万国(トットランド)とは、四皇で唯一の女海賊ビッグマムが縄張りとする多くの種族が住むところです。
名前の通りあらゆる種族が住んでおり、それはビッグマムの夢でもあるのです。
しかし、トットランドには3種族のみ存在していません。
果たしてトットランドに居ない3種の種族とは一体何でしょうか。
トットランドを使った理由
トットランドを作ることはビッグマムの一つの夢でした。

ワンピース 第827話 82巻
それは、幼少期にお世話になったマザー・カルメルの存在が大きいのです。
種族間の差別も何もないみんな同じ目線で暮らせる国を作りましょうとカルメルはビッグマム達に言いました。
ビッグマムは大変お世話になったカルメルのことを尊敬し、カルメルの夢は自分の夢であると考えるほどに敬っているのです。
そのカルメルが羊の家という種族関係なしに世話をする施設を運営していたことも、ビッグマムからすると影響を受けたのかもしれません。
しかし実は、カルメルは人売りの為に施設を運営していたのです。
もちろん小さいビッグマムはその事実は知ることもなく、今も大恩人として心の中に存在しています。
トットランドという国自体はとてもいい考えだと思えますよね。
でも様々な種族が存在するトットランドになぜか3種族だけが足りません。
どの種族なのか考察していきましょう。


存在しない3種の種族
トットランドに存在しない3種の種族とは一体なんでしょうか。
巨人族
一種類目は巨人族となります。
ヴィンスモーク・ジャッジが言ったようにトットランドには巨人族がいません。
これはビッグマムの過去の事件が大きく関係しているのです。
ビッグマムはエルバフで食い煩いによって巨人族を全滅させたことがあります。
そのことでビッグマムは巨人族から恨まれているのです。
憎き相手の作った場所に巨人族も住むはずはありませんよね。
以前ローラが巨人族との結婚を断ったことで、ビッグマムは怒り狂っていました。
それはそれだけ巨人族の力が強く、その戦力があれば海賊王になれると考えているからです。
しかし、巨人族の方もビッグマムがローラの母親という事実を考えれば上手くいく結婚ではなかったとも考えられますね。
火災のキング
二つ目は四皇カイドウの所属する百獣海賊団の最高幹部のキングです。
ビッグマムがワノ国に上陸し、キングに直接勧誘するほどでした。
キングの正体は現在も不明ではありますが、真っ黒な姿に炎を操る力を有しています。
これは悪魔の実とは異なって、もともと備わっているものでしょう。
悪魔族なのか、翼竜族なのかは不明ですが今までに見たことがない種族ではあります。
キング以外にも同じ種族がいるのかすら不明ですので、もしかしたらキングがその一族の唯一の生き残りなのかもしれません。
既に存在し得ない種族
最後の種族に関してはこの世の中にいない種族であるとビッグマムが話していました。
その種族は単に絶滅してしまったのか、それとも歴史によって消されてしまったのかは不明です。
消されてしまったのであれば、それは世界政府や天竜人達によるものでしょう。
これからも登場することのない種族なのでしょうか。
もしかすると、イム様こそその種族であるのかもしれません。
そうなると消された種族ではなく、神に近い種族という垣根を超えたものでしょう。
イム様がトットランドに住むことはまず有り得なさそうですので、トットランドの完成は難しいかもしれません。


まとめ
以上、トットランドに居ない3種の種族について考察しました。
全種族が平和に暮らせるトットランドの完成まではまだまだこれからですね。
3種の種族がすべて判明するまでこれからの物語が楽しみです!