今回のテーマは「赤鞘九人男」についてです。
ワノ国編で要となるこの人物たちについて、ついに過去のメンバーの様子が描写されましたが、この赤鞘九人男に白ひげ海賊団隊長の1人がいる!?と噂となっています。
この噂について、ご紹介していきます。
赤鞘九人男とは?


ワノ国九里大名であった「光月おでん」のもと、光月家に仕えた9人の侍の総称です。
四皇カイドウ率いる百獣海賊団、そして将軍黒炭オロチによって光月家は壊滅の危機に瀕していましたが、光月おでんの妻「光月トキ」の超人系(パラミシア)悪魔の実「トキトキの実」によって光月おでんの息子「光月モモの助」とともに20年後の世界にタイムスリップするなどしておのおのが生き延び、現在はワノ国編でルフィら麦わらの一味とともに反逆の機会を狙っています。
赤鞘九人男のメンバーは以下のとおりです。
- 錦えもん
- カン十郎
- 雷ぞう
- 菊の丞
- アシュラ童士(酒吞丸)
- 河松
- 傳ジロー
- イヌアラシ
- ネコマムシ
本編ではついに河松が登場し、残りは「傳ジロー」のみとなっています。この傳ジローについては、当ブログでは居眠り狂死郎であると予想していますが、実際はどうなのでしょうか。

赤鞘九人男については過去にも考察記事を書いていますので、よかったらご覧ください。
白ひげ海賊団とは?


白ひげ(エドワード・ニューゲート)率いる、世界最強の海賊団と呼ばれていた海賊団です。ゴール・D・ロジャー率いるロジャー海賊団と同じ時代を生き抜き、度々戦闘もおこなってきました。そのため、屈強な猛者が集まっています。
白ひげは船員たちを「息子」とよび、また船員たちも、白ひげを「親父」とよびます。白ひげは若いころから、「家族」を求めており、自身の海賊団で新しい「家族」を手に入れたのです。
船員は約1600名、16部隊に分かれており、また43の海賊団が傘下にいるため、総勢5万人ともいわれていましたが、ポートガス・D・エースを海軍から奪うために火蓋が落とされた「マリンフォード頂上戦争」でエースそして白ひげを失い、失速していきます。
また、事の発端となった黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)率いる黒ひげ海賊団に「落とし前戦争」と名のついた敵討ちに臨むも、敗北しています。
その後、メンバーは散り散りとなり、傘下の海賊や縄張りも次々と黒ひげ海賊団に侵略されてしまっている状態となっています。
隊長とされる人物は16名おり、以下となっています。

ワンピース 58巻 SBS
- 1番隊隊長…マルコ
- 2番隊隊長…ポートガス・D・エース(死亡)
- 3番隊隊長…ダイヤモンド・ジョズ
- 4番隊隊長…サッチ(死亡)
- 5番隊隊長…ビスタ
- 6番隊隊長…ブラメンコ
- 7番隊隊長…ラクヨウ
- 8番隊隊長…ナミュール
- 9番隊隊長…ブレンハイム
- 10番隊隊長…クリエル
- 11番隊隊長…キングデュー
- 12番隊隊長…ハルタ
- 13番隊隊長…アトモス
- 14番隊隊長…スピード・ジル
- 15番隊隊長…フォッサ
- 16番隊隊長…イゾウ
赤鞘九人男にいた白ひげ海賊団隊長とは?


赤鞘九人男に、白ひげ海賊団隊長が混じっているのでは?と噂となったきっかけはこのシーンからです。
資金難のために過去、「霜月康イエ(トノ康)」の元に忍び込み、金を盗もうとした赤鞘九人男たち。しかし、光月おでんを思っての行動に逆に康イエから資金を提供されるというシーンです。ここにはシルエットを含め、9人の男性が描かれています。
そのため、この9人=赤鞘九人男と考えられていました。
しかし、現在の年齢がわからないものの、およそ40年ほど前と考えられるこの出来事に菊の丞(お菊)が混じっているとは考えられません。そのため、右上の髪を結った人物が、菊之丞とは別の人物であることが濃厚とされていました。
そして、その人物としてささやかれていたのが、ワノ国出身でヴィジュアルも酷似している白ひげ海賊団16番隊隊長の「イゾウ」です。

ワンピース 57巻 第553話
これに関してSBSでこのようなやりとりがありました。読者の質問がこちら。
- 白ひげ海賊団16番隊隊長イゾウは元赤鞘九人男なのか?
- 光月おでんも元16番隊隊長だったのか?
これに対する作者の回答がこちらです。
- 問題のシーン、確かに9人いるがあれは菊之丞ではない
- イゾウはワノ国出身だし、確かに似ている
- 白ひげ海賊団にはワノ国の人が数人乗船していた
ということで、問題の人物が菊之丞ではなく、イゾウとの関係もほのめかしていますが、明確な回答に関しては「いずれ明らかとなる」と曖昧なままとしています。
考えられることとしてはイゾウが赤鞘九人男の菊之丞の前任で、白ひげ海賊団に乗船した際、白ひげ海賊団に残ったことで後任が菊之丞となったということではないでしょうか。
また、イゾウの年齢がいくつかによりますが、この人物がイゾウ本人もしくは子供である可能性が考えられます。しかし、イゾウの当時の年齢などから考えると本人である可能性のほうが高いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
まさかの白ひげ16番隊隊長という隠れたキャラクターがワノ国の重要人物であったことが判明しましたね。
当ブログで考察したように、赤鞘九人男においてイゾウと菊之丞が代替わりしているのであれば、今後登場する可能性は低いかもしれませんが、かつての主力でなおかつ白ひげ海賊団も散り散りとなっているなか、イゾウが戦力として加入する可能性もわずかながらにあるのではないでしょうか。
