以前より、麦わらの一味についてまとめてきましたが、今回はブルックについてです。
一度死んで骨だけとなったブルックはなんと90歳。2年間の修業では悪魔の実の能力を生かした攻撃などを会得し、より強くなってきました。
今回はその強さをはじめ、その生前や名言についても調べてみました!
ブルックとは?


麦わらの一味の戦闘員兼、音楽家です。
生前はルンバー海賊団で音楽家兼、剣士をしていました。
懸賞金は、戦死前は3300万ベリーで現在は8300万ベリーです。
超人系(パラミシア)「ヨミヨミの実」の能力者で、一度戦死したものの復活しました。しかし、復活するまでに肉体はガイコツのみとなっていたため、現在の姿となっています。
年齢は90歳でアラバスタ編の双子岬でルフィが出会ったクジラの「ラブーン」と再会を約束した相手でもあります。そのためブルックはグランドライン一周後にラブーンに会うことを夢としています。また、海賊としての経歴も長かったため、古い言い伝えや歴史にも精通しています。
スリラーパーク編でルフィ達と出会い、8人目の仲間となりました。
2年の修業期間中は貧困の国「ハラヘッターニャ」に飛ばされ、その風貌から「悪魔王サタン」と勘違いされます。その後、手長族に拉致され「歌うガイコツ」と見世物にされていましたが、その実力から「ソウルキング」と呼ばれるトップミュージシャンとなります。
また、当初は純粋に自身の戦闘力で敵と戦っていましたが、新世界後は隠されていた「ヨミヨミの実」の能力に気付き、いくつもの新能力を会得しています。
ルフィが当初から仲間にしたがっていた「音楽家」ですが、まさかの「一度死んだ者」でしたね。個人的には「ソウルキング」という実在の歌手にもつけられている異名からも、「音楽→ソウル・ミュージック→魂→死んだ→蘇る」といった流れで考え付いたキャラクターなのではないかと考えています。
ブルックの強さ・能力・覇気は?


ブルックの強さについては、2年間の修業前後で大きく変わっていると考えられます。
そもそも、戦死前の懸賞金は3300万ベリー。アーロンより少し強いぐらいでしょう。実際ゾロが勝利したリョーマ+自身の影にも敗北していますから妥当と言えます。しかし、悪魔の実の能力を使いこなすようになってからは、かなり強くなったのではないでしょうか。
超人系(パラミシア)「ヨミヨミの実」の能力については、当初全く戦闘には使用されていませんでしたが、新世界以降では大きく変化しています。
魂のエネルギーを増幅させることができ、物理的な攻撃にかなり強い状態となっています。骨の体がつながり、動けているのも魂のエネルギーによるものです。
具体的には…
- 骨自体が傷つかなければダメージを受けない
- 切り離されても復活させる再生能力がある
- 牛乳をのむと骨の損傷が瞬時になおる
- 幽体離脱ができる
また、魂に訴えることのできる行動「音楽」にも能力を反映させることができました。音楽を使用して幻覚を見せたり催眠をかけたりすることができます。
個人的にこれはとてもすごいことだと考えています。音楽には膨大なジャンルが存在し、曲によって、革命軍のベロ・ベティのように「鼓舞」することもできれば、ペローナの「ネガティブ・ホロウ」のように「士気を下げる」こともできるからです。
そして、物理攻撃にも応用ができており、剣に魂をまとわせ「黄泉の冷気」をひきよせることで、切りつけた相手を凍結・打ち砕くことができます。
ドレスローザ編ではドンキホーテ・ドフラミンゴの幹部を倒し、ビッグ・マムと好戦するなど、かなりの強さを見せたブルック。さらにはビッグ・マムの「ソルソルの実」の能力が死んでいるからこそ効かない唯一の相手と言われています。(恐怖心を抱かなければブルック以外も効きませんが)
そのため、ビッグ・マムとの対戦ではキーマンとなるのでは…と踏んでいます。むしろ、悪魔の実の能力を覚醒させれば自身以外にも影響させることができるため、ビッグ・マムと同等のこともできるのではないしょうか。
いずれにせよ、フランキーやナミ、ロビン同様「対大人数」に有利な戦力を持ち合わせているため、タイマン以外の重要な局面では雑魚を蹴散らす担当となりそうですね。
覇気に関してはまだ作中で明らかにされていませんが、骨が要のキャラクターなので会得するとすれば「武装色」でしょうか。
武装色で黒く変色したので「白骨」ではなく「黒骨」ですね、ヨホホホホなんて。
ブルックの生前は?


