赤鞘九人男とはワノ国編で登場している謎の人物たちです。
光月おでんの元家臣であり、実力はかなりのもので、相当腕が立つと言われている集団です。


現在、赤鞘九人男は四人判明していますが、他五人の正体は一体誰なのでしょうか。
そのメンバーとモデルについても考察していきたいと思います。
赤鞘九人男の正体とは?メンバー全員は誰なのか?
赤鞘九人男は主君であった光月おでんが死んでしまったことにより、現在はバラバラになってしまいました。
その赤鞘九人男が今後集結し、カイドウを打ち破るのではないかと考えられています。
ここで、現在わかっている四人の赤鞘九人男をまず見直しておきましょう。
一人目は狐火の錦えもんです。
狐火流を習得しており、炎を切り裂くことができます。
錦えもんも「拙者に切れぬ炎はない」と言い切っています。
主君である光月おでんの子息であるモモの助に一番近い距離で見守っていた錦えもんは、おそらく赤鞘九人男のリーダーであると考えられますね。
また、頭に石や葉っぱを乗せるとそれを服に変えることができることからフクフクの実の能力者だと思われ、他人にもその能力の影響を与えることができます。
二人目はカン十郎です。
カン十郎は歌舞伎役者のような見た目をしており、自分の筆で描いた絵を実体化する能力を持っています。
基本的に絵を描くのが下手くそなので、描かれた絵から生まれた生き物は気の毒なものばかりです。
三人目は雷ぞうです。
三等身ほどしかない顔も体型も大きい忍者です。
しかし、素早さや忍法を使いこなすなど忍者らしい技を有しており、かなりの実力を持つ忍者であることは間違いないです。
四人目はお菊です。
九里にある「おこぼれ町」にあるお茶屋で看板娘として働いていました。
剣の腕はとても達者で、横綱である浦島のまげをあっさりと切り落としました。
見た目はかわいらしい女の子のようですが、赤鞘九人男の一人という事は男だったのですね。
五人目以降の残り人物は一体誰なのでしょうか。
まず考えられる人物は、刀鍛冶の天狗山飛徹です。
912話で「わしもまた人を長く待っている」と言ったことから、おそらくモモの助や他の赤鞘九人男のことを指していると考えられます。
天狗のお面をつけているのも、オロチに素性がばれないようにしている可能性もありますね。
次に、丑三つ小僧という人物です。
まだ正体は判明していませんが、花の都で人気があり、金持ちからお金を盗み、そのお金を貧乏長屋にまき散らしていることから今のワノ国に反発していることがわかります。
監視の厳しいワノ国でそれだけのことができているという事は、かなりの実力者であり、光月家の関係も考えられますよね。
他に、河松、傳ジロー、アシュラ童子が赤鞘九人男ではないかと考えられています。
錦えもんがかつて光月おでんに仕えていた三人で特に探してほしいと言っており、彼らがいれば百人力とのことです。
赤鞘九人男のリーダーにこれほどを言わしているという事はこの三人も赤鞘九人男であるに違いないですね。


赤鞘九人男のモデルは?
赤鞘九人男のモデルは旗本奴の「赤鞘組」と言われています。
旗本奴とは江戸時代に存在しました傾奇者集団です。
「赤鞘組」に関しては江戸時代では無頼漢が多くいる悪者集団と考えられていて、ワンピースの赤鞘九人男も悪人とされていますね。


旗本奴の「赤鞘組」と共通点がありますが、ワンピースの赤鞘九人男は悪人に仕立てられているので、その点だけは違うかもしれません。
まとめ
以上、赤鞘九人男の正体、メンバーとモデルについて考察しました。
現在散り散りになってしまっていますが、モモの助を主君として再び集まってくることが考えられます。
そして麦わらの一味同盟軍と共闘し、ワノ国を奪還することを期待してしまいますね。