以前より海軍の強さについてまとめてきましたが、今回は「黄猿(ボルサリーノ)」についてです。
黄猿は、「どっちつかずの正義」を銘うって、ひょうひょうとつかみどころがなく、その腹のうちはよめません。
今回は、そんな黄猿の強さや、死亡説についてもまとめてみました!
黄猿(ボルサリーノ)とは?


海軍大将の1人です。つかみどころがなく、感情も表にださずひょうひょうとしている印象を受けます。
そして、自然系(ロギア)悪魔の実「ピカピカの実」の能力者です。
初登場となったシャボンティ諸島編では超新星4人を1人で圧倒し、マリンフォード編では猛者とやりあうも、無傷に終わりました。
また、海軍の科学部門を担当していたようで、Dr.ベガパンクのつくったパシフィスタにも深くかかわっているようです。
さらには、現在カイドウの部下であり、元海軍少将のX・ドレークは黄猿の部下であったかのような描写もされています。個人的にはこの関係性が、今後大きく物語にかかわってくるのでは、と考えています。
海軍そして黄猿が、パシフィスタをはじめとしたDr.ベガパンクを利用して実行しようとしている「何か」もしくはその「仕組み」をX・ドレークは知り、絶望し、海軍を後にしたのではないかと考えられるからです。
今後、X・ドレークが登場するにつれ、黄猿が、そして海軍が何をしようとしているのかが明らかになるのではないでしょうか。
ピカピカの実の能力とは?


高速移動やレーザー攻撃など、自分の体を光にすることができる「光人間」です。光の速度は時速1億km以上で、悪魔の実の能力者の中でも最速と言われています。
レーザーは着弾点で大爆発を起こすなど、攻撃力とそのスピードはかなりのもので、相当高いレベルの見聞色を会得していないと対戦は難しいでしょう。
また、光通信の容量で、体を再構築することもできます。
ピカピカの実の対抗馬として考えられるのは「フランキー」と「エネル」ではないでしょうか。
フランキーはDr.ベガパンク仕込みのレーザーを備えていますし、エネルは「ゴロゴロの実」の雷人間です。雷は光より速度は劣るものの、その威力や攻撃の規模がかなり大きいです。
また、ピカピカの実の攻撃が速いといっても、見聞色があるレベルまで達していれば攻撃を防げるようなので、そこまで大きなハンディとはならないでしょう。
現に、レイリーやベンベックマンなんかも攻撃を止めていましたからね。
カイドウとの戦いで死亡?


実は、黄猿はカイドウとの対決で死亡する説がネット上でささやかれています。
それは、黄猿の部下、戦桃丸のモチーフが「金太郎」であることから、推測がされています。金太郎は、「源頼光」という武士に仕え、「鬼」と呼ばれる「酒吞童子」を倒しますが、源頼光は最終的には死んでしまうのです。
この源頼光にあたるのが、黄猿ですし「ピカピカ」=「光」でもあることから、可能性は高いといえます。
個人的には、対戦相手はカイドウではなく、「酒吞丸(アシュラ童子)」が対戦相手ではないかと考えています。
あくまで金太郎の物語では酒吞童子が敵ですし、黄猿は海軍です。海軍・四皇・王下七武海は世界の三大勢力といわれ、均衡を保つ象徴でもあります。そのため、海軍である黄猿が四皇であるカイドウに手をだすとは考えにくいと考えられます。
また、赤犬はワノ国にゆかりがありそうに見えながらも、ワノ国への手出しをしぶっていましたので、このままワノ国編では黄猿もなにもアクションを起こさない可能性もありますね。
まとめ
信念がはっきりとしている赤犬や青雉と異なり、どこかつかみどころのない黄猿。
映画やなんかでは実はこのタイプが一番悪い奴だったりするので、油断は大敵です。
黄猿は一番Dr.ベガパンクやパシフィスタの開発に近い存在のようですので、黄猿について紐解かれるたびに、海軍のたくらみが明らかにされるのではないでしょうか。
今後の展開が楽しみですね。