今回は、ミンク族のワンダがナミと交換した衣服・装飾についてです。
ミンク族には友好の証として、ゾウを訪れた者と衣服を交換する習わしがあるようですが、特に、ワンダがナミと交換したものは「国宝」とされているそうです。
そんな「国宝」はかつてミンク族が誰かと交換したものではないのでしょうか?
ワンダとは?


犬のミンク族の女性(雌)です。
動物のような顔と体をもちながら人間と同じような生活をする、いわば半獣人です。様々な種族がおり、いずれも全身が毛におおわれていることが特徴です。
また、「生まれながらの戦闘種族」とされており、赤子ですら戦えるといわれています。
特徴としては、「エレクトロ」というスタンガンのように電流を流す能力を持ち、また満月をみることにより、「月の獅子(スーロン)」に変身することができます。
変身後は見た目の変化だけではなく、身体能力が大きく向上、さらには凶暴性が増し、自我を失うほど暴れまわります。訓練により制御できた場合はその限りではありませんが、制御できない場合、暴れ疲れて死んでしまうとまで言われています。
ゾウ(象主)の上にモコモ公国を築き、多くのミンク族がそこで暮らしていましたが、ワノ国の「雷ぞう」を探しに来た、カイドウの部下「ジャック」によって国を壊滅状態にまで追い込まれてしまいました。
国王は昼と夜で分かれており、昼は「イヌアラシ」夜は「ネコマムシ」が担っています。
モコモ公国では、「王の鳥」という役職に就いており、仲の悪い「イヌアラシ」「ネコマムシ」二人の王の間を行き来することができる数少ない存在です。現在、麦わらの一味に同行しているウサギのミンク族「キャロット」もこの役職に就いています。
背中に背負った剣を武器として用い、戦闘力もそれなりに持ち合わせているものとみられます。
ワンダについては戦闘シーンがほとんど描写されておらず、その強さがわからない状態ではありますが、個人的には、モコモ公国の精鋭ともいえる「銃士隊」とともに戦っていたこと、そして同じく王の鳥であるキャロットがスーロン化でその実力を発揮したことからも、ワンダについても、実は相当な実力者であるとみています。
ワンダがナミと交換した服とは?


ゾウ編では、カイドウの部下「ジャック」がモコモ公国を襲っている際に現れたナミたちを、カイドウの部下と勘違いして攻撃するも、後に誤解が解けて和解します。
毒ガスでやられていた住民を回復に導いてくれたことなどから、ナミたちに恩義を感じ、友好の証としてナミと服を交換しました。
そして、ワンダがナミと交換した服の装飾は「国宝」だとワンダが述べています。確かにナミの言う通り「偉い人の衣装」のようで、ずいぶんとドレッシーな印象です。
ワンダのいう国宝が「装飾」のみを指すのか、「服」も含めてなのかはわかりませんが、おそらく服と装飾併せて国宝とされていたのではないでしょうか。
ワンダの服はミンク族が誰かと交換したものだった?


ミンク族にとって、衣服の交換が友好の証であるとすれば、以下の様なことが考えられるのではないでしょうか。
- ナミと交換した服は、かつて「重要な誰か」と交換した服だった
- ゾウにはかつて訪れた者と交換をした服を着ているものがいる
- ゾウの外にも、ミンク族の服を着ているものがいる
個人的には、ナミとワンダが交換した「国宝」である衣服・装飾は、かつてゾウを訪れた「重要な人物」と交換したものであったからではないかと考えています。
可能性としてありえるのが、「ロジャー海賊団」「ロックス」などのメンバーです。
特に、ロックスのメンバーだったのではと言われている「シャッキー(シャクヤク)」なんかはこの服を着ているイメージがありますね。
また、独特の雰囲気をもつ服装をまとっている、イヌアラシ・ネコマムシももしかするとワノ国の人物などと衣服を交換した過去があるかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ワンダそして、ワンダがナミに譲った衣服・装飾に関する情報が少なく、核心に迫るとことはできませんでしたが、「ミンク族は友好の証として衣服を交換する」という習わしはなんらかの伏線であることには違いありません。
いつか、モコモ公国の住人や、ゾウの外の人物の衣服と照らし合わせて、交換した人物たちを割り出す読者もでてくるかもしれませんね。
ぜひ、見つけてみたいものです。