ワノ国"花の都"の花魁である小紫。
その美貌で、『ワンピース』世界における三大美女の一人とも言われています。
そんな小紫の正体が973話にて判明しました。
小紫は何と光月おでんの娘、光月日和だというのです。
今回は小紫の正体について、そして狂死郎から斬られたのに生きている理由について考察していきたいと思います。
小紫=光月日和
973話で狂死郎の口から小紫が光月日和であることがわかりました。
今までに小紫の正体は何者なのかとファンの間では噂されていました。

ワンピース 第973話 96巻
小紫はワノ国の男を惚れさせて、お金を吸い取るだけ吸い取る悪女のような女性です。
「貧乏人は嫌いでありんす」という言葉は強烈でしたね。
そんな小紫がオロチ城に呼ばれた際、禿であるおトコちゃんを守る場面がありました。
その際に、小紫はオロチの前で自分は侍の娘であると言うのです。
今思えばその侍こそ光月おでんであり、日和である伏線が張られていましたね。
また、小紫は狐のお面を被りながら三味線を引く場面があります。
その曲は「つきひめ」というもので、日和が幼い時におでんによく弾き聴かせていたものです。
このことから、小紫はこの曲を弾くたびにおでんを殺されたことを思い出すのでしょう。
だから狐のお面を被って、その涙を隠していたということですね。
では、何故日和は小紫として花魁をすることにしたのでしょうか。


何故日和は小紫になっていたのか?
何故日和は小紫になっていたのでしょうか。
それは日和であるとバレると、必ず殺されてしまうからでしょう。
狂死郎の元で花魁として姿を隠していましたが、光月家はオロチにとって憎き一族です。
オロチはおでんを殺し、家臣や妻子を全て始末しようとしていたほどなので、変装なしには生きられないでしょう。
しかしまだ日和は幼かったこともあり、自分自身で考えついた訳ではありませんでした。
元々は赤鞘九人男の河松が身を隠し守っていました。
そんなある時日和は花の都に迷い込んでしまい、身なし子として狂死郎に見つけられたのです。
その狂死郎の正体こそ赤鞘九人男の傳ジローでした。
正体を隠しオロチの下に付いている傳ジローは自分の手で日和を守る為に"小紫"とさせたのです。
もしも狂死郎が光月家の家臣ではなく、本当にオロチの仲間だったら恐ろしいですね。
これも光月家の運命であり、ワノ国は滅びるはずのない国であったのかもしれません。
そんな日和は小紫に変装していた際に、狂死郎に斬られました。
しかし、日和本人として生きていることがわかりました。
どうして斬られても無事で居られたのでしょう。
狂死郎に斬られて生きている理由
狂死郎が傳ジローであり、日和の家臣であることは明かされましたね。
つまり、狂死郎が斬り殺すことはありえないのです。
これは予め二人の間で画策されていたことでした。
小紫はワノ国に収まるレベルの美しさではなく、オロチも一番のお気に入りでした。
父親を殺した憎き相手に好意を持たれるほど苦痛なことはないでしょう。
そこで狂死郎は小紫を殺し、オロチから切り離すことを話し合うのです。
そして狂死郎は血のりを小紫に持たせ、いつでも役として消せるようにしました。
小紫はオロチ城にて狂死郎によって斬られましたが、おそらく上手く血のりだけを斬ったのでしょう。
赤鞘九人男の一人であれば、そんなこと容易なはずですね。

ワンピース 第974話 97巻
その後、日和本人としておトコちゃんを連れてゾロと会いました。
これからは小紫ではなく、日和としてワノ国の変化を見ていくことになりますね。


まとめ
以上、小紫の正体は光月日和で、斬られても死ななかった理由について考察しました。
小紫は死にましたが、日和として復活したということです。
これからも日和から目が離せませんね。