天竜人とはこの世の上に立つ存在であり、誰も逆らうことは許されません。
そんなチャルロス聖を殴り飛ばすという大事件が聖地マリージョアでありました。
殴ったのは同じ天竜人のミョスガルド聖でした。
なぜ、このような事件が起こったのでしょうか。
そしてチャルロス聖を殴り飛ばしたミョスガルド聖はような天竜人なのか考察していきたいと思います。
ミョスガルド聖とは何者?
ミョスガルド聖とはどんな天竜人なのでしょうか。
初登場は魚人島でのジンベイの回想にてでした。
10年前にリュウグウ王国に現れた天竜人で、フィッシャータイガーの反乱で逃げた魚人の奴隷を取り戻そうと来ました。
しかし海洋生物に襲われたことで船が難破し、ミョスガルド聖は命からがらリュウグウ王国に漂着するのでした。
ミョスガルド聖は魚人達に自分を助けろと騒ぎますが、奴隷にされていた魚人達は助けるどころか殺されそうになります。
そんな中、オトヒメ王妃が身を呈してミョスガルド聖を庇い、事なきを得たのでした。
まさしく、天竜人らしい性格の持ち主であり、差別は当たり前と考えていましたね。
オトヒメ王妃の慈愛の深さのお陰で助かりはしましたが、魚人達の恨みは相当なもので、天竜人がどれだけ酷いか分かります。
同じ天竜人のチャルロス聖もかなり憎らしかったですが、全く同じような性格でした。
自分本位で他の種族を下等と見ているのが許せないですね!
ではなんで、ミョスガルド聖はチャルロス聖を殴り飛ばしたのでしょうか。


チャルロス聖を殴り飛ばした理由
欲しいものは何でも手に入れる天竜人で、なぜミョスガルド聖はチャルロス聖を殴り飛ばしたのでしょうか。
チャルロス聖が世界会議に来ている人魚姫しらほしを見つけた時の出来事でした。
しらほしを力ずくで捕まえさせ、ペットにすると言ったのです。
さすが天竜人、天竜人が通す道理はない!といった感じですね。
父であるネプチューン王が怒り狂おうとしたその時、ミョスガルド聖がしらほしを守るためにチャルロス聖を殴ったのでした。
そして、ネプチューン王がミョスガルド聖に見覚えを感じ、10年前リュウグウ王国に漂着した愚かな天竜人が私だ!とミョスガルド聖は自己紹介をします。
そして亡きオトヒメに諭され、人間にしてもらった!と改心していたのです。
全力であなた方の力になりたい!と言い、ミョスガルド聖は天竜人とは思えない性格に変わっていました。
それだけオトヒメ王妃の言葉が胸に刺さる程よかったということですね。
あの天竜人の性格さえ変えてしまうオトヒメ王妃は相当素晴らしい人魚であり、その娘であるしらほしもきっとその心を引き継いでいるはずです。
魚人も人間も同じ場所で暮らせる日が来ることが楽しみですね!


まとめ
以上、天竜人チャルロス聖を殴り飛ばしたミョスガルド聖とは何者かについて考察しました。
ミョスガルド聖は人間的な心を持ったことで、チャルロス聖の非道な行動を許せなかったのでしょう。
天竜人の中にもまともな思考ができる人間がいてるという事実がとても嬉しいですね。