今回のテーマは「空島の四神官」についてです。
空島でかなりのインパクトを残した四神官について、その強さやその後をまとめてみました!
空島とは?


空中にある島全般を指します。
空島は1つではなく、多くの島が存在しているようで、本編の「空島編」は主に「スカイピア」での冒険を指します。
空中に存在している理由は島によって異なるようで、スカイピアの場合は白々海という雲で満たされた海に浮かぶ「島雲」でできています。
どうやら海楼石が含まれているようで、この海楼石の性質も、のちのち伏線として回収されるかもしれませんね。
エネルや神官と戦った「アッパーヤード」が近くにあり、このアッパーヤードは400年前に地上から飛ばされてきた島です。
アッパーヤードの先住民は「シャンディア」と呼ばれる住人が住んでおり、一時はスカイピアの住人と衝突していたものの、現在は和解しているようです。
他にも作中では以下のよな島があることがわかっています。
- ビルカ…エネルの生まれ故郷
- ウェザリア…ナミが修業期間を過ごした天候を科学する島
- 廃墟バロンターミナル…ウルージが滞在していた、風船で浮く島
ナミはウェザリアにバーソロミュー・くまによって飛ばされており、またウルージはどうやってバロンターミナルにたどり着いたかはわかっていませんが、本来は空島に行くために、以下いずれかの方法をとります。
- ノックアップストリーム
- ハイウエストの頂
オームとは?


空島「スカイピア」に君臨した神「エネル」の部下であり、四神官の1人です。
巨大な愛犬「ホーリー」を連れ、移動の時にはその背に乗ります。
また、ホーリーはオームにより二足歩行と拳闘を叩き込まれています。
悪魔の実の能力は有しておらず、覇気は見聞色(心網)を会得しています。
アッパーヤードにて罪人を裁く四つの試練のうちの「鉄の試練」を担っていました。
エリア内のあらゆる個所に「雲貝(ミルキーダイヤル)」を仕込んでおり、それを起動させると有刺鉄線のような「鉄雲」が射出されます。
また、本人も鉄雲からできた剣を武器として用います。
エネル失脚後は、雲流しの刑に処されており、現在の動向についてはわかっていません。
シュラとは?


空島「スカイピア」に君臨した神「エネル」の部下であり、四神官の1人です。
炎貝によって炎を吐くようになった鳥「フザ」を連れ、その背に乗ることで空中を素早く移動できます。
悪魔の実の能力は有しておらず、覇気は見聞色(心網)を会得しています。
アッパーヤードにて罪人を裁く四つの試練のうちの「紐の試練」を担っていました。
エリア内に「紐雲」という見えないほど細い雲を使ったトラップをしかけており、そこに侵入した者は気付かずにその紐雲がまとわりつきます。
そして、途中で身動きが取れなくなったところをシュラが討ち取りにやってきます。
エネル失脚後は、雲流しの刑に処されており、現在の動向についてはわかっていません。
サトリとは?


空島「スカイピア」に君臨した神「エネル」の部下であり、四神官の1人です。
悪魔の実の能力は有しておらず、覇気は見聞色(心網)を会得しています。
アッパーヤードにて罪人を裁く四つの試練のうちの「玉の試練」を担っていました。
エリア内に「びっくり雲」という様々なものを中に仕込める玉状の島雲を使ったトラップをしかけており、それにプラスしてサトリ自身も奇襲します。
自身が攻撃する際は、手袋の中に「衝撃貝(インパクトダイアル)」を仕込んでおり、それを使用します。
エネル失脚後は、雲流しの刑に処されており、現在の動向についてはわかっていません。
ゲダツとは?


空島「スカイピア」に君臨した神「エネル」の部下であり、四神官の1人です。
悪魔の実の能力は有しておらず、覇気は見聞色(心網)を会得しています。
アッパーヤードにて罪人を裁く四つの試練のうちの「沼の試練」を担っていました。
エリア内に「沼雲」という底なし沼のような性質を持つ雲をしかけており、そこに足を踏み入れると沈んでしまいます。
沈んでしまったところをゲダツによって仕留められるか、そのまま沼の底に沈んで窒息死します。
手袋や靴底に雲貝が仕込んであることで、空を飛ぶことができます。
また、格闘術を使えるようで、他の神官に比べて体術に長けています。
さらには、ひじに「噴風貝(ジェットダイアル)」も仕込んでおり、この勢いを利用して凄まじいパンチを繰り出すことができます。
エネル失脚後、他の神官は雲流しの刑に処されていましたが、ゲダツについては戦いのなかで沼雲に頭からつっこんでおり、自滅されたものと判断されていました。
しかしその後、沼雲さえもつっきり、青海にまでたどり着いていることが扉絵連載で判明しています。
青海まで落ちてたんこぶひとつ…カイドウ並の身体の強度ですね。
四神官との再会はあるのか?
扉絵連載で青海で生活をしていることがわかっているゲダツ。
ゲダツに関しては、今後麦わらの一味との再会は十分にあり得ると考えています。しかし、その他の神官についてはどうでしょうか。
雲流しという、これから先のストーリーを予感させるような刑のため、例えばこれまでに登場した「ウェザリア」や、ウルージが滞在している「バロンターミナル」に神官が流れ着く可能性はあるかもしれませんが、青海にやってくる可能性は低いでしょう。
しかし、ゲダツのように他の神官も異常な体の強度をもっているのであれば、カイドウのように雲流しの雲から自殺を図り…結果的に青海で助かる…ということもあるかもしれません。
ただ、体術に長けているゲダツと違い、見聞色(心網)と空島特有の雲や貝に頼った攻撃の多かった他の神官は新世界においてはそこまでその能力が通用するとは思えません。雲流しの際に貝や武器も没収されているはずですから、下手すると新世界ではまったく歯が立たないかもしれませんね。
となると、これまでも多くの敵が仲間となったり、共闘をしたりしてきたワンピースですが、「空島編」からは選ばれたキャラクターがゲダツで、ゲダツ以外のキャラクターに関しては、再会はおろか再登場の可能性も低いといえるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
空島編では圧倒的な強さを誇っていた四神官ですが、こうみると、空島特有の雲や貝に頼っていた面が浮き彫りになってしまいますね。
かなりやっかいであった心網についても、いまや麦わらの一味も会得しつつあるため、今対戦すれば圧倒的な勝利となったかもしれません。