今回のテーマは「黒ひげ海賊団がなぜドラム王国を襲ったのか?」です。
今や悪名高い黒ひげ海賊団ですが、登場時はわずか5名で構成された海賊団でした。
その5名によって壊滅させられたドラム王国ですが、なぜ黒ひげ海賊団はドラム王国を襲ったのでしょうか。
黒ひげ海賊団とは?


四皇 黒ひげを船長とした海賊団です。
本名はマーシャル・D・ティーチ、黒ひげ海賊団 船長です。
元白ひげ海賊団2番隊 隊員でしたが、4番隊 隊長サッチを殺害して逃走。 その後、黒ひげ海賊団を結成しました。
マリンフォード頂上戦争後、その勢力を増し、四皇の一人と呼ばれるようになりました。
懸賞金は22億4760万ベリー。
他の四皇の金額が明らかにされていないのでわかりませんが、これまでのONE PIECEから考えると異常ともいわれる金額です。
発生した闇の中にすべてを引きずり込む、「ヤミヤミの実」、そして振動を操る「グラグラの実」の能力者です。
悪魔の実史上最も強力ともいわれる「ヤミヤミの実」、そして、しろひげ死後、その亡骸から得た「グラグラの実」の2つの能力を持ち、またシャンクスと対峙した時に、顔に三本傷をつけるなど、能力以外の戦闘能力も高いといえます。
船長の黒ひげが「D」の名を持つこと、主力の船員が麦わらの一味と変わらぬ人数であることなどから、今後ルフィらにとって最大の敵となることが想定されています。
初登場時は5名体制でしたが、現在は傘下の海賊を複数もち、それらを10名の幹部が船長として取り仕切っている形となっています。
10名の幹部は以下のとおりです。
- ジーザス・バージェス
- シリュウ
- ヴァン・オーガー
- アバロ・ピサロ
- ラフィット
- カタリーナ・デボン
- サンファン・ウルフ
- バスコ・ショット
- ドクQ
- 名称不明
この明らかにされていない10人目の船長に関しては、元海軍大将の「青雉(クザン)」を予想する読者も多いようです。
しかし、個人的には黒ひげの仲間となっていれば「黒ひげに加担」ではなく「黒ひげの一味」と表現するのではないかと考えているので、あくまで利害関係の一致による協力関係なのではと予想しています。
ドラム王国とは


チョッパーのふるさとで、冬島に存在するため常に寒冷な気候であるとされます。偉大なる航路(グランドライン)で随一といわれる医療技術を持つ医療大国でもあります。
ワポルが国を治めていましたが、黒ひげ海賊団により一度壊滅しています。
黒ひげ海賊団が襲撃した際に逃げ出したワポルが戻り、再び悪政を強いていましたが、麦わらの一味により撃退されました。
その後は、選挙王政となり元護衛隊長「ドルトン」を国王とした「サクラ」王国となりました。
世界会議編では、ドラム王国の国王であったワポルと、サクラ王国の国王となったドルトンが再会していますね。ワポルは意外にも代々続く王族であるようなので、ドルトンとともに、過去の世界会議についてのエピソードなどを語る語り手となる可能性もありそうです。
黒ひげ海賊団はなぜドラム王国を滅ぼした?


黒ひげ海賊団はなぜ、ドラム王国を滅ぼしたのでしょうか。
考えられる理由を以下に挙げてみました。
- 海賊として名を上げるために国を襲った
- 医療技術の高いドルトン王国からある知識を得たかった
黒ひげ海賊団は、黒ひげが超人系(パラミシア)悪魔の実「ヤミヤミの実」を食して白ひげ海賊団を抜けてから集めたメンバーで構成されていると考えられています。
黒ひげは初登場時懸賞金がかかっていませんでしたし、それ以外のメンバーも懸賞金額2000~7200万ベリーとさほど目立つ額ではありません。
のちに黒ひげはインペルダウンへの潜入のために王下七武海となったと述べていますから、王下七武海となるために、世界政府連盟国で、ある程度名の通ったドラム王国を襲った可能性もあるでしょう。
ワポルもルフィにやられそうになったときに、世界政府加盟国の国王であることを盾にしようとしていましたね。
また、黒ひげがドラム王国を医療大国と知っていたのであれば、その目的が「高い医療技術に基づくなにか」であることも考えられます。
ドラム王国で黒ひげ海賊団がそのなにかを手にいれたのであれば、黒ひげ海賊団の船医「ドクQ」がそのカギを握っているでしょう。
…久しぶりにこのシーンみましたけど、ふつうにヤバいやつですね。無差別殺人かましていますね。思えば船医なのに死にかけなのも気になるところです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
世界会議編もはじまり、ドルトンやワポルが集結したことで、黒ひげがなぜドラム王国を襲ったのか、その謎が明らかにされるかもしれませんね。
今後の展開が楽しみです。