以前より王下七武海についてその強さをまとめてきましたが、今回は「ボア・ハンコック」についてです。
ボア・ハンコックについては何度か記事でまとめてきましたが、今回はその総集編ともいえる内容です。
強さや能力、謎から名言まですべてまとめてみました!
ハンコックとは?


女ヶ島「アマゾン・リリー」の皇帝にして、覇気使いの女性たちで構成された、九蛇海賊団 船長です。高飛車でわがままな性格で、「見下しすぎのポーズ」が有名ですね。
そして、王下七武海の紅一点でもあります。早期に就任したため、懸賞金は低めの8000万ベリーどまり。
また、覇王色・武装色・見聞色の三色の覇気、すべてを使うことができます。
超人系(パラミシア)悪魔の実「メロメロの実」の能力者で、妹のサンダーソニアとマリーゴールドとともに、天竜人の奴隷だった過去を持ち、悪魔の実もその時に余興として与えられました。
その経緯もあり、大の男嫌いでしたが、アマゾン・リリーに訪れたルフィには、その人柄に惚れ込んでしまいました。
メロメロの実とは?強さは?


老若男女問わず相手をメロメロにし、石化させることができます。
「メロメロメロウ」による石化は能力者自身なら自在に解くことができ、石化を解かれたものは、その前後の記憶が飛んでしまいます。また、石化状態で砕かれると死亡してしまうため、かなり恐ろしい能力であるともいえます。
能力者によこしまな気持ちを抱くと発動してしまう能力のため、石化を防ぐのに
海軍中将のモモンガは自らを刺して邪念を払いました。それだけ強力な能力なのです。
しかし、ルフィには「メロメロメロウ」が効いた様子はありません。一説には「人に屈しない」「女性に服従するという考えがない」人間には効かないのではと言われていますので、スモーカーやミホークなど、対象によってはメロメロの実の能力だけでは太刀打ちできない可能性があります。
ただし、「ピストル・キス」などのように物理的な攻撃方法もありますし、なにより「覇王色・武装色・見聞色」すべての覇気を会得していることもあり、メロメロメロウが効かないような敵にも、ある程度は対抗できる実力を兼ね備えているといえます。
「ほんまでっかTV!?」で作者の尾田栄一郎先生は「女ヶ島は本当はもっと後に出すはずだった」とおっしゃっていたので、ハンコックがこれからのストーリーの展開にも大きくかかわってくる可能性が高いと思います。となると、戦闘能力は現在認識しているものより、実はさらに高い…ということもあり得そうですね。
ボア・ハンコックの謎


以前にもボア・ハンコックについて記事で触れてきましたが、改めてその謎をまとめてみました。
1.なぜ、王下七武海に入れたのか?
ボア・ハンコックは幼少期、天竜人の元奴隷でした。それなのになぜ、天竜人の息のかかる「王下七武海」となれたのでしょうか。
その理由としては、「元奴隷だと知らない」「その存在を知っているが、海軍が危険性を説いて天竜人を言いくるめた。」という説が有力だといわれています。
2.ルフィにはなぜ、「メロメロメロウ」が効かなかったのか?
ルフィはアルビダを「美女」と読んだり、ナミが裸を見せた「幸せパンチ」では鼻血をだしていますから女性を「異性」として意識していますし、またある程度美意識ももっているようですね。それなのになぜ、「メロメロメロウ」が効かなかったのか。
それは、上記でも述べているように「人に屈しない」「女性に服従するという考えがない」人間には効かないのではといわれています。
3.ルフィになぜ、恋をしたのか?
奴隷時代に経験した壮絶な経験から、「大の男嫌い」であったボア・ハンコックはなぜ男であるルフィに恋をしたのでしょうか。
それは「自分に対して、よこしまな感情を抱いていない」、「天竜人を殴り、また元奴隷であることに偏見を抱かなかった」ことが大きいと考えられます。
またボア・ハンコックやその周囲は、ルフィが覇王色と思われる覇気を出した時、覇王色の使い手を「(実際にはレイリーがいますが)ボア・ハンコック以外に見たことがない」と言っていましたので、はじめて「自身と同等」もしくは「自身より強い」相手と出会ったことで、すべてが新鮮で魅力的に見えたのではないでしょうか。
4.ジュラキュール・ミホークとは兄弟?
「七武海と設定が似ているRPG【ロマンシングサガ2】の七英雄では、天才剣士とアマゾネス女王が兄弟である」ということから、ネット上ではかなり有力な説だといわれています。
腹違いの子など、確かに可能性はないとは言い切れませんが、女ヶ島「アマゾン・リリー」の女性たちの雰囲気からも、ボア・ハンコックの母が腹違いの子を持つような男性を選ぶようには思えません。
ボア・ハンコックの名言
ボア・ハンコックはその独特な口調もさながら、印象的なセリフも口にしています。
今回はそんなセリフの中から3つ、名言ともいえるものをご紹介します。
1."恋はいつでもハリケーン"なのじゃ!!!
東の海(イーストブルー)に伝わるということわざ。サンジなんかも口にしています。
海軍側であるにも関わらず、ルフィの味方をした際にも発した言葉で、「立場もなりふり構わずルフィを助けたい」という強い思いが現れていますね。
2.そうよ わらわが美しいから!!!
ボア・ハンコックと言えばの「見下しすぎのポーズ」とともに発されるこのセリフですが、なかなか口にすることなどできません。
絶世の美女であり、抜群のプロポーション、そして覇王色をはじめとする戦闘力の高さ、すべてを兼ね備えた彼女だからこそのセリフです。
3.もう誰からも支配されとうないっ……!!!
高飛車で強気なボア・ハンコックですが、元奴隷であったという過去は壮絶なトラウマとなっています。
奴隷時代の屈辱的な経験があったからこその、この悲しみに満ちたセリフはボア・ハンコックさらに読者の人気を集めることとなりました。
まとめ
最近ではコミカル要素の強いボア・ハンコックですが、覇気をすべて会得しているなどその戦闘力はかなり高いです。
また、天竜人の元奴隷という過去もあり、これからのストーリー・戦いに大きく絡んでくる可能性がとても高いですね。
また、唯一ともいえるルフィの恋人候補ですから、ONE PIECE(ひとつなぎの秘宝)・海賊王などルフィが野望をかなえたその先に2人がどうなるかも気になるところですね。
▼王下七武海の記事一覧は以下より▼
https://mangaikki.xbiz.jp/bagi-tsuyosa/ https://mangaikki.xbiz.jp/miho-ku-tsuyosa/ https://mangaikki.xbiz.jp/trafalgar_raw-tsuyosa/ https://mangaikki.xbiz.jp/ba-soromyu-kuma-tsuyosa/ https://mangaikki.xbiz.jp/edward_wiburu-tsuyosa/ https://mangaikki.xbiz.jp/hancock-tsuyosa/