悪魔の実の能力者が”物”であることは今までにいくつか登場しています。
悪魔の実とは食べることでその能力を得ることが出来るのですが、物は食べることはできません。
ではなぜ物が悪魔の実の能力者になり得るのでしょうか。


噂によると、悪魔の実を物に食べさせる技術があると言われております。
物に悪魔の実を食べさせる方法や技術についてみていきたいと思います。
今までに悪魔の実を食べた物とは?
今までに悪魔の実を食べた物とは何がいたのでしょうか。
犬銃のラッスー(イヌイヌの実モデル:ダックスフント)
アラバスタ編でMr.4の愛銃で、イヌイヌの実を食べた銃となります。
基本風邪気味で鼻水を垂らしており、くしゃみをしながら野球ボールのような爆弾を勢いよく吐き出します。
ラッスーの吐き出す爆弾は時限爆弾で、相手との距離や爆破時間を全て計算してMr.4は打ち返し、ウソップやチョッパーは苦しめられておりました。
Mr.4やミス・メリークリスマスの言うことをよく聞いていたことから、人の言うことが理解できていることも特徴です。
象剣ファンクフリード(ゾウゾウの実)
ウォーターセブン編で登場した、ゾウゾウの実を食べたスパンダムが持つ懐刀です。
普段はスパンダムの腰に収められていますが、スパンダムの合図によって変形することができます。
武器、獣武器、獣と三つの形態に変形することができ、獣武器の状態では普通の重さの剣でありながら、象と同じパワーを有します。
スパンダムのあいまいな指示にも、的確に判断することができる象剣はまさに宝の持ち腐れとも言えますね。
スマイリー(サラサラの実モデル:アホロートル)
スマイリーはパンクハザード編で登場した、ゲル状の有毒ガスにサラサラの実を食べた物です。
アホロートルとはウーパールーパーのことで、見た目はスライムであり、成分は殺人ガスとされる硫化水素です。
科学者のシーザーが作った生き物で、触れただけであらゆる生物は死に絶える上に、自らの意思で分裂することもできます。
燃やすと大爆発が起き、切ったり殴ると猛毒ガスを吐き出すので、たいていの人間ではどうすることもできません。


それぞれの悪魔の実を持つ物は人間のいう事を聞き、ゾオン系の悪魔の実を食べていることがわかりました。
もしかしたら、物に悪魔の実を食べさせる方法や技術に関係することかもしれませんね。
物に悪魔の実を食べさせる方法や技術は?
では先ほど登場した悪魔の実の能力者である物はどのようにして食べたのでしょうか。
このことに大きく関わっている人物は世界最大の科学者であるDr.ベガパンクです。
ベガパンクの大きな功績の一つに「血統因子」の発見があります。
それは生命の設計図であり、おそらく悪魔の実を食べた人間は強制的に人体の設計図が作り変えられてしまうのかもしれないという事です。
しかし物には生命がないため、どのように悪魔の実の持つ血統因子と組み合わせたのでしょうか。
物には感情がなく、意志や知恵もありません。
基本的に人間はそれらを有しているため、生命として存在し続けております。
つまり、物に感情や意志、知恵を有する悪魔の実であれば生命の設計図が物の中にも作ることができると考えられます。
そのためゾオン系の悪魔の実であれば、物に食べさせることができたのだと思います。
物は食べるという表現ではないので、ベガパンクが悪魔の実から取り出した血統因子の中にその武器や道具を吸わせたという事でしょうか。
そうすることで、物であっても悪魔の実の能力者になれたということなのでしょう。
まとめ
以上、物に悪魔の実を食べさせる方法や技術について考察しました。
ベガパンクの凄さに感心するとともに、これからもどこかで登場するのではないかと楽しみになります。
物に魂が宿る付喪神的な能力はとても神秘的であり、その強さをまた見てみたいとも思います。