以前よりキャラクターの強さについてまとめてきましたが、今回は、「冥王 シルバーズ・レイリー」についてです。
ロジャー海賊団副船長として、海賊王ゴール・D・ロジャーの右腕だったレイリー。
そんなレイリーの強さや、気になる海軍大将 黄猿(ボルサリーノ)との関係についてもまとめてみました!
シルバーズ・レイリーとは?


海賊王 ゴール・D・ロジャー率いるロジャー海賊団副船長であった経歴をもちます。
悪魔の実の能力者ではありませんが、覇王色・武装色・見聞色すべての覇気を会得しています。
シャボンティ諸島では、コーティング職人として麦わらの一味をシャボンコーティングし、また海軍大将 黄猿を足止めしたことで、ルフィらの魚人島行きをサポートしました。
頂上決戦編では、再びルフィの元へ現れ、麦わらの一味全員への2年の修業期間を提案します。そしてルフィはレイリー直々に修業をつけました。その結果、ルフィは高いレベルで覇気を会得し、2年前とは比べ物にならないほど、強くなりました。
そんなレイリーはルフィを送り出したあと、しばらくの間登場していません。
そこで、レイリーの今後の再登場を予想してみました。
- ワノ国編終了後、ポーネグリフに関して麦わらの一味がレイリーを訪ねる
- 海軍がロックス海賊団について動きだし、レイリーのもとを訪れる
- 麦わらの一味がラフテルへ動き出したころに、レイリーが現れる。
レイリーはポーネグリフに関してもなにか知っているようでしたので、麦わらの一味がワノ国での騒動を終結後、ワノ国で明らかになったポーネグリフに関する情報をもって、レイリーを訪れることはあるかもしれません。
また、世界会議編では海軍の会話のなかで「ロックス海賊団」について話題があがっていました。このロックス海賊団には、レイリーと深い仲であろうシャッキー(シャクヤク)がメンバーであったと推測されているため、ロックスの元メンバーの状況を探ろうとした海軍が、シャッキーの元を訪れ、レイリーもその場に同席する可能性もありますね。
最後に挙げたラフテルへ動きだしたタイミングでは、かなり登場まで間が空いてしまいそうなので、ファンとしては、前者2つのどちらかだとありがたいですね。
覇気は?強さは?


レイリーは悪魔の実の能力者ではないとされていますが、それでも登場キャラクターのなかでも上位の強さを誇ります。
その理由としては、覇気を3種類とも会得しており、さらにそれが、かなり高いレベルにあるためといえます。
レイリーのとんでもない強さを表すシーンは以下のとおり。
- 超新星・最悪の世代を軒並み倒してきた黄猿を剣一本で止める
- 超巨大な海王類を素手で殴り倒す
- ギア4の状態のルフィを簡単に殴り飛ばす
- 異常なまでのスピード
また、航海技術をはじめとするそのほかの能力にもたけているようで、その知識・導く力・戦闘力の高さはからも、「スター・ウォーズ」でいうとさしずめ「ヨーダ」といったところではないでしょうか。
ロジャーのクルーであったからか、「ラフテル」「空白の100年」「ワンピース」についても知っていることが多そうですが、あえてそのことについてはあまり口にしません。
個人的には、レイリーがシャボンティ諸島でコーティング職人という麦わらの一味にとって、都合のよい存在として現れたことがとても気になります。
麦わらの一味が向かった魚人島には「ノア」がありましたから、レイリーは「Dの名を持つ者を魚人島に導く役目」を担っていたのではないでしょうか。いわば、「ノア」の門番であるという説です。
ロジャーとともにすべてを見てきたであろうレイリーですから、そこで自身の宿命だと感じた、もしくはロジャーにその役目を任されたのでは…とも考えられます。
黄猿との関係は?その戦闘シーンがやばすぎた!?


シャボンティ諸島でルフィら麦わらの一味を逃がすため、黄猿を足止めしたレイリー。
78歳とは思えぬ強さで、演技か本気か息を荒げながらも自然系(ロギア)能力者である黄猿を純粋な戦闘力と覇気のみで食い止めていました。
その際、レイリーは黄猿のことを「黄猿くん」と君付けで呼びます。このことから、黄猿についてある程度認識している、さらには面識があるのではないかと考えられています。
レイリー78歳、黄猿58歳、その差20歳と年下に向けた発言にしては、黄猿をよく知ったうえでの皮肉を込めた口ぶりでしたから、過去に何らかの関係があったのではないのでしょうか。
ロジャーの処刑は24年前ですから、当時はロジャーが54歳、黄猿は34歳です。
黄猿の過去については、12年前の46歳の時点では中将であったことのみ確認されていますが、ロジャー海賊団を追う中将たちの中に年下である青雉(クザン)がいたことからも、すでに中将であったのではないかと考えられます。
そのため、2人の間に因縁のようなものは特に感じませんが、ガープ同様、ロジャー海賊団と多く戦い、出会うことは多かったのではないでしょうか。
気になるのは、その黄猿との戦闘シーンです。
レイリーを前にし、黄猿は「軽い気持ちでいたのに…」と口にします。このことからも、黄猿にとってレイリーが「骨の折れる相手」であることがわかります。
かたや、超新星・最悪の世代をけちらす自然系(ロギア)悪魔の実の能力者である海軍 大将を20歳も年上のレイリーが刀のみで食い止める様子は、レイリーの強さをよりひきたてる形となりました。
まとめ
ルフィにとって「師」ともいえるレイリー。
そんなレイリーはルフィを見送ってから長らく登場していません。
再び、レイリーが登場する際には、物語が大きく動く、またはルフィがさらにもう一段階強くなるような気がします。
今後の展開が楽しみですね。