流桜は武装色に覇王色を纏わせられる覇気というがどういう意味なのか?【ワンピース考察】

今回はワノ国編の今後に大きく影響してくるであろう「流桜」について徹底分析していきます。実は「流桜」はワノ国編以前に登場していた可能性があります。また、アニメや漫画での流桜の表現技法についての視点からも分析していこうと思います。

ぷに助

ワノ国編に突入してから、アニメの表現技法がすごいよね!

ぱちぇこ

そうそう!
流桜を発動する時なんか桜舞ってるもん

ぷに助

ワノ国編に対するアニメ制作者と尾田先生のアツい想いを感じる…

目次

ワノ国編の前から「流桜」は登場していた?

ワノ国編の囚人採掘場にてルフィがヒョウじいに流桜について教わった際、

ヒョウじい「お前さんが覇気と呼ぶそれを、ワノ国では流桜と呼ぶ。流れるという意味を持っている。
ルフィ「覇気が流れて…」

とつぶやきながら攻撃するもその後うまくいかず「違う!」と叫ぶシーンがありました。
これらのセリフは一見矛盾しているようにも感じられますよね。

ぷに助

ヒョウじいによると、「覇気=流桜」って理屈になると思うけど、それならその後ルフィが「違う!」と言ってるのはおかしいね。
だってルフィは今まで武装色の覇気は使いこなしてきたわけだし…

ぱちぇこ

覇気は覇気でも今までの覇気とは異なる新種ってことなのかな?

全ての覇気を使いこなせるようになった人だけが到達できる新境地なのかと思いきや、

ルフィがヒョウじいに「右手の剣を思い切り振り降ろしてくるぞ!」と指示を出していたように、ヒョウじいは見聞色の覇気に長けていませんのでこの仮説も誤りであることが分かります。

さらにヒョウじいが流桜のデモンストレーションを見せたときに、ルフィは「弾いた~~!」と言っています。
また、その後ヒョウじいとルフィが土俵の上から出てしまった際にとっさに発動した流桜で首輪を破壊するシーンがありました。

これらのことから流桜は「弾く」という性質を持ち、「首輪を破壊することの出来る」という特徴があります。
実はこれらの特徴を持った覇気は今までに登場してきました。

  • シルバーズレイリーがケイミ―の首輪を破壊したシーン。
  • 女ヶ島の闘技場でサンダーソニアがルフィのゴムゴムのバズーカを弾いたシーン。
  • レイリーが女ヶ島で覇気のデモンストレーションをする際に象の足を弾いたシーン。

これらは武装色の覇気の特徴と一致しています。

空島では見聞色の覇気をマントラと呼んだように、ワノ国では武装色の覇気を流桜と呼んでいるだけのことなのでしょうか。

ただそうであれば、ヒョウじいが見せた流桜のデモンストレーションにルフィが「弾いた~!」と驚き、「教えてくれ!」と頼み込んだことに対しては説明がつきません。

これらのことから流桜は今まで登場してきた武装色の一種ではあるものの、ルフィはまだ「弾く」タイプの武装色は習得していなかったと考えるのが妥当かもしれません。

覇王色の覇気と流桜との関係性

現在のワンピースのストーリーでは一度ルフィはカイドウに敗れ、海に突き落とされていますよね。
そして突き落とされる前には、ルフィは覇王色の覇気を纏うことに成功しています。
覇王色の覇気を纏うこと=流桜」なのでしょうか。

しかしそうであると仮定したらいくつかの疑問が生じます。まず、

ヒョウじいが覇王色を使っていたことになるということと、「ワノ国ではこれを流桜と呼ぶ」と言われていることからヒョウじい以外も流桜を使いこなしている人がいると推測されます。数百万人に一人に発動すると言われている覇王色がそこまで多用されていたら、「覇王色のバーゲンセール」と言わざるを得ません。

そこまでインフレしてほしくないという望みも込めて「覇王色の覇気を纏うこと=流桜」という仮定は誤りであると考えることにします。

ストーリーの流れから考えると、現在「覇王色の覇気を纏わせるだけではカイドウには勝てない」という状態です。
つまりカイドウに勝つためには更なるパワーアップが必要となります。
そこで伏線となっていたのが「流桜」だったのではないでしょうか。

ぷに助
 覇王色の覇気を纏った時は勝利を確信したのに、それさえも前振りにしてしまうおだっちって凄すぎない? 
ぱちぇこ
 確かに、、、ヒョウじいから教わった「流桜」と「覇王色を纏わせる」という2つの技を完全にマスターしてカイドウを倒す、というストーリー展開は激アツ
ぷに助
 最後はやっぱりワノ国で教わった「流桜」でカイドウを倒してほしい。文字通りワノ国の人々の想いを拳に宿して倒す、というシーンを見てみたい。 

そのためこのように最終的には覇王色の覇気と流桜を組み合わせてカイドウを倒すと考察するので、覇王色の覇気=流桜ではないと考えます。

表現技法から見る「流桜」

「敵の内側から破壊する」流桜。マンガの描写では拳が黒くなっています。この表現は「武装色の覇気」に見られる表現方法なので流桜は武装色の覇気の一種と考えて間違いなさそうです。

そして今までの武装色の覇気と表現が異なる点としては、拳に纏わせている点です。やはり「纏わせる」ということが考察をする上でキーワードになってくることがこの表現技法から見てとれます。

まとめ

カイドウと戦った際、ルフィは「覇王色"も"まとえるんだろ、、、!?」と発言しています。

これは遠回しに「武装色は纏える」ということを意味しておりこれこそが流桜だと推察しています。

そのため、覇王色と流桜は別のものと考えることが適切で、覇王色を纏わせるだけでは勝てなかったカイドウに対して、「覇王色と武装色を両方を纏わせてリベンジする」流れになると予想します。

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