今回のテーマは、ワンピースの世界で連絡を取るうえで欠かせない「電伝虫」がテーマです。
電伝虫について、改めて調べるとともに、電伝虫にまつわる謎についてもご紹介していきます!
電伝虫とは?



ワンピース 14巻 第126話
電伝虫は、我々の世界でいうカタツムリのような"生き物"です。
元々、電波で仲間と交信する性質があり、それを利用することで、電話のように使用することができます。
そのため、人間によって受話器やボタンが取り付けられています。
個体を番号で識別しており、それこそ電話番号のように、任意の電伝虫同士での交信が可能です。
その交信の範囲はかなり広く、国をまたいでいても交信が可能です。
また、喋っている人間の感情や特徴をマネするため、作中では会話に名前がでてこなくとも、電伝虫の姿によって、通話相手を推測することができます。

ワンピース 82巻 第821話
電伝虫の種類は?


現在、作中に登場している電伝虫は、10種類程度です。
特に有名なのは、エニエス・ロビー編で登場した、バスターコール専用の「ゴールデン電伝虫」ではないでしょうか。
各種類について、以下でご紹介していきます。
子電伝虫
手のひらほどのサイズだが、電波が弱い。画像保存ができるタイプもいる。

ワンピース 19巻 第173話
黒電伝虫
とても小さいサイズで、主に盗聴用。他の電伝虫の電波を拾うことができる。

ワンピース 15巻 第127話
ゴールデン電伝虫
金色の電伝虫。バスターコール専用。

ワンピース 42巻 第409話
シルバー電伝虫
銀色の電伝虫。ゴールデン電伝虫からの信号受信専用。
監視電伝虫
動き回って監視を行う電伝虫。目で見た内容を、映像電伝虫などに送信する。
映像電伝虫
映像・音声を送受信できる電伝虫。大・小の電伝虫が対になっており、大きい方が映像をスクリーンなどに投射し、小さい方がその映像を撮影する役割を担う。
自走式映像転送電伝虫
監視電伝虫のように、動き回りながら映像を送信する。劇場版のみに登場。
白電伝虫
盗聴を妨害するための電波を飛ばす電伝虫。他の電伝虫に接続して使用される。

ワンピース 60巻 第593話
ツノ電伝虫
他の電伝虫の通信を妨害する電波を発する電伝虫。
スマートタニシ(スマシ)
ワノ国に生息する携帯用電伝虫。タニシのような姿をしている。
電伝虫の謎


まだまだ謎の多い電伝虫。そんな電伝虫の謎について、いくつか調べてみました!
野生にかえる?
生き物に人間が手を加えたことによって、通信機器として存在している電伝虫。
もちろん、野生の電伝虫もいれば、逆に"野生にかえる"こともありえます。
かつて、トンタッタ族が取り付けられた機械を外し、電伝虫を野生にかえしたことも。
また、その際にはロビンが野生にかえった電伝虫に対して困った様子をみせており、逆にフランキーが野生の電伝虫を使用できるようにするといった描写もあったことから、野生の電伝虫を使える状態にするには、ある程度のメカニックの知識が必要なようです。

ワンピース 76巻 第755話
殻が壊れても平気?
作中で、サンジが電伝虫を握りつぶしたシーンがありました。
しかし、これに関しては殻部分のみが破損しており、電伝虫自体は無事なのだとか。
ただ、我々の世界のカタツムリは、殻が割れると体が乾燥して死んでしまうことも。
電伝虫は砂漠などでも生息していますから、一応その心配はないですね。

ワンピース 38巻 第367話
養殖の電伝虫がいる?
電伝虫に関して読者の間でよく疑問に挙げられているのが、「野生がいるなら養殖もいるのか?」また、「子供などもできるのか?」という点です。
前者の疑問においては、電伝虫の養殖や使用できる状態に加工する業者というのは存在していそうですね。
前述にもあるように、電伝虫を使用できる状態にするには、フランキーのようにある程度メカニックの知識が必要なようです。
そうなると、電伝虫を専門的に販売する業者がいる可能性はかなり高いといえます。
また、繁殖するのかどうかについても、"繁殖する"という可能性が高いでしょう。
電伝虫はあくまで生き物。
そのため、なんらかの形で繁殖しなければ種が途絶えてしまいます。
その場合、カタツムリが雌雄同体であることから、電伝虫も雌雄同体であることが予想されます。
まとめ
ワンピースの世界には、ユニークな生き物がたくさん登場します。
そのなかでも電伝虫はファンの間で御馴染みの生き物です。
これまでに、多くの種類が登場していますが、まだまだ登場していない種類もありそうですね。
今後、新種が登場するかどうか気になる所ですね!
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