今回のテーマは「ロビンとビビについて」です。
読者のなかで気になっている人も多いであろうロビン・ビビの確執ですが、今後再会したときに二人の関係はどうなるのでしょうか?
今回は二人の確執の内容と、再会したらどのような関係になるのか、予想してみました!
ニコ・ロビンとは?


麦わらの一味の戦闘員兼、考古学者です。
元はサー・クロコダイル率いる秘密犯罪結社「バロックワークス」の副社長でしたが、アラバスタ編でルフィに命を救われたことがきっかけで仲間となりました。歴史上の「空白の100年」の謎を解き明かすことを旅の目的としています。
そして、「歴史の本文(ポーネグリフ)」の解読を行える世界で唯一の人物です。
懸賞金は1億3000万ベリーです。
超人系(パラミシア)悪魔の実「ハナハナの実」の能力者で、体の一部をあらゆる場所から花のように咲かせることができます。
生まれはオハラで、考古学者たちとともに過ごし、8歳で博士号を取得します。しかし同時期、その考古学者たちがポーネグリフを研究していることを世界政府が知り、「バスターコール」によって目の前で母を含む故郷を跡形もなく消されてしまいます。
その際に、海軍中将(当時)「青雉(クザン)」により生き延びることができ、青雉とはその後、ウォーターセブン編で再会をしています。
また、同じくウォーターセブン編では、ルフィ達麦わら一味へのバスターコールを行使させないよう、自らを引換にし、死を覚悟したうえでエニエス・ロビーへ連行されてしまいます。その際、自分のために躊躇なく世界政府に宣戦布告したルフィたちに初めて心から「生きたい」と打ち明け、一味に復帰します。この出来事から、これまで一味においても距離があったロビンと仲間の距離が近づきました。
頂上決戦編後の2年の修業期間中は、パシフィスタに飛ばされた「テキーラウルフ」で労働を強いられていましたが、「革命の灯」として、革命軍に助けられ、その後革命軍と行動を共にしていました。
過酷な半生の影響か、時々ネガティブを通り越したブラックな発言を口走ります。
ネフェルタリ・ビビとは?


アラバスタ王国 王女でアラバスタ編では麦わらの一味として共に行動していました。
初登場時はサー・クロコダイル率いるバロック・ワークスの「ミス・ウェンズデー」として登場しています。
悪魔の実のの能力はもっていませんが、わずか16歳にしてバロックワークスでトップ集団に位置することができているため、戦闘能力は高いとみられています。
武器はアクセサリーのような刃物に糸をつけた「孔雀(クジャッキー)スラッシャー」を使用しています。かなり小さい武器ですが、それなりの威力を持ちます。
双子岬でラブーンを食料にしようとしていたところ麦わらの一味に撃退され、その後麦わらの一味を本拠地であるウィスキーパークへ誘導します。
ウィスキーパークでは賞金稼ぎとして麦わらの一味を襲おうと企んでいましたが、その渦中にMr.5とミス・バレンタインによってビビの正体が明かされます。そして、同じく潜入していたイガラムの依頼によって麦わらの一味は一転、ビビを救出し、その後アラバスタでのサー・クロコダイル討伐まで行動を共にします。
サー・クロコダイルの一件が解決したあと、一味から冒険への同行を打診されましたが、王国に残ることを決意し、一味と別れました。
ONE PIECEの中でも絶大な人気を誇る「アラバスタ編」。扉絵連載などでビビなどが登場することはありましたが、ついにビビが世界会議編で本編再登場となりましたね。
さらには、その世界会議編ではDr.くれはやドルトン、ドレスローザ編のレベッカや、魚人島編のしらほし姫、ホールケーキアイランド編のマンシェリーなどとの交流も見られ、ファンにとってはたまらない「総集編」のようなにぎやかさを見せています。
二人の確執とは?再会したら関係はどうなる?


二人の確執とは?
ニコ・ロビンの過去で忘れてはいけないのは、アラバスタ王国を苦しめていたサー・クロコダイル率いる「バロックワークス」の副社長であったことです。
イガラムやビビへの攻撃に対しては、手加減を感じますが、ビビの家臣である「ペル」に対しては、致命傷とまではいかなくともその身体をへし折ってます。
しかし、ビビ・イガラムがバロックワークスに潜入していた当時、その事実を知りながらそれを隠蔽し、手助けしていたのもロビンです。
口ではその行為を「バカバカしい」と言いながらも、きっと生きるために潜入や裏切りを繰り返してきた自分と重ね合わせ、見捨てるわけにはいかなかったのでしょう。
今思えば、初登場時に、バロックワークスにバレないアラバスタ王国までの航路を示した「記録指針(ログポーズ)」を渡したのも、純粋な手助けの一環だったのかもしれません。
ロビンの過去や現在の心情面をみても、ロジカル(論理的)な要素は強くとも、「悪」に対する憎しみは持ち合わせており、クロコダイルに侵略されそうになっているアラバスタ王国に対し、思うものがあったのではないでしょうか。
あくまで当時のロビンの目的は「ポーネグリフ」であり、王国そのものをどうしたいというわけではなかったはずですから。
再会したら関係はどうなる?
結論として、「関係は回復する」と思われます。
もちろん、ペルの件などもありますからすぐにとはならないでしょうが、ペルやイガラムからもロビンからの攻撃について「あの時殺そうと思えば殺せたはず」などといった擁護がありそうですね。
また、ビビも登場時はルフィらの命を狙っていましたから、「私も最初は敵だったもの」とサラっと流して終わりかもしれません。
すでに、ルフィらとロビンがともに行動していることについて、ビビは手配書や新聞を通して知っているようですが、特に怒りを表すこともありませんでした。「(ルフィ達が一緒にいるのは)なにか意味がある」とも発言しており、きっと再会した時にロビンの話をきく姿勢はあるのでしょう。
これまでも、アーロンパーク編でナミを苦しめてきたハチや、アラバスタ王国編で敵だったMr.2との友情なども描かれており、「敵だった相手との和解」というのはワンピースの世界ではセオリーとまでなっているように感じます。
現在、麦わらの一味として仲間入りしているジンベエも、アーロンを解放した張本人であるとして、ナミに謝罪していますね。
きっと再会して、ビビの口から「バロックワークスは許せなかった」けれど、最後身を挺してかばってくれた「ミス・マンデー」や「Mr.9」のこともあり、「憎むべきはクロコダイルただ1人だった」といった結論を出すのではないでしょうか。
個人的には、ネットで見かけた「ロビンよりもブルックのほうが気まずいのでは?」という意見がとても面白かったです。
理由は、登場時Mr.9とともにラブーンを食料とするため攻撃していたからだそうで、言われてみると確かに!!となりますよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ロビンとナミ、いずれは再会するはずでしょうが、その時にどのような会話がされるか、とても気になりますよね。
また、ブルックとビビの会話も気になるところです(笑)
まあ、「ではお詫びにパンツを…」となりそうですが。