今回のテーマは、麦わらの一味の船医「チョッパー」がテーマです。
Dr.ヒルルクとのエピソードはワンピースのなかでも感動の名シーンに挙げられることが多いですが、そんなヒルルクからもらった形見ともいえる帽子が途中で変わったことをご存知でしたでしょうか。
なぜ、チョッパーは帽子を変えたのでしょうか?
トニー・トニー・チョッパーとは?



ワンピース 34巻 第320話
麦わらの一味の戦闘員兼、船医です。
海軍からは「麦わらの一味のペット」と認識されているようで、懸賞金は100ベリー(当初は50ベリー)となっています。
トナカイですが、動物系(ゾオン)悪魔の実「ヒトヒトの実」の能力で今の人に違いスタイルとなりました。
基本的には以下の3通りの姿に変身します。
- 獣型…トナカイとしての本来の姿です。
- 人獣型…普段のチョッパーの姿がこの姿です。
- 人型…角がなくなり、大柄な人間に近い姿になります。
元からもつ青い鼻のせいで群れになじめずにいましたが、悪魔の実を食してからは「人でもトナカイでもない存在」として、群れから捨てられ、人間にも化け物扱いされ、どちらの世界でも受け入れてもらうことができていませんでした。
そんななか、Dr.ヒルルクと出会い共に過ごします。
そのヒルルク死後はDr.くれはとともに過ごし、「自分が万能薬になる」と正しい医学の知識を習得しました。その後、麦わらの一味がドラム王国を訪れたことで仲間となります。
IndeedのONEPIECE実写化では本物のトナカイが起用され、話題となりました。
チョッパーの帽子が変わった?



ワンピース 16巻 第142話
チョッパーが初登場時よりかぶっていた帽子は、Dr.ヒルルクからもらったものでした。ヒルルク死後となった今、形見の一つであるといえるでしょう。
しかし、2年後の新世界編ではその帽子の様子が変わっています。

ワンピース 61巻 第598話
チョッパーはなぜ、形見でもある帽子を変えてしまったのでしょうか?
チョッパーの帽子が変わった理由は?


調べてみたとろ、形見の帽子はそのままだということが判明しました。一体どういうことでしょうか?
実は、2年後の帽子は元の帽子の上に新しい帽子を重ねてかぶっているとのことです。つまり、元の帽子を捨てたり改造したというわけではなく、カバーをつけたという表現がしっくりくるのではないでしょうか。
これについては63巻SBSでの読者からの質問に作者が明確に堪えています。
「チョッパーの2年後の帽子はもともとかぶっていたものに、水色のかぶりものをあわせたものですか。」
「違いませんよ。かぶせただけです。ピンクの帽子は、チョッパーの宝物ですから、替わったわけじゃありません。」
また、その理由については明らかとされていません。
ネットで予想されている理由は以下のとおりです。
- 元の帽子を保護するため
- おしゃれ
帽子が変化したとみられる2年間の修業期間中、チョッパーが滞在していたのは「トリノ王国」でした。トリノ王国はその名のとおり巨大な鳥がたくさん生息しています。

ワンピース 82巻 第820話
鳥がチョッパーをつついたり、フンやら羽根やら羽ばたきの度になにかしらのものが降り注ぐことが考えられますから、それらから大切な帽子を守るために、帽子カバーのようなものをつくったという可能性もあるでしょう。
また、仲良くなった原住民の人たちが交流の証として贈ったものかもしれませんね。
ネットで見て確かに…と思ったのが「ゾロもバンダナをしなくなった」という意見です。初期のトレードマークだったものが変化するというのも、作中の時の流れを感じてよいのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
チョッパーの帽子が変化した件に気づいた人は多いとは思いますが、その理由については謎のままでしたね。個人的にはこの巨大な鳥から帽子を守るため、という説は意外と有力なのではと考えています。
鳥って羽ばたきするときにすごい数のなんやかんやをまき散らしているそうなので…。