2019年から猛威をふるい続ける新型コロナウィルス。
各業界に大きな影響を与えており、特に飲食業界や観光業界などは甚大なダメージを負っています。
ワンピースは、漫画の連載だけに留まらず、アニメやショーなども展開してますが、どのような影響を受けているのでしょうか。
単行本への影響


人気漫画家につきものなのが、作画などをお手伝いするアシスタントさんの存在です。
特にワンピースはモブ(通行人など)をはじめ、背景など細かいところまで書き込みが多く、アシスタントさんなしで週刊連載は難しいでしょう。
しかし、新型コロナウィルスの感染拡大を避けるには、「3密(密接・密集・密閉)」を回避する必要があります。
ワンピースの制作現場は大丈夫なのでしょうか?
まず、アシスタントさんの人数について調べたところ、いつもは4~5人体制でやっているそうです。
尾田先生のご自宅で作業をされており、かなりの広さがあるようですが、感染防止のために人数をさらに絞って作業をすすめているのだとか。
※ちなみに、以前ご紹介した尾田先生のご自宅の様子はこちら↓
そのため、作業に遅れが発生し、9月4日発売予定だった97巻が9月16日に発売延期となる自体が発生しました。
また、併せて『ONE PIECE 尾田栄一郎画集 TIGER COLORWALK9』 『ONE PIECE magazine Vol.10』も発売を延期。
尾田先生はツイッターで、
漫画はいつも通り毎日描き続けてますが、ONE PIECEは全作業がアナログなので、人が集まってのお仕事を避けられません
引用:ORICON NEWS
と、自身の作業環境について語り、
したがってスタッフの人数を最低限にし僕自身も免疫を下げないように生活しなきゃいけません
引用:ORICON NEWS
自身の新型コロナウィルス感染対策について、こう述べました。
デジタル作画の場合、ネット回線などを利用して、仕事場で集まることなく作業を進めることも可能でしょう。
しかし、アナログで作業を進めている尾田先生にとっては、それが難しい状況にあるようです。
アニメへの影響


アニメのワンピースは、新型コロナウィルスの影響を受け、4月26日より新作の放送を休止。
同日からワノ国編の第1話(892話)からの再放送を行っていました。
新型コロナウイルス感染拡大に最大限の配慮をするべく、当面の間、「ワンピース」の新作の放送を休止することに致しました。
4月26日(日)より当面の間「ワンピース」(ワノ国編・892話〜)を再放送いたします。
「ワンピース」の放送再開(930話〜)は決まり次第お知らせさせていただきます。— ONE PIECE.com(ワンピース) (@OPcom_info) April 20, 2020
やはり、アニメーション制作にも大勢の人が携わっており、従来の方法での作業が難しくなってしまったことが要因でしょう。
その後、アニメは6月28日から新作の放送を再開しています。
<お知らせ>
6月28日(日)よりTVアニメ「ONE PIECE」の新作(930話)の放送を再開します。#ONEPIECE pic.twitter.com/QcsEdsZ5Vz— ONE PIECE.com(ワンピース) (@OPcom_info) June 19, 2020
ショーへの影響


2011年以来、USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)で開催されている「ワンピースプレミアムショー」。
回を重ねるごとに人気が高まり、2020年版にも大きな期待が寄せられていましたが、新型コロナウィルス感染拡大のため、公演はすべて中止となっています。
この夏開催を予定しておりました「ワンピース・プレミア・サマー2020」は、
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでの新型コロナウイルス国内感染拡大防止のための衛生強化対策の観点から、
やむを得ず開催中止となりました。詳細は公式WEBサイトにてご確認ください。https://t.co/YKkAp8hYfn— ONE PIECEスタッフ【公式】 (@Eiichiro_Staff) June 1, 2020
2020年公演は「ワノ国編」がテーマとなっており、メインヴィジュアルには「ルフィ×エース」「ロー×コラソン」というファンにとって熱い組み合わせが登場していました。

引用:USJ公式サイト
中止は残念でしたが、内容はそのままに2021年に公演を予定しているそうなので、そのころにはこの事態が収束していることを願うばかりです。
実写ドラマは?


アメリカで実写ドラマ化も決定しているワンピース。
これまでにキャストどころか、放送予定年も発表されていませんが、新型コロナウィルスで混乱が生じている今、どのような状況になっているのでしょうか。
調べたところ、撮影の準備に遅れは生じているらしいのですが、デザインなどの作業は進められており、実写化への動きは止まっていない様子です。
ちなみに、今年の9月には同作の脚本を担当するマット・オーウェンズが、出演したポットキャスト上で「配役はきまっていない」

アメリカで実写ドラマ化も決定しているワンピース。
動画配信サービス「NETFLIX」が配信することが分かっているものの、これまでにキャストどころか、放送予定年も発表されていません。
さらに、新型コロナウィルスで混乱が生じている今、どのような状況になっているのでしょうか。
調べたところ、撮影の準備に遅れは生じているらしいのですが、デザインなどの作業は進められており、実写化への動きは止まっていない様子です。
ちなみに、今年の9月には同作の脚本を担当するマット・オーウェンズが、出演したポットキャスト上で「配役はきまっていない」ときっぱり断言したそうです。
配役すら決まっていないとなると、撮影はさらに先。
ハリウッド映画となったドラゴンボールの場合、2002年に映画化が決定。
その後、2008年に撮影が開始され、2009年に日本で公開されました。
撮影から公開までは約1年ほどですが、やはりきになるのは撮影開始までの年数。
2時間ほどの映画で撮影着手までに6年。
ワンピースの場合はドラマで、さらには「悪魔の実の能力」「海」などといった撮影において特殊効果やCGの多用が予想されます。
そのため、ドラゴンボールの比ではない年月がかかることもありえるでしょう。


アメリカで実写ドラマ化も決定しているワンピース。
動画配信サービス「NETFLIX」が配信することが分かっているものの、これまでにキャストどころか、放送予定年も発表されていません。
さらに、新型コロナウィルスで混乱が生じている今、どのような状況になっているのでしょうか。
調べたところ、撮影の準備に遅れは生じているらしいのですが、デザインなどの作業は進められており、実写化への動きは止まっていない様子です。
ちなみに、今年の9月には同作の脚本を担当するマット・オーウェンズが、出演したポットキャスト上で「配役はきまっていない」ときっぱり断言したそうです。
配役すら決まっていないとなると、撮影はさらに先。
ハリウッド映画となったドラゴンボールの場合、2002年に映画化が決定。
その後、2008年に撮影が開始され、2009年に日本で公開されました。
撮影から公開までは約1年ほどですが、やはりきになるのは撮影開始までの年数。
2時間ほどの映画で撮影着手までに6年。
ワンピースの場合はドラマで、さらには「悪魔の実の能力」「海」などといった撮影において特殊効果やCGの多用が予想されます。
また、実際に海で撮影するとなるととてつもない労力がかかります。
そのため、ドラゴンボールの比ではない年月がかかる可能性が高いといえるでしょう。
ちなみに、現在放送が決定しているのはシーズン1の全10話。
2017年に実写化の発表がありましたから、早くて2025~2027年あたりの放送となるのではないでしょうか。

尾田栄一郎によるコメント
まとめ
新型コロナウィルスによって、ある程度の影響を受けてしまったワンピース。
今は漫画・アニメともに万全の対策を取りつつ、新作に取り組んでいるようです。
1番大きな影響を受けてしまったショーに関しては残念ですが、2021年に同じ内容で公演があるそうなので、そちらに期待したいですね。