ワノ国で麦わらの一味はローのハートの海賊団、ワノ国の侍、ミンク族と同盟を組んでカイドウを打ち倒す計画をしています。
そこで麦わらの一味同盟軍はワノ国で侍の仲間たちを集めるためにある物を使いました。
それが判じ絵と月の印です。
この2つは一体何を表しているのでしょうか。
そしてその2つの情報がカイドウやオロチ達にバレてしまいました。
なぜ情報が漏れてしまったのかも考察していきます。
判じ絵と月の印とは?
そもそも判じ絵と月の印はどういったものなのでしょうか。
判じ絵とは江戸時代に流行った、絵に書き換えられた文字を当てる遊びです。
問題として描かれる絵は音が通じるだけで、全く無関係なものが組み合わされます。
答えありきで絵が構成されていますので、普通ではあり得ないシチュエーションで描かれます。
ルフィや錦えもん達はその判じ絵を使って、決戦の日と集合場所を図案化して使いました。
つまり、その判じ絵を見ればルフィ達がカイドウやオロチへ謀反を働いていることが一目でわかり、内容まで理解されるといつ襲ってくるのかも察しがつきます。
判じ絵の存在が漏れてしまった時点で、その作戦は水の泡になるといっても過言ではないということです。
また、月の印はどのようなシンボルなのでしょうか。
月とは光月家を連想させ、カイドウやオロチなどを敵対視する証です。
反逆の意思を持つ者達は足首に月の印を入れており、ルフィ達の同胞となり得る仲間達です。
しかし、月の印も見つかってしまったことで、同胞達は敵に次々と捕らえられてしまいました。
作戦はバレて反逆者の素性もバレて万事休すと言った状態です。
今後、打つ手なしの状態で一体ルフィ達はどうするのか、別の案を考えているのか気になりますね。


2つの情報が漏れた理由
なぜ、これほど重要な情報が敵に漏れてしまったのでしょうか。
まず考えられるのは敵に捕まっているハートの海賊団のベポ達が漏らしたということです。
しのぶがローにキレていたように、捕まった仲間が作戦を漏らしてしまうというのは十分に考えられます。
ローは仲間を信じているので、そんなことはないと思うでしょうが、情報が漏れるとすれば一番可能性が高そうです。
しかし、結果がそれではあまりにも短絡過ぎて逆に怪しいです。
作者がそんな簡単な結論に持っていくとも考えにくいので、逆に一番あり得ないかもしれませんね。
他に考えられるのは小紫が狂死郎に斬られた際にこぼした札の存在です。
狂死郎は小紫を斬り捨てた後に何か描かれている札を見つけました。
札に描かれているのは月の印であり、狂死郎は何か察するものがあったのではないかと思います。
そこから反逆者の動きを探し出して見つけ出したのかもしれません。
その場合は情報が漏れたのではなく、狂死郎の偵察力が優れていたということになりますね。
もしくは、麦わらの一味同盟軍に裏切り者がいるのかもしれません。
それであるならば、今後のワノ国の展開がとても興味深くなってきますね。


まとめ
以上、判じ絵と月の印の情報はどこから漏れてしまったのか考察しました。
作戦が漏れてしまった事実はどうすることもできませんので、麦わらの一味同盟軍の新しい行動に期待するしかありませんね。