判じ絵とは一見普通の絵に見えて、ある者にしかわからないような暗号が含まれているものです。
ワノ国では四皇カイドウと将軍オロチを倒すために、光月家が判じ絵を使って決戦の集合場所を伝えていました。
その判じ絵に新たに「ハブの2本線」が足されたのです。
なぜ、暗号が含まれる判じ絵に2本線が足された理由と意味は一体なんでしょうか。
そして新しく決まる集合場所は一体どこになるのでしょうか。
「ハブの2本線」が足された意味とは?
判じ絵に「ハブの2本線」が足された意味とは一体何でしょうか。

ワンピース 第921話 92巻
元の判じ絵では「火」の「鳥2羽」に「ハブ」が書かれていました。
「火」は火祭りの日、「鳥2羽」は夕刻酉二つ、「ハブ」は場所刃武港を示しています。
ワノ国の者であれば一発でわかる図案でした。
そのもともと光月家が広めていた判じ絵があるにもかかわらず、新しく判じ絵を出すと混乱をさせることになるはずです。
しかし、これには理由があったのです。
最初に出されていた判じ絵が将軍オロチにばれてしまったということです!
これはオロチ城で花魁の小紫が居眠り狂死郎に切り捨てられた事件が関係しています。
斬られた小紫から一枚の紙が零れ落ち、それを狂死郎が拾い上げました。
その紙がなんと判じ絵だったのです!
そのことで、将軍オロチは反逆者がいるとして光月家に関係するものを全て捕らえさせるのでした。
作戦失敗となりそうなときに、白舞の大名である康イエ様が自分の命と引き換えに新たな判じ絵を考えたのです。
それが今流れている判じ絵に「ハブの2本線」が足されたものでした。
その事で、決戦の集合場所が変更したことが伝わるとともに、まだ作戦が継続中であることがわかったのです。
康イエ様が行った行動によって、ルフィ達の決戦が継続となり、ワノ国の開国の可能性に望みがあることにも繋がったということですね。


新たな集合場所
それでは新しい判じ絵によって集合場所はどこになったのでしょうか。

ワンピース 第952話 94巻
元は刃武港が集合場所となっていましたが、カイドウのいる鬼ヶ島へ行くには離れ小島であるために港が一番です。
各郷にはそれぞれ港があり、どの港がいいのでしょうか。
そこで「ハブに2本線」の絵を注目したいと思います。
ハブに2本の線を足すことによって、手足が生えます。
つまり、ハブからトカゲに変わるのです!
「刃武港」から「常影港」に集合場所を変更したということです。
元の刃武港がある白舞と隣の郷である兎丼にある常影港。
場所とすれば、鬼ヶ島に行くにはこれ以上ない場所といえるでしょう。
5000人を超える侍の同志が一堂に会して、決戦の日に集まります。
今回の戦いは総力戦となるので、今まで以上に白熱した戦いが行われるはずですね。
ルフィも打倒カイドウに向けて修行を重ねているので、今から楽しみです!
まとめ
以上、判じ絵に「ハブの2本線」が足された意味と新たな集合場所について考察しました。
判じ絵が気付かれても尚、決戦を中止するわけにはいきません!
そのみんなの思いが一つに込められた内容だったのですね。