キッドがアプーに怒っている理由とは?【ワンピース考察】

ワンピース980話、カイドウの本拠地である鬼ヶ島に上陸したキッドは、アプーを見るや否やすぐさま攻撃を仕掛けました。
その表情は怒りに満ち溢れていて、まるで親の仇を取るかのようです。
一体この二人の間には何が起こったのでしょうか。

今回は同じ最悪の世代であるキッドとアプーの関係に迫っていきたいと思います。

目次

キッドとアプーの関係とは一体?

キッドとアプーはルフィ達と同じ最悪の世代であり、シャボンディ諸島にて億越えのルーキーとして登場したのが初めてでした。
その時は敵でも味方でもなく、お互いに一海賊同士の関係でしかありませんでした。

その後、新世界へ向かうのですが、そこで立ちはだかるのが海を統べる皇帝「四皇」です。
四皇を倒すために必要なのが「海賊同盟」です。

ルフィとローはパンクハザードにて打倒カイドウのために海賊同盟を結びました。
それと同時期に、別の同盟も結ばれていたのです。
それが、キッド、ホーキンス、アプーの最悪の世代の海賊同盟です。

もともと、それぞれ我が強い船長たちなので話はスムーズではありませんでしたが、キラーの仲介もあり何とか同盟関係となりました。
目的はルフィ達と同じく四皇を崩すことであり、キッドは赤髪のシャンクスを狙っていたのです。

ワンピース 第677話 68巻

それにも関わらず、何故キッドはアプーに対して怒りの矛先を向けるようになったのでしょうか。

なぜキッドはアプーに怒っているのか

キッドがアプーに怒っている理由はただ一つ。

それは”裏切り”です。

海賊同盟には付き物で、海賊の世界では裏切られるほうが悪いのです。

キッド・ホーキンス・アプー同盟の前に現れたのは四皇百獣のカイドウで、圧倒的な力の前に為す術がありませんでした。
しかし敗北したのはそれだけが理由ではなかったのです。
実は、アプーはこの時すでにカイドウの部下であり、カイドウが現れたのは偶然はなく必然だったのです。

これがきっかけでキッドは仲間を奪われ、右腕であるキラーは人造悪魔の実”SMILE”によって笑い以外の感情を奪われました。
キッド本人も牢屋に入れられ、キッド海賊団は事実上崩壊となりました。

キッドは恐らく自分が牢屋に入れられたことや戦いに敗れたことに怒っているわけではないでしょう。
仲間が傷つけられたこと、キラーの感情が奪われてしまったことが何よりも許せなかったはずです。
だからこそアプーへの憎しみも大きいのでしょう。

ワンピース 第980話 97巻

海賊同盟に裏切りが付き物であることはキッドも承知の上ではあるはずです。
それでも許せなかったその想いは、極悪非道な海賊ではあっても仲間を想う気持ちは人一倍だったということですね。

ぷに助
 海賊同盟って難しいね 
ぱちぇこ
 あのキッドでも騙されてしまうんだもんな 

まとめ

以上、キッドがアプーに怒っている理由について考察しました。

海賊同盟に裏切りは付きものと言えど、許せるものではありませんね。
キッドの仲間を大切にしている一面が見られたことだけが良かったことでしょうか。

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