ワノ国編にて、「20年」という言葉がキーワードとなっています。
光月おでんがトキに20年後に飛ぶことを勧めました。
トキは家臣達や我が子モモの助を20年後に飛ばしました。
一体何故おでんは妻であるトキに20年後先へ飛ぶことを勧めたのでしょうか。
今回は20年後の謎について考察していきたいと思います。
おでんが20年後に先へ飛ぶことを勧めた理由
何故おでんがトキに20年後先へ飛ぶことを勧めたのでしょうか。
トキは悪魔の実のトキトキの実を有しております。
トキトキの実は過去には戻ることは出来ませんが、未来へ飛ぶことができます。

ワンピース 第973話 96巻
おでんは妻のトキがこの能力者であることを知っているので未来へ飛ぶことを勧めます。
それは現在、ワノ国がオロチとカイドウによって必ずおでんを殺そうとするからです。
おでんは未来に飛んでしまえば、妻の命や我が子の命が安全になると思ったのでしょう。
しかし、「20年後」ということが大切なのです。
これはおでんが海賊王ロジャーとの旅の際に知った歴史の事実が関係します。
ロジャー達は最果ての地ラフテルに到達しましたが、まだ早すぎたと話していました。
そして、魚人島でロジャーとおでんのみに海王類の話す声が聞こえ、2人の王が生まれ、僕らもずーっと待っていたと言うことです。
つまり、20年後に世界をひっくり返す、世界が待ち望む人物が生まれるという歴史をおでんは知りました。
ワノ国の癌や世界の問題を解決できるのがその人物であり、その期間が20年後であるというのです。
だからこそおでんはトキに20年後に飛ぶことを勧めたのです。
結果として、トキは赤鞘九人男とモモの助を20年後の未来に飛ばすこととなりました。
では、20年後に世界が待つ人物とは何者でしょうか。


20年後に待つ者とは?
20年後に待つ者を明らかにするために、時系列に沿って考察しましょう。
現在から約29年前、おでんはロジャーと共に世界の旅に出ており、その時に海王類の話を聞きました。
生まれてくるのにいち十コ、大きくなるのにいち十5コ。
現在から19年前に生まれてきた人物が海王類のいう2人の王の誕生でしょう。
一人は人魚姫についてですので、もう一人が20年後に待つ者となります。
24年前にロジャーが処刑され、20年前におでんとトキがカイドウによって殺されました。
その直前に二人で話していたことが20年後に飛ぶ話をしていたのです。
海王類の会話を聞いた9年後の出来事で、この翌年に生まれる人物が重要となります。
つまり19年前に生まれる人物、それこそ『ワンピース』の主人公、ルフィです。
20年後というのはルフィが19歳の歳であり、一番全盛の時ということですね。
おでんがいう20年後に待つ人物はルフィであり、ワノ国を開国させる人物でしょう。
それまでに協力できるワノ国にしなければならないと言葉を残し亡くなりました。
しかし赤鞘九人男が主君であるおでんの意志を受け継いで、錦えもん達はルフィに協力します。
おでんの思い虚しくトキが20年後に飛ぶことはありませんでした。
しかし、モモの助は20年後の未来へ飛び、世界が待つ男に会うことが出来ました。
ワノ国が開国となるのかこれからも注目ですね。

ワンピース 第972話 96巻


まとめ
以上、20年先へ飛ぶことをトキに勧めたおでんの理由について考察しました。
20年後に力をつけたルフィがワノ国に上陸しました。
おでんの思い、ワノ国の開国を背負ってオロチとカイドウを打ち倒して欲しいですね。