にも敵であるカイドウ・オロチと同じ龍の姿になる能力を得たということについては、これから大きな展開がまっているはずです。
両親は?
モモの助には両親、そして妹がいます。父親は「光月おでん」、母親は「光月トキ」、妹は「光月日和」です。
今回は両親について、以下にまとめてみました。
光月おでん
- ワノ国「九里」の大大名だった
- ゴール・D・ロジャーの船に乗っていた
- 白ひげ(エドワード・ニューゲート)の船にも乗っていた
- 覇王色を会得していた
- ポーネグリフを作った一族の末裔
- 四皇カイドウと将軍黒炭オロチによって命を落とした
光月おでんについては処刑されてしまったと、作中で明らかにされていますね。
ロジャーのクルーであり、白ひげのクルーでもあったため、今後ロジャーや白ひげの回想があった際には、その容姿が確認できるかもしれません。
また、ポーネグリフに興味をもっていたとされていますが、ロジャーがラフテルにたどり着いたということは、光月おでんがポーネグリフを読み解いたことは間違いないでしょう。
そのため、光月おでんはポーネグリフに書かれていた文字を読み書きできたはずです。となると、それらをモモの助や日和に伝えているかもしれませんし、はたまたポーネグリフに何かを書き加えた可能性もあるのではないでしょうか。
光月トキ
- 遥か過去に生まれた
- 超人系(パラミシア)悪魔の実「トキトキの実」の能力者
- トキトキの実により、未来の世界へ時空を超えることができる
- トキトキの実では、過去には戻れない
- モモの助と家臣を20年後のワノ国へ飛ばした
- 光月おでんと同じ時代で死を迎えることを選択した
光月トキについては、その死が確認されているようです。
気になるのは、その姿が隠されていること。おそらく、日和が誰なのかネタバレしないようにという配慮からなのでしょうが、光月トキ自体にも驚きが隠されているような予感がします。
光月トキは、過去から来たといっていましたが、それまで未来へ未来へとかなり時空を飛び越えて生きていたようです。
そのため、作中でこれまでに登場している過去のキャラクターや、高齢のキャラクターとなにかしら接点があるのではないでしょうか。
個人的には、愛する人と同じ時代で…という気持ちもわからなくはないですし、子供らをなんとか生かすため…というのもあるかもしれませんが、小さい我が子を厳しい状況下において自身が亡くなるというのはなんとも理解しがたいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ワノ国もいよいよ大きく動き出してきましたが、まだまだ「モモの助」そして光月一族について謎がたくさん残されています。
これらが1つずつ明らかにされるのが楽しみですね。
皆さんの予想は当たるのでしょうか。