今回のテーマは超新星・最悪の世代である「キッド・キラーの関係」についてです。
ワノ国編で大きく関わってきそうな2人ですが、二人の関係について、改めておさらいしてみましょう。
また、2人ともカレーうどんが嫌いな食べ物として挙がっていますが、その理由についてもご紹介します。
ユースタス・キッドとは?



ワンピース 51巻 第498話
超新星・最悪の世代の1人で、キッド海賊団 船長です。
麦わらの一味と同時期にシャボンディ諸島に到着した億越えの賞金首たちの総称です。
現在は全員が新世界に進出しています。
超新星と呼ばれるのは11名で、四皇黒ひげが加わったのが「最悪の世代」であるとされています。
該当キャラクターは以下のとおりです。
- モンキー・D・ルフィ
- ロロノア・ゾロ
- カポネ・ベッジ
- ジュエリー・ボニー
- バジル・ホーキンス
- ユースタス・キッド
- スクラッチメン・アプー
- X・ドレーク
- ウルージ
- キラー
- トラガルファー・ロー
シャボンティ諸島登場時、超新星において最高額の懸賞金がかかっており、その懸賞金は4億7000万ベリーでした。
性格を簡単にまとめると以下のとおりです
- 短気
- 好戦的
- 民間人に多大な被害を与えるなど、凶悪性が高い
恐らくは悪魔の実の能力が要因とされる磁力を操る能力をもっています。悪魔の実の名前など、詳細については明らかにされていません。
新世界編での動きは以下のとおりです。
- 四皇ビッグ・マム傘下の船2隻を沈める
- ビッグ・マム本拠地では「シャーロット・クラッカー」らに一蹴される
- スクラッチメン・アプー、バジル・ホーキンスと海賊同盟を組む
- 海賊同盟を結んだ直後カイドウに出くわす
- 重傷を負った状態でワノ国で投獄されるも脱走
- 再度捕らえられるも再び脱走
尚、ワノ国編に登場した際、左腕が義手となっています。これは、「赤髪海賊団との闘いで失った」とのことです。海賊同盟を組む際も「シャンクス」を最大の標的にしていると述べていましたから、恐らくはシャンクス、もしくは赤髪海賊団の団員に斬り落とされたものだと推測できます。
そして、ビッグ・マムのナワバリへは迷い込んだのではなく「あるものを盗むため」だったことも明かしています。「奪うべきもの」と表現していることから、元はキッド、もしくはキッドの故郷が有していたものではないでしょうか。
ネット上では、シャンクスが失ったのと同じ左腕をキッドが失っているため、キッドの左手がシャンクスに移植された…という説もありますが、可能性は低いでしょう。
キラーとは?



ワンピース 79巻 第795話
超新星・最悪の世代の1人で、キッド海賊団 戦闘員です。
超新星・最悪の世代において、船長以外で名が挙がるのはキラーとロロノア・ゾロの2名のみとなっています。
懸賞金額は2億ベリーです。
好戦的な船長、キッドのブレーキ役のような存在で、キッド海賊団のブレーン的役割も担っているようです。海賊同盟でも喧嘩っぱやいキッドの代わりにスクラッチメン・アプー、バジル・ホーキンスとの交渉役をしていました。
※以下ネタバレを含みます
カイドウと出くわした海賊同盟でしたが、スクラッチメン・アプーとバジル・ホーキンスはカイドウ傘下となり、ユースタス・キッドは投獄されていたことがわかっていましたが、キラーについてはその行方が分かっていませんでした。
そして最新刊94巻ではキラーが人斬り鎌ぞうとなっていたことが判明します。

キラーはおそらく人造悪魔の実「SMILE」により、笑うことしかできなくなっており、キッドが驚くほど変わり果てた姿となっていました。
気になるのは、おかげ横丁の住民やプレジャーズのようにその他の感情を失い、笑うことしかできなくなったのは同じですが、キラーは精神破綻も起こしているように見受けられる点です。
おかげ横丁の住民やプレジャーズはやたら笑いはするものの、会話はできますし、自らの意思で行動を起こすことができます。それに比べるとキラーはずっと外すことのなかった仮面を外し、常に笑いっぱなし、キッドとの会話もままなりません。
考えられる可能性としては以下が挙げられます。
- 想像を絶する拷問を加えられた
- SMILEよりも効果の強いものを与えられた
- なんらかの作用によって錯乱状態にある
現在はキッドと共に行動を起こしているようですから、そこでキラーの現在の状態について、なにか明らかにされるかもしれませんね。
キッドとキラーは仲間を探しているようですが、キラーの様子を考えると、団員たちの生存率は低い様にも思えます。
二人の関係は?


過去に当ブログでご紹介したように、キラーの正体には様々な憶測が飛び交っていました。
しかし、仮面が外れたことで、キラーがこれまでに登場したキャラクターだった説は否定されることになりましたね。
また、キラーとキッドは幼馴染だったことが分かっています。だからこそ、キッド海賊団の他の団員と違って、キラーだけ「キッド」と呼び捨てしていたのでしょう。
現在、キッドが23歳でキラーが27歳ですから、キラーの方が4つ年上のようです。
二人ともカレーうどんが嫌い?


SBSでは、キッドとキラーが幼馴染であることが明かされており、幼い頃「シルトン・ドルヤナイカ」ちゃんがお互いに好きだったのだそうです。
しかし、カレーうどんの汁で汚れたドルヤナイカちゃんを笑ってしまい、二人ともボコボコに殴られた挙句、フラれてしまったのだそう。
それがきっかけで二人ともカレーうどんが嫌いになってしまったのだとか。

ワンピース 64巻 SBS
それだけ幼少期の頃から共に過ごしているとなると、二人の絆が確固たるものであることが予想されますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
戦闘員として信頼しているだけではなく、幼馴染というバックグラウンドがあるため、キッドが現在の状況におかれていることを知り、キッドはひどく動揺してしまっていましたね。
キラーがこれから正気を取り戻していくのか、どうしてあのような状態になったのかが気になるところです。