百獣海賊団の中には"真打ち"の中の最強の6人がいます。
その名は「飛び六胞」であり、既に2名の存在が明らかとなっております。
1人は最悪の世代X・ドレークで、1人はページワンです。
残る4人の正体とはなんでしょうか。
おそらく麦わらの一味や赤鞘九人男を苦戦させる強さを秘めているはずです。
飛び六胞について
飛び六胞は百獣海賊団の真打ちの中でも優れている6人を指します。
真打ちの中には最悪の世代であるバジル・ホーキンスなどもいるので、ただでさえ強者です。
名前の由来は歌舞伎の「飛び六方」から来ていると言われています。
歌舞伎の「勧進帳」の弁慶や「車引」の梅王などで見られる所作の一つです。
伊達や勇壮な様を誇張したり、美化した荒事の要素を持つ所作で、天地と東西南北の六つの方向に手を動かすことに由来します。
基本動作は右足を出すときに右手、左足を出すとき左手をそれぞれ出します。
俗に「なんば」というもので様式を重んじるのです。
ちなみに、百獣海賊団の称号で「大看板」や「真打ち」は落語家の称号と同じになります。
そんな飛び六胞の既に明らかとされている2人をおさらいしましょう。
X・ドレーク
動物系幻獣種リュウリュウの実モデルアロサウルスの能力者です。
ルフィやホーキンスと同じく最悪の世代と呼ばれる海賊。
元は海軍将校で海賊になった異例の経歴を持つとされていました。
しかし本当の正体は海軍本部機密特殊部隊SWORDの隊長です。
つまりカイドウの忠実な部下となり、スパイをしているということですね。
ページワン
動物系幻獣種リュウリュウの実モデルスピノサウルスの能力者です。
おそばマスクことサンジとの戦闘ではその強さは余り発揮されませんでした。
しかし、恐竜ならではのパワーとタフさはかなりのものを秘めていそうです。

『ワンピース』第977話にて飛び六胞が全員集合し、足元だけが公開されました。
わずかなヒントを元に残る4人の正体を考察しましょう。


残り4人の正体とは
飛び六胞の残る4人の仲間も恐らくリュウリュウの実の恐竜人間だと思います。
大看板であるキングやクイーンがリュウリュウの実の能力者であることや、第929話にて恐竜軍見参!という文もありました。
では他にどのような恐竜が挙げられるでしょうか。
人気があり、かつまだ登場していない恐竜を考えてみましょう。
ティラノサウルス、ヴェロキラプトル、トリケラトプス、モササウルス、ステゴサウルス、イグアノドンなどなど沢山います。
どの恐竜の能力だとしても強敵であることは間違いありません。
では、鬼ヶ島にて勢揃いした飛び六胞の足元を見てみましょう。

描かれた足元をよく見ると、まず左端にヒールを履いた足が見えます。
このことから女性が1人居ると考えられます。
次に下駄と刀を腰に掛けている姿が見られます。
ということは侍も1人飛び六砲にいるのかもしれません。
右から2番目の足は何やら人の足以外に見えなくもないです。
つまり蹄のような足に見え、動物である可能性があります。
これだけ他種多様な敵であり、更にはリュウリュウの実の能力者と考えると恐ろしいですね。
恐らくドレークが飛び六胞のリーダーではないと思うので、ティラノサウルスの能力者がリーダーでしょうか。
想像を膨らませるだけでも楽しみが増していきます。


まとめ
以上、飛び六胞の残る4名が誰かと正体について考察しました。
現在所属する者や少ないヒントから飛び六砲の正体に迫りました。
まだまだ謎多き敵ではありますが、その答えが明らかとなるにはそう遠くないでしょう。