先日より、キャラクターの強さについてまとめてきましたが、今回は「コラソン」についてです。
ドンキホーテ・ドフラミンゴの実の弟でありながら、海軍中佐でもあったコラソン。
トラガルファー・ローを助け死んでしまった彼の強さや能力、そして生存説などを調べてみました!
コラソン(ドンキホーテ・ロシナンテ)とは?


元王下七武海 ドンキホーテ・ドフラミンゴを船長とするドンキホーテ海賊団の元最高幹部を指すコードネームです。
本名はドンキホーテ・ロシナンテで、ドフラミンゴの実の弟であり、兄と同じく元天竜人でもあります。
しかし、実は海軍本部 中佐という肩書を併せ持ち、元海軍元帥 センゴクの部下としてドンキホーテ海賊団で潜入調査を行っていたのです。
懸賞金額は不明で、超人系(パラミシア)悪魔の実「ナギナギの実」の能力者です。
元天竜人であったドンキホーテ一家は天竜人を憎む市民から迫害を受け、コラソンが8歳のころにドフラミンゴは地上に降りることを提案した父を元凶とし、憎み殺します。
その際、兄の元を逃げ出したコラソンを保護したのがセンゴクでした。
また、ドンキホーテ海賊団潜入中に入団してきた「トラガルファー・ロー」に超人系(パラミシア)悪魔の実「オペオペの実」を盗み出し与えたのもコラソンです。
しかし、その行為はドフラミンゴへの裏切り行為となり、さらにはローに託した海軍への情報が海軍に潜入していたドンキホーテ海賊団 ヴェルゴにわたってしまったことで裏切りがばれ、ドフラミンゴに殺されてしまいました。
コラソンはローにオペオペの実を与えましたが、同時にローが「D」の名を持つものと知り、ドンキホーテ海賊団から離脱するように言った人物でもあります。
コラソンの言葉からしても、やはり「D」の一族と天竜人には深い因縁があることは明らかです。
しかし、気になるのは、マリージョアへ一家が帰ることを拒んだことで、天竜人をも深く憎んでいるはずのドフラミンゴに、ローが「D」の一族であることを隠そうとしたことです。天竜人と敵対状態にあるドフラミンゴにとってはローが「D」の一族であろうと特に問題がないようにも思えますが…。
可能性としては、ローがドフラミンゴに「なんらかの形で利用される」ことを恐れた…ということもあり得ます。しかし、コラソンも深くは知らないようでしたので、ただ、直感でドフラミンゴにバレたらまずいと思ったのかもしれませんね。
ナギナギの実の能力とは?強さは?


音を消すことができる「無音人間」です。
周囲の音を聞こえなくさせることができます。戦闘能力には直接的に影響はありませんが、侵入・暗殺などの隠密行動には有効であるといえ、潜入捜査中のコラソンにはもってこいの能力だったのではないでしょうか。
悪魔の実の能力を除いた戦闘力もそれなりに高く、手榴弾や銃などを用います。ドンキホーテ海賊団では最高幹部、海軍でも若くして中佐の座につくほどですから、強さはある程度あったのではないでしょうか。
特に見聞色などを会得していない者に対しては、ナギナギの実を使うことで「気配」を消しやすいですから、より有効であったといえるでしょう。
個人的には、コラソンの能力は覚醒などでより対象が広範囲になれば、元々の射撃の腕と合わせてかなり遠い位置からの暗殺が可能ではないかと考えます。
でも、やはり見聞色の使い手には通用しませんから、そのあたりが戦闘においてはネックとなりますね。
実は生きている?!再登場は?


わずかながらの登場にも関わらず、キャラクター人気投票で16位を獲得するなど、絶大な人気を誇るコラソン。
そんなコラソンは実は、855話の扉絵に再登場しています。幼少期のローと犬に焼き芋を与えている過去の様子が描かれていますが、亡くなったキャラクターが扉絵に登場するのはかなり珍しいことです。
また、ネットでは、コラソンの目が「赤」であることから、海上レストラン「バラティエ」にきた「赤い目の男」が実はコラソンなのでは…という意見も。
コラソンはドジっ子ですから、確かにあり得なくはないですね。
しかし、一方で尾田先生は「コラソンは死んだ」と名言していますから、生きている可能性は低いような…。
しかし、まだまだマリージョア、そして天竜人に関する情報を握っていることを匂わせているドフラミンゴ。彼の口からその秘密が明かされたとき、回想などでコラソンが再登場することは十分にあり得るのではないでしょうか。
まとめ
ローの命の恩人でもあり、センゴクにも大切に思われていたコラソン。
わずかながらの登場でありながら、その魅力的なキャラクターは多くの読者に愛されました。
バラティエに登場した「赤い目の男」がコラソンであるならば、かなりの盛り上がりとなることは間違いなしです。
過去にしろ、生存していたにしろ、再度の登場を期待したいですね。