光月トキとはモモの助の母君であり、光月おでんの妻になります。
20年前に夫と共に九里を治めていましたが、オロチによって支配、夫であるおでんは殺されてしまいました。
その際、光月トキは自身の持つトキトキの実を使い、家臣とモモの助を未来に飛ばしたのです。


なぜ光月トキは20年後の未来に息子や家臣を飛ばしたのでしょうか。
何か意味が含まれているのだろうか今から考察していきたいと思います。
5人の侍とは誰か?
トキトキの実で飛ばされた5人とは誰だったのか見ていきましょう。
一人目は、「光月モモの助」です。
モモの助は九里の大名の跡取り息子であり、ドラゴンに変身する人造悪魔の実の能力者です。
父親を倒したオロチと四皇のカイドウを敵とし、ルフィとともにワノ国に向かいました。
ゾウの国ではズニーシャ(像主)と会話することができ、命令を下すことができたことから何かしらの力を秘めていると思われますね。
二人目は、「錦えもん」です。
パンクハザードで初登場した侍で、異名は「狐火の錦えもん」です。
切れない炎はないと、炎を切り裂く狐火流を習得している凄腕の剣士です。
また、頭の上に葉っぱや石を乗せることで、それを服に変身させることができることからフクフクの実の能力者として考えられていますね。
三人目は、「雷ぞう」です。
光月家に仕える忍者であり、体が大きく顔もまた厳ついうえに大きいです。
忍者のイメージからはかけ離れており、くノ一に振り向きもされないぽっちゃり体型です。
しかし煙遁の術や分身の術など忍者としての技はしっかりと使えますし、現在投獄されたルフィを救うため手錠のカギを探しています。
四人目は、「カン十郎」です。
錦えもんの同心であり、歌舞伎役者のような風貌をしている侍です。
自分で描いた絵を実体化させることができる能力がありますが、画力が果てしなく乏しいため鳥を描けば飛びずらい奇妙な鳥で、食べ物を描けば腹を壊すものばかりであります。
戦闘シーンはまだないが、ドレスローザでドフラミンゴの鳥かごを押す際に武装色の覇気があることは分かっています。
五人目は、「お菊」です。
ワノ国に住んでいる女性で、ワノ国の横綱である浦島も惚れるほどの美女です。
ルフィやゾロよりも身長が高く、かなり腕があると思われる侍でもあります。


20年後に飛ばされた理由とは?
5人の侍を未来に飛ばしたトキトキの実ですが、なぜ20年後であったのでしょうか。
一つは、トキトキの実の能力の限界という考え方ができます。
20年後というのはあくまで目安であり、四皇のカイドウを倒すためには今とは違う時代で、未来であればカイドウよりも強い人物が出てくるということに賭けた可能性がありますね。


他に考えられるのは、Dの名を持つものが20年後に現れることをあらかじめ知っていたということです。
光月トキの夫であるおでんは元海賊王ゴール・D・ロジャーの船に乗っていました。
このことからおでんがDの秘密を知っている可能性があり、それであればその秘密を光月トキが知っていることは不思議ではありません。
ルフィが生まれていい年ごろになるであろう時代に飛ばすことで、ルフィが宿敵カイドウを倒すためのキーパーソンととらえていたのかもしれません。


まとめ
以上、光月トキが5人の侍を20年後に飛ばした理由の考察をしました。
詳しい理由や本当の理由は分からないのですが、ルフィ達と関わったことは偶然とは思えません
今後トキトキの実が解明されるときにすべての謎がわかると思いますので、とても楽しみですね。