おでんの使っていた名刀は二本。
一つは「閻魔」。
そしてもう一つが「天羽々斬(あめのはばきり)」。
二本とも相当な名刀であることは間違いなく、特に天羽々斬は名前からして凄そうに感じます。
息子であるモモの助に渡したとされる天羽々斬は一体どんな刀なのでしょうか。
果たして今後、モモの助がその刀を使うときが来るのでしょうか。
今回は名刀「天羽々斬」について考察していきます。
名刀「天羽々斬」とは?
おでんがモモの助に託した「天羽々斬」はいったいどんな刀でしょうか。
天羽々斬とは日本神話に登場する刀剣として有名です。
そこで日本神話についてどんな刀だったのかを紐解けば、天羽々斬のことが分かっていくはずです。
簡単に日本神話を述べると、スサノオがヤマタノオロチを討伐した際に使われたというのはまさに天羽々斬となります。
つまり、今回のワノ国での出来事と大いに被っている内容です!
モモの助と将軍オロチが日本神話でいうとスサノオとヤマタノオロチと重なりますね。
日本神話の内容がワノ国で起こっているということも話が重なっています。
元々は、ワノ国を治めていたのはモモの助の父であり、天羽々斬を所有していた光月おでんでした。
しかし、四皇カイドウとオロチによってワノ国は奪われてしまいました。
それから20年の時を経て、ワノ国を取り戻すために息子であるモモの助が活躍するはずです。
その時に使うのは日本神話でも使われたとされる名刀天羽々斬ということです。
日本神話ではスサノオが見事ヤマタノオロチを打ち破りましたが、同じようにモモの助が将軍オロチを倒してくれることを祈るばかりですね!


モモの助に託した理由
光月おでんがモモの助に託したのは自分の息子であり、ワノ国を救い出してほしいからだと考えられます。
そして、何より名刀を使いこなす人物になると確信したからでしょう。
おでんが持っていた二つの剣「閻魔」と「天羽々斬」はどちらも名刀であることと、その分使いこなすことが難しいはずです。

ワンピース 第954話 94巻
おでんは自分の息子がまさか子どものままで天羽々斬を使うことになるとは思ってなかったでしょう。
いくらおでんの血を引き継いでいても名刀を使いこなせるとは思えないです。
しかし、おでんの妻であるトキの能力を知っていたことから全てを見通してた可能性もあります。
赤鞘九人男のリーダーで自らの右腕でもあった錦えもんに渡さなかったことがそれを物語っていますね。
大人であっても子どもであっても、名刀天羽々斬を使いこなせるのはモモの助しかいない!ということでしょう。
もしかしたら光月家本家でしか扱うことができない理由があるのかもしれませんね。


まとめ
以上、モモの助がおでんから譲り受けた名刀「天羽々斬」について考察しました。
日本神話と同じ流れで話が進んでいくのか、それとも全く違う展開になるのか今後のワノ国編には要注目です。
そこでモモの助によって「天羽々斬」がどう活躍するのかは目が離せませんね!