ミンク族のキャメロット、そしてぺコムズは麦わら海賊団を助け出すために変身していました。
そのミンク族の変身こそが月の獅子スーロンといわれるものです。
普段の戦闘力とは比べ物にならないほどの力で、ビッグマム海賊団ですら手を焼くほどのものです。


月の獅子スーロンとはどのようなもので、その強さとはどれほどのものなのでしょうか。
実際にスーロン化したキャメロットとぺコムズを元に考察もしていきたいと思います。
月の獅子スーロンとは一体?
月の獅子スーロンとはミンク族の奥の手も呼ばれている真の姿であり、満月を見ると変身することが出来ます。
スーロン化するときは、訓練を受けていなければ、暴走してしまい理性を失う可能性があります。
そのため、むやみやたらスーロンになることはできないのです。
キャメロットが変身したのは、麦わらの一味がビッグマム海賊団のダイフクに追いかけられている時です。
月を見ることによって、キャメロットの髪の毛が伸び、目が真っ赤になります。
さらに体つきもすらりと大人の雰囲気を醸し出すようになって、普段のキャメロットとは別人のようないで立ちです。
また、ぺコムズが変身したのは、ビッグマム海賊団が総動員してルフィを待ち構えているときに、ルフィを鏡の中から無事に脱出させるためでした。
ぺコムズも普段とは全く異なる様子であり、体は巨大になり目を真っ赤にし、まるで月の獅子そのもののような姿になるのです。
しかし、ぺコムズのスーロンはすぐに暴走してしまうという欠点があります。
そのため、ぺコムズの場合は理性のコントロールすることが難しく、ペドロでしか暴走するぺコムズを止めることはできません。


スーロンは訓練を受けているミンク族に許された力なので、スーロンを使いこなすことのできるということはもともとある程度の力を有しているということになりますね。
スーロンの真の強さとは?
スーロンを使ったミンク族はどれほど強くなるのでしょうか。
キャメロットの強さ
まずはキャメロットが空中での方向転換を自在に操っていました。
まるでムササビのように水面ぎりぎりを滑空している様子で、電撃を纏いながら飛び続けることが出来ます。
さらには目にすら追うことが出来ないほどの超高速移動で、敵を倒し、船の舵輪をもぎ取っていきました。
電撃技であるエレクトロをうまく使いこなし、空中を飛び回り、さらにアクロバティックな動きを可能にするほど身軽になっていました。
ぺコムズの強さ
ぺコムズの場合は暴走してしまうという欠点があるものの、巨体から繰り出されるパワーは敵を次々と吹き飛ばしていきます。
実際にビッグマム海賊団の兄弟たちもぺコムズの一撃で、地面に叩きつけられていました。
さらに、体の大きさからは考えられないスピードを有しているため、ぺコムズの攻撃を避けることも難しいです。
もしも、ぺコムズがスーロンで完全に理性を取り戻すことが出来ていれば、もっと強かったことは間違いないでしょう。
二人のスーロンの強さを見ていきましたが、一人だけでもかなりのパワーアップをしていることが分かりましたね。
もしも、ゾウの国に百獣海賊団の幹部ジャックが来た時に、ミンク族がスーロンになれていたら負けてはいなかったでしょう。
しかしスーロンになれなかった理由があるのです。
スーロンの弱点としては、満月のみでの発動であることと、かなりの体力を消耗してしまうことです。
特に満月でないとスーロンになることが出来ないのは戦闘するにおいては困った条件となりますね。
しかしそれだけの力を有するということなので、仕方がありません。
もしも、満月の時であればペドロもペロスペローに簡単に負けることもなかったと思います。
さらにロー率いるハートの海賊団のベポやイヌアラシやネコマムシなど強力なミンク族がまだまだいます。
ワノ国では各々がスーロンとなり、ルフィ達と共に四皇カイドウを打ち破るかもしれませんね。
まとめ
以上、月の獅子スーロンの詳細と強さについて考察しました。
ミンク族の奥の手であるこの技は今後も必ず登場するはずですし、ルフィ達を助けてくれるはずです。
更なるスーロンの力が見られることを楽しみにしましょう。