マリンフォードの頂上戦争で、白ひげ海賊団とその傘下と戦うために、海軍は王下七武海を集めました。
その王下七武海の内の一人にいたのがゲッコーモリアという海賊でした。
そのゲッコーモリアは頂上戦争の終結後、ドフラミンゴとパシフィスタによって消されそうになったのです。


ゲッコーモリアがなぜ世界政府に狙われてしまったのか、そこにどのような理由があるのかを見ていきたいと思います。
ゲッコーモリアとは何者か?
ゲッコーモリアとはスリラーバーク海賊団の元船長で、懸賞金3憶2000万ベリーの元王下七武海になります。
悪魔のような容姿をしており、体も約7mとかなり巨漢の男です。
ゲッコーモリアは悪魔の実の能力者でカゲカゲの実の能力者です。
自分や他人の影を自在に操ることができ、敵からはがした影を切って、その影を死体や物に入れることで、兵士を作ることができます。
ゲッコーモリアのモットーは”他力本願”で、自分が前に出るのではなく影を入れたゾンビを戦わせます。
自分自身が戦うときは大量の影を自分の体に入れ、体をさらに大きくし、パワーアップをすることはできます。
弱点は光と海水です。
ゾンビは影を入れて生まれるものなので、光を浴びてしまうと溶けるように消滅してしまいます。
また、悪魔の実で作られる能力ですので、海水にも弱く影が肉体から離れ、影の持ち主の元に戻ります。


ルフィがスリラーバークで倒してから、マリンフォードの頂上戦争にも登場しましたが、元王下七武海のジンベイ(ジンベイは海軍側ではなかった)の海水であっさりとやられてしまいましたね。
ドフラミンゴにやられて消されたと思っていましたが、後ほど黒ひげの前に姿を現しましたので、今後の活躍が見られそうですね。
世界政府がゲッコーモリアを消そうとした理由とは?
世界政府は王下七武海のティーチとジンベイが脱退となる中、なぜゲッコーモリアまでを七武海から外そうとしたのでしょうか。
王下七武海の7人中3人の脱退となると、海軍にとっても大きなダメージのはずですよね。
そこで考えられる理由は二つ考えれます。
一つ目は政府の戦力の強化を図りたいという事です。
マリンフォードの頂上戦争の際にゲッコーモリアはいとも簡単にジンベイにあしらわれていました。
その戦闘力を見て、今後の世界的な争いには役不足であると考えられたかもしれませんね。
二つ目は王下七武海として3人入れたい人物がすでに決まっていたという事です。
その三人とは道化のバギー・エドワードウィーブル・トラファルガーローです。
道化のバギーは強さこそ七武海に届くものではありませんが、ロジャー海賊団の元船員で、四皇シャンクスの兄弟分、高額の賞金首を集めた軍はこれからの脅威と考えられたのでしょう。
エドワードウィーブルとトラファルガーローはどちらも強者であり、ゲッコーモリアよりははるかに強いことは明らかでした。
これらによりゲッコーモリアが七武海の椅子に座る必要性がなくなったと考えられます。


まとめ
以上、世界政府が七武海からゲッコーモリアを消そうとした理由を考察しました。
現在は四皇の黒ひげの前に姿を現していますが、今度こそ消されてしまうのでしょうか。
それともまたルフィ達の前に姿を現すのか、今までのモリアでは七武海として役不足だったので、スリラーバークの時のように強い姿を見てみたい気もしますね。