双子岬のラブーンと再会を約束した当時は「ルンバー海賊団」に入団しそこで音楽家兼、剣士として活躍していました。
当時の異名は「鼻唄のブルック」仕込み杖を使用したその腕は達人級と言われていました。
しかし、グランドラインに入ったあとは「魔の三角地帯(フロリアン・トライアングル)」に迷い込み、そこで対戦した海賊団から毒をくらってしまい、全滅します。
ヨミヨミの実の能力のおかげで魂は助かったものの、自身の肉体を見つけるのに時間がかかってしまったため、現在のようなガイコツの姿となってしまいました。
毒を喰らった描写が太文字となっていることも少し気になりますね。毒といえばマゼランやシーザーが思い起こされますが、時代や武器に仕込んでいることからも、また別の毒を用いた戦法が得意な海賊団なのでしょうか。
この出来事以降、ルフィ達に出会うまでの49年間は、ずっと1人でその海域をさまよっていました。また、ルフィ達と出会う5年ほど前にはスリラーバークに迷い込んでしまい、ゲッコー・モリアに影を奪われてしまいました。
その陰はワノ国出身のゾンビ、リューマに仕込まれましたが、ブルック自身はリューマに敗北します。そしてのちにゾロがリューマに勝利したことで影をとりもどしました。
出会ってすぐルフィから仲間になれと勧誘され快諾はしていましたが、ラブーンの話を聞いたことで改めて承諾し、仲間となりました。
そして、あまり詳細は明らかにされていませんが、ルンバー海賊団前は「西のとある王国」の「護衛船長の団長」だったそう。この事実も今後なんらかの形でつながってきそうな気がしますね。
かなり独特な頭の傷は、海賊団時代には古傷となっているようですから、もしかするとこの時代につけられたものかもしれません。
一説ではブルックの発言から、サンジの出身国である「ジェルマ王国」に滅ぼされた国ではないかとも言われています。
となると、この傷をつけたのもジェルマ…?しかし、シンジの父親の年齢からいってもかみ合わないので、誰にやられたのかまったく見当もつきません。それでも、ブルックの過去と大きくかかわっているのは間違いないでしょう。
なにしろ90歳という年齢ですから、ロックス海賊団や白ひげ海賊団など、名だたる海賊たちの「ルーキー時代」を知っていてもおかしくはありません。ブルックがあえて過去を語らないのも何か壮大な伏線が隠されているのではないでしょうか。
ブルックの名言は?


ブルックの名言というと「パンツ見せてもらってもよろしいですか?」がすぐに思い浮かびますが、今回はそれを除いた3つをご紹介します。
1.寂しくて怖くて...!!! 死にたかった!!!
スリラーバーク編でルフィ達と出会ってからずっと明るく接していたブルック。
しかしそれまでのブルックは日の変わり目もわからなような霧の深い暗い海で、たった1人で50年近くさまよっていました。
ルフィ達に会えたことで希望を感じ、喜びを爆発させたセリフでした。
2.死ぬ事を計画に入れるバカが どこにいますかお嬢さん
ホールケーキアイランド編でビッグ・マムと対戦したブルック。
追い詰められた状況でもブルックは全員が助かると確信していました。
ビッグ・マムをお嬢さんと呼ぶところに、ブルックの紳士である一面と、ビッグ・マムより年上であるということが含まれているのもにくいですね。
3.生物皆!! 死んだら骨だけ!!!
魚人島編では、「死んで恨みを残せ」と敵の魚人たちが味方を攻撃し始めます。
その行為に対し激怒したブルックが発したセリフです。
いずれも長く、つらい環境で生きていたブルックだからこその重みがある名言ですね。
個人的には作者にラブーンと再会したときの名言もしっかりと描いていただきたいです。
「この日までずいぶんと骨が折れましたよ…いや折れたら困るんですけどね…ヨホホホホ」。いや…なんか…しっくりきませんね。
まとめ
最近はフランキーとならび、めっきり出番の減っているブルック。
しかし、その「隠されている過去」や「対ビッグ・マム戦」での活躍にはかなりの期待がかかります。
ブルックの悪魔の実の能力がどう覚醒するかによって、これからの戦いが大きくかわっていくことは間違いないでしょう。
今後の活躍に期待したいですね。
▼麦わらの一味の記事一覧は以下より▼
https://mangaikki.xbiz.jp/nami-tsuyosa/ https://mangaikki.xbiz.jp/furanki-tsuyosa/ https://mangaikki.xbiz.jp/usoppu-tsuyosa/ https://mangaikki.xbiz.jp/choppa-tsuyosa/ https://mangaikki.xbiz.jp/nikorobin-tsuyosa/ https://mangaikki.xbiz.jp/sanji-tsuyosa/ https://mangaikki.xbiz.jp/zoro-tsuyosa/ https://mangaikki.xbiz.jp/rufi-tsuyosa/