今回のテーマは「パンクハザード編で氷漬けにされていた巨人たち」です。
氷漬けの巨人といえば、スリラーバーク編で登場したゾンビのオーズも、氷漬けの状態から見つけ出されたとされていましたが、パンクハザードにも氷漬けにされていた巨人たちがいたのを覚えていましたでしょうか。
今回はそんな巨人たちについて調べてみました。
パンクハザード編とは?



ワンピース 66巻 第655話
ワンピースの単行本でいうと66巻から70巻にあたるエピソードです。
パンクハザードは当時の海軍大将 赤犬(サカズキ)と青雉(クザン)の戦いによって灼熱の地と極寒の地に分断されている異常な島です。その島では以下のような出来事が起こりました。
- トラガルファー・ローと再会しカイドウ討伐が目的の同盟関係に
- 巨大化実験をされている子供たちの救出
- シーザー・クラウンの誘拐を企て成功する
- 人造悪魔の実「SMILE」の存在が明るみに
- スモーカーとの共闘
- モモの助・錦えもんとの出会い
パンクハザード編でドレスローザ編、そしてワノ国編が始動する条件がそろったという感じですね。また、ベガパンクの元で研究をしていたシーザーの登場により、さらにベガパンクの天才ぷりが明らかになることとなりました。
氷漬けにされていた巨人たちとは?



ワンピース 67巻 第660話
パンクハザードの地下には多くの氷漬けされた巨人たちがいました。この巨人たちは一体どのような経緯でここで氷漬けされていたのでしょうか。
この巨人たちについてよく姿がみえませんが、恐らくは近代的な服装をしており、角なども見当たりません。そのため、オーズのような古代巨人族ではなく、巨人族であることが予想されます。
オーズは自然にやられて氷漬けとなっていたところを、ゲッコー・モリアに見つかった経緯がありますが、これらの巨人族は意図的に氷漬けされ、集められた可能性が高いです。
そこでポイントとなるのが以下の点です。
- 施設は元々世界政府の実験施設だった
- 囚人が監獄代わりにつれてこられ人体実験をされていた
つまり、この氷漬けの巨人たちは「世界政府に人体実験用に連れてこられ氷漬けにされた巨人の囚人たち」であろうことが推測されます。
つまり、なんらかの理由があってシーザー・クラウンに命じていたビッグ・マムだけではなく、世界政府も「巨人を使った実験」を行わせていたのでしょう。
そしてその理由も、ベガパンクが血統因子を研究していたことから、ビッグ・マムと同じく人体の巨大化であった可能性が高いです。
巨人たちはインペルダウンで氷漬けにされた?


氷漬けの巨人たちについて、ネットでは一部の読者によって「インペルダウンから運び込まれたのでは?」という意見が目立ちます。
インペルダウンのLEVEL5極寒地獄では、確かに多くの囚人が氷漬けにされていました。また、インペルダウンではほとんど巨人族が見当たりませんでした。
そうなると、確かにインペルダウンで氷漬けとなった巨人族がパンクハザードに運び込まれたとしてもおかしくはありません。
また、クザンがパンクハザードを訪れた理由としても自身が冷凍した「ハグワール・D・サウロ」を探しにきた可能性が挙げられます。サウロは元は海軍でしたが、裏切り者扱いとなっていたため、囚人扱いとなり、巨人族であるためパンクハザードに運び込まれたと考えてもよいでしょう。
となると、クザンをはじめとする大将クラスは、「パンクハザードで何が行われていたか」をよく知っていたことになりますね。
まとめ
パンクハザード編で登場した氷漬けの囚人たちですが、その後どうなったかについては明らかとされていません。
恐らくパンクハザードには海軍をはじめ世界政府がもう一度乗り出すと思われますが、どのように対処したのでしょうか。
また、世界政府はなぜ人体巨大化に乗り出していたのでしょうか。
今後、明らかにされるのが楽しみですね。