「人の巨大化」とは数百年前から世界政府で推進されている研究の一つであり、未だ完成していない課題でもあります。
なぜ、世界政府は巨人族がいるにもかかわらず、人を巨大化させる研究をしていたのでしょうか。


世界政府が研究を行っているという事は何か目論見があるに違いありません。
人の巨大化に隠された真の理由とその目的について見ていきたいと思います。
人の巨大化とは何か?
そもそも人の巨大化とは一体何なのでしょうか。
その言葉の通り、人を巨人のように大きくさせることになります。
この研究はパンクハザードという島で行われており、シーザーが実験を行っていました。
覚せい剤などを小さな子供たちに投与して、巨人化させようとしておりました。
そのやり方はキャンディーに少量の覚せい剤を紛れ込ませて、子どもたちを中毒にするというシーザーらしい残酷なやり方です。
この研究は世界一の科学者であるDr.ベガパンクも行っておりましたが、そのベガパンクですら完成させることができないほどの研究です。
それほど、人の巨大化にするということは難しいということでしょうか。
実際に、パンクハザードでは巨人族よりもはるかに大きなドクロや、巨人サイズの子どもたちが見つかっております。
研究自体は着々と進んでいるようでしたが、巨大化は子どもの身体への負担が大きすぎて大人になるまでに死んでしまうという課題がありました。
まだまだ人の巨大化に関しては世界政府の大きな課題となっているのでしょう。


人の巨大化を研究する真の理由と目的
Dr.ベガパンクですら完成させることができていない人の巨大化の研究を続けている理由と目的はあるのでしょうか。
以前パンクハザードで、ローが世界政府は強力な兵士を自分たちの元に置いておくために研究をしていると言っておりました。
確かに、巨人族を自分たちで生み出すことができれば、かなりの戦力強化でもありますし、戦争において圧倒的有利に戦いを運ぶことができます。
おそらく世界政府の理由としては、海賊達と戦うときに巨人化した兵士を用いることで、戦力の差を見せつけることなのでしょう。
そうすれば、海賊達が政府に逆らうことはなくなりますし、海軍としての威厳を永劫保つことができますね。
では目的は何かあるのでしょうか。
もちろん、海賊の一掃が一つの目的であるとは考えられますが、きたる世界戦争に備えての準備と考えることもできます。
世界戦争とはDの一族と世界政府の戦いでしょう。
Dの一族は”神の天敵”と呼ばれる一族で、必ず世界に影響を及ぼすほどの数奇な運命にある者たちです。
世界政府はその一族の力を知って、恐れているからこそ更なる戦力の強化をせざるを得ないのでしょう。


まとめ
以上、世界政府が「人の巨大化」を研究する真の理由と目的について考察して参りました。
完成するには長い年月がかかりそうな人の巨大化は世界政府にとって喫緊の課題となり、最終戦争に備えています。
もしも世界政府が市民を守るための一環としての動きであるならば、無害な人を研究の実験にするのではなくて、違う方法で行ってほしいですね。