今回のテーマはワノ国編で登場した「バリバリの実」「マネマネの実」の能力者についてです。
これまでにバリバリの実はバルトロメオが、マネマネの実はMr.2ことボン・クレーがその能力者として登場してきましたが、ここにきて同じ能力をもつ者が新たに登場しましたね!
彼等は"過去の能力者"なのでしょうか?それとも"同じ能力をもつ者"なのでしょうか。
バリバリの実とは?



超人系(パラミシア)悪魔の実の1つ。
食べた者は、バリア(結界)を自由自在に生み出し操ることができます。
バリアには両手の人差し指と中指をクロスさせる必要があるようです。
防御だけではなく、バリアを動かすことでその庄を利用して相手を押しつぶすといった攻撃も可能です。
対象の範囲には限界があるようですが、今のところ数百メートルの範囲ならカバーできることが分かっています。ただし、同時に複数個所展開することはできないのだそうです。
また、その耐久性やそれを突破する能力(すり抜ける系)については読者の間でいろいろな推測がなされているようです。
個人的には、地中を介してバリア内に侵入することができるのかが気になる所です。
だとするとバロックワークスの彼女なんかは、有利なのかもしれませんね。

現在は、麦わら大船団のバルトロメオが能力者として登場しています。
そしてワノ国編では黒炭オロチを陰から指示していた黒炭せみ丸が同じくバリバリの実の能力者として登場しています。

作中ではまだその生死について明らかにされていませんが、バルトロメオが能力者として存在しているため、恐らくは死亡しているのではないかと考えられています。
マネマネの実とは?



超人系(パラミシア)悪魔の実の1つ。
食べた者は、右手で触った人物の姿を記憶し、その人物に変装することができます。
また、左手で顔を触ることで元の姿に戻ります。
変装の範囲は顔だけではなく、声・体も忠実にコピーすることができます。
しかし、体格や身長などは変化させることはできても、能力や体質はコピーすることができません。
現在の能力者として登場したMr.2(ボン・クレー)はアラバスタ王国の内乱を引き起こすため、この能力を使って国民をだましていました。
そして、ワノ国編では同じ能力を持つ黒炭ひぐらしが登場。

黒炭ひぐらしは黒炭オロチを将軍にするために、光月おでん・光月スキヤキなどに変装。
しかし、カイドウと光月おでんが一戦交える中、光月モモの助に扮し戦いを邪魔したことでカイドウの怒りをかい、カイドウによって殺害されています。

個人的には病を患っていた光月スキヤキはまだしも、光月おでんにどう触れたのかなどの疑問に感じるところですが、まあ城や街の者に変装していたのでしょう。
この黒炭ひぐらしについては、過去にシキと関わっていたり、黒炭オロチとの関係性を曖昧にしていたりと、気になる点がまだまだあります。
黒炭ひぐらしが殺された件についてはこちらもご覧ください。

過去の能力者なのか?同じ能力者が2人いるのか?


悪魔の実は大前提として、"同じ能力の実は同時期に存在しない"とされています。
そのため、その能力者が死なない限り、その能力を有することができません。
そのことからも黒炭せみ丸・黒炭ひぐらしは「過去の能力者」で、もうすでに死亡しており、それらの能力を新たにバルトロメオ・Mr.2(ボン・クレー)が有していると考えるのが普通でしょう。
現に、黒炭ひぐらしはカイドウによって殺されています。
しかし、まだ黒炭せみ丸はその生死が明らかになっていません。
また、これまでの作中の描写からも、能力者が死亡したすぐ近くにある果物にその能力が憑依し、悪魔の実となる可能性が高いはずです。

となると、黒炭せみ丸も死亡していたとして、バリバリの実・マネマネの実はワノ国に留まり、カイドウらもしくはワノ国の住人が食する可能性が高いのではないでしょうか。(ワノ国は鎖国状態にありますし)
もし、黒炭せみ丸が生きていて今後登場するようなことがあれば、同じ能力を有するものが2人存在することになります。
カイドウはシーザーに人造悪魔の実SMILEをつくらせていましたが、黒炭ひぐらし・黒炭せみ丸がそのアルゴリズムなりヒントなりを持っていた…なんていうのは考えすぎでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
黒炭オロチをそそのかした黒幕、黒炭せみ丸と黒炭ひぐらし。
一体2人の能力はどうやってバルトロメオ、ボン・クレーのものとなったのでしょうか。
それとも、なにか壮大な秘密があるのでしょうか…?