雨のシリュウとは黒ひげ海賊団2番船船長です。
シリュウは途中で黒ひげの仲間となりましたが、一体どれほどの強さでしょうか。
また、シリュウはスケスケの実の能力者で、海賊島ハチノスではその力を発揮しました。
その能力の秘密と、前任者アブサロムとの使い方の違いを考察しましょう。
雨のシリュウの正体とその強さ
雨のシリュウとは一体何者でしょうか。
元々シリュウは黒ひげ海賊団の仲間ではありませんでした。
元インペルダウンの看守長であり、監獄所長マゼランとの2枚看板で守っておりました。
実力はドクドクの実の能力者マゼランと同等と言われており、かなりの強さです。
2年前のルフィが圧倒的に苦戦したマゼランと同じ強さなので、かなり危険な人物と言えますね。

ワンピース 第541話 55巻
しかし、シリュウは暇つぶしに囚人を斬りつける残忍性を兼ね備えており、マゼランによってLevel.6に幽閉されていました。
そのシリュウを助けたのが黒ひげだったのです。
退屈していたシリュウは喜んで黒ひげの仲間となり、2番船の船長となりました。
シリュウは名刀"雷雨"を使いこなす剣士です。
もしかすると雨のシリュウという異名は名刀から取られた名前かもしれませんね。
他にも敵を斬りつけて血の雨を降らせるからという噂もありますが、それほど残忍な人物ではあります。
元々悪魔の実の能力者ではありませんでしたが、海賊島ハチノスで現れたシリュウは能力者となっていました。
その能力はスケスケの実の能力だったのです。

ワンピース 第925話 92巻
その悪魔の実はアブサロムが持っていた能力のはずですが、一体どういうことでしょうか。


スケスケの実の能力と使い方
スケスケの実の能力とは一体どういうものでしょうか。
悪魔の実の名の通り、透明人間になれる能力です。
この能力は初め、スリラーバーク編で元王下七武海ゲッコーモリアの部下であるアブサロムが持っていたものです。
その時はサンジが悪魔の実で唯一欲しいと思った能力と言い、アブサロムに八つ当たりのように倒したことを思い出しますね。
その後アブサロムは黒ひげ海賊団に倒されて、能力を奪われてしまいました。
現在はシリュウがスケスケの実を所有しているのです。
そこでスケスケの実の使い方に違いがあったことに気づいたでしょうか。
もちろん透明になって攻撃をする点は共通となりますが、その他にも違う目的でスケスケの実は使われていました。
アブサロムは、女湯を覗くためにスケスケの実を使っていましたね。
これはなんとも分かりやすく、サンジもそれが目的で欲しいと言っていました。
さらに、ロビンを舐めまわすなど卑猥な使い方をするアブサロムはヤバい人物でした。

ワンピース
そして、サンジにやられたのちはライターとして活躍するアブサロム。
スケスケの実を使い、様々な極秘記事を入手してたのです。
それを新聞社に売り、生計を立てていたこともありました。
そう考えると、アブサロムは様々な使い方をしてスケスケの実を活用していたことがわかります。
一方、シリュウは現在は戦闘でしか使っていないスケスケの実ですが、一番怖い使い方をする可能性があります。
それは能力者狩りのために使うことです。
スケスケの実で気配を消して忍び込むことによって敵を捕らえるでしょう。
元七武海のモリアでもシリュウの気配には気がつきませんでした。
しかし、モリアは2年前の覇気を使っていないルフィに負けるほどの実力しかないのです。
もしかすると覇気を使えば、スケスケの実を使っていても気を感じられるのかもしれません。
また、赤い歴史の本文の写しを容易に集めることも出来るかもしれないですね。
赤い歴史の本文を4つ集めることで、最後の島ラフテルに辿り着くことができます。
それはつまり、海賊王になることと等しいのです。
黒ひげ海賊団が海賊王になる一番の近道である能力とも言えそうですね。


まとめ
以上、雨のシリュウの強さとスケスケの実の能力と前任者アブサロムとの違いについて考察しました。
シリュウは強さだけでなく残忍性を持っており上に、悪魔の実の能力ともなってしまいました。
これからスケスケの実を使って、黒ひげ海賊団は海賊王へ近づいてしまうのでしょうか。