今回のテーマは、黒ひげ海賊団「バージェス」についてです。
黒ひげ初期メンバーであるバージェスには実は、死亡説がささやかれています。
そんなバージェスについておさらいするとともに、死亡説についても検証しましょう!
黒ひげ海賊団とは?



ワンピース 25巻 第223話
黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)を船長とした海賊団です。
黒ひげは名前に同じ「D」を持つなど、ルフィとなんらかの因果関係があると考えられており、多くの読者がワンピースにおける最大の敵だと予想しているようです。
初登場時は黒ひげを含め、5名だけの小規模な海賊団でしたが、マリンフォード頂上決戦後、インペルダウンの脱獄囚・看守が複数名加入したことにより、勢力を増していきます。

ワンピース 59巻 第575話
その後、マリンフォード頂上決戦で命を落とした白ひげ(エドワード・ニューゲート)が率いていた白ひげ海賊団の残頭らとの「落とし前戦争」に勝利し、白ひげ傘下の家族・ナワバリを手にしたことで、大規模な海賊団となっています。
同海賊団は船長・黒ひげの他に10人の幹部が「10人の巨漢船長」としてそれぞれ部下を率いているのが特徴です。そんな、10人の巨漢船長は以下のとおり。
- ジーザス・バージェス
- シリュウ
- ヴァン・オーガー
- アバロ・ピサロ
- ラフィット
- カタリーナ・デボン
- サンファン・ウルフ
- バスコ・ショット
- ドクQ
途中加入のメンバーはおろか、初期メンバーですらその素性が謎な黒ひげ海賊団。
このなかでは、元看守のシリュウが大きくエピソードを展開しそうな気もしますが、どうなるのでしょうか?
また、メンバーのうちの何名かについては、過去記事で紹介しています。



ジーザス・バージェスとは?



ワンピース 77巻 第767話
黒ひげ海賊団の一番船船長かつ、操舵手です。
頂上決戦時で懸賞金は2000万ベリー。
悪魔の実の能力を有していないとみられますが、武装色と見聞色の覇気を会得しています。
体型と、「格闘チャンピオン」を自称していることからもわかるように、怪力を武器としたパワープレー型の戦いを得意としています。
基本的には黒ひげと共に行動しており、マリンフォード頂上決戦などでは黒ひげ海賊団の主力として活躍。
しかしその後は、ドレスローザ編にて、悪魔の実「メラメラの実」を獲得するために素性を隠して格闘大会に参加していました。
結果は途中で脱落。
メラメラの実を手に入れたサボからその能力を奪おうとしますが、そこでもまた敗北します。
しかしその後、革命軍の隠していた船に潜入し、黒ひげ海賊団にそのアジトの場所を伝えることに成功しています。

ワンピース 82巻 第824話
バージェス死亡説?


革命軍が本拠地としていた「バルティゴ」に潜入したバージェス。
その場所を黒ひげ海賊団に知らせ、バルティゴは壊滅状態になります。
しかし、その後バージェスの姿は作中に登場していません。
一部ネットでは、「バージェスは死亡したのでは?」と予想する読者も登場しています。
死亡理由についての予想は以下のとおり。
- 革命軍にやられた
- 海軍にやられた
- ドレスローザーで追ったケガが致命傷となった
単身乗り込んだバージェスは、サボとの戦いで重傷を負っています。

ワンピース 82巻 第824話
そのため、そのケガの状態からしても命を落とした可能性が高いのではないかとのことです。
確かに、黒ひげ海賊団がかけつけなければ単身で革命軍や海軍に勝利するとは思えません。
海軍がバルティゴについてたときには、すでに壊滅状態だったと報道されていますから、黒ひげ海賊団と革命軍が一戦交えたことは間違いないでしょう。

ワンピース 82巻 第824話
その際にバージェスが黒ひげ海賊団と合流したかどうかがカギになりそうですね。
バージェスがその居場所を伝えたのは「シリュウ」と「ラフィット」。
シリュウは仲間になりたてですが、ラフィットは初期メンバーとして長らく一緒にやってきたでしょうから、そう簡単にはバージェスを見捨てないでしょう。
恐らくは黒ひげ海賊団はバルティゴにたどりついたでしょうから、バージェスも黒ひげ海賊団と合流し、現在も生存している可能性が高いのではないでしょうか。
まとめ
まだまだ謎の多い黒ひげ海賊団。
彼等の仲間に対する思いなどもなかなか描写がないため、バージェスを見捨てるか見捨てないか、どのような判断をするのかが想像しにくいですね。
連絡をした先が、後からメンバーとなったシリュウだけであったら、見捨てられる可能性も高いですが、初期メンバーのラフィットも共にいましたから、よほど希薄な関係でなければ助け出されているでしょう。
しかし、黒ひげ海賊団は、同じ志の元集結しているのか、利害関係の一致だけで一緒にいるのかもわかりかねますね。
今後、黒ひげ海賊団の秘密について明かされる日はくるのでしょうか。