ストーリーに直結はしていないものの、たびたび登場してくるのが”宝樹アダム”と陽樹イブ”です。
この二本の樹はなにやら凄い力を持つ木であるとされており、悪魔の実が成る樹ではないかとも言われております。


あまり話に触れられることも少ないので、謎も多く、よくわからない方も多いのではないでしょうか。
そこで宝樹アダムと陽樹イブの正体と、悪魔の実が成る樹なのか考察していきたいと思います。
宝樹アダムと陽樹イブとは?
宝樹アダムと陽樹イブとは一体何なのでしょうか。
宝樹アダム
宝樹アダムとは世界にたった数本しか存在しない最強の樹であるとフランキーが言っていました。
砲弾を浴びようと、島中の人が病死しようとこの宝樹アダムだけは何があっても枯れることがないと言います。
まさに最強であり、生命力がとてつもない樹であることがこのことからもわかります。
そのことから船を造る材料として向いており、海賊王の船「オーロ・ジャクソン号」やルフィの船でフランキーが造った「サウザンドサニー号」も宝樹アダムを使っています。
しかし、宝樹アダムは幻の樹であり、どこにあるかもわかっておりません。
名前に宝という言葉があるぐらいですので、取引するとなると、相当な金額になるのは間違いないですね。
陽樹イブ
陽樹イブとは深海1万mに存在する魚人島まで根を張る謎の巨木の事です。
海水の中でも堂々と生えている樹は葉っぱで受けた日光をそのまま魚人島まで送り届けるとネプチューン国王は話していました。
陽樹イブのおかげで魚人島は地上のように明るく、魚人が日光を浴びて暮らすことが出来るのです。
どのような仕組みで日光を送り届けているかは定かではありませんが、樹全体で日光を吸収し、その光を樹木全体から放出しているのでしょうか。
また、ネプチューン王が言うには、魚人島は世界で唯一光の差す海底で、陽樹イブはシャボンディ諸島シャボンディ諸島や魚人島付近にのみ生息していることになります。
魚人島は聖地マリージョアの海底にある島ですので、陽樹イブはマリージョアまで生えている樹なのかもしれません。
もしくは、陽樹イブがあったからこそ、聖地マリージョアを魚人島の上に建設したのでしょうか。
二つの関係性と悪魔の実が成る樹という噂について
宝樹アダムと陽樹イブの二つの巨木には何か関連性があるのでしょうか。
おそらく二つの樹のは関連性があると考えられます。
その理由は、ウソップが陽樹イブに関して、サニー号の船体を造った宝樹アダムと何か繋がりはあるんだろうか?と言っています。
このことは伏線となっているはずなので、具体的に触れられてはいないものの二つ揃って効力を発揮するのではないでしょうか。
そこで二つの樹が揃ったときに起こることが悪魔の実の生成なのでしょうか。
樹の名前とされているアダムとイブとは聖書に登場した男女と同じ名前です。
アダムとイブ
簡単に話をまとめますと、アダムはエデンの園というところで誕生し、そこには生命の樹と知識の樹がありました。
知識の樹はリンゴの木として知られています。
神様はアダムにリンゴの木だけは食べちゃダメと言いつけていました。
その後、イブもエデンの園で生まれます。
イブはヘビに唆されて、善悪の知識で出来たリンゴを食べてしまうのでした。
そしてイブはアダムにもリンゴを勧め、結局アダムも食べてしまいます。
その後、二人はエデンの園を追放されてしまいました。
この聖書の話と関連があるとするならば、そのリンゴが悪魔の実を表しているということです。
禁断の果実は聖書のリンゴであり、悪魔の実でもあります。
二つの樹が揃ったとき、受粉などの交配をすることによってできたのが悪魔のみということです。
それであれば、名前がアダムとイブと呼ばれている理由にも納得がいきますね。
まとめ
以上、宝樹アダムと陽樹イブの関係性と悪魔の実が成るかどうかについて考察しました。
この二つの樹によって悪魔の実が誕生したのは間違いないと思います。
しかし、まだまだ秘密は隠されているはずですし、もしかしたら一繋ぎの大秘宝に関係する樹でもあるかもしれませんね。
ルフィの船に材料として使われていることも気になります。
宝樹アダムと陽樹イブの真実が明らかになることがとても楽しみです。