ラフテルの綴りは「laugh tale(笑い話)」?語源や意味を調査【ワンピース考察】

今回のテーマは「ラフテル」についてです。

先日公開された映画「ワンピーススタンピード」は皆さんご覧になりましたでしょうか。実は、この映画でラフテルのつづりが明らかとなったのです

今回は、そんなラフテルについておさらいを兼ねて、そのつづりの意味について考えてみたいと思います。

※なお、映画の重大なネタバレを含むため、ご鑑賞前の方はお気を付けください。

目次

ラフテルとは?

ぷに助
 ロジャー海賊団の一部のクルーだけが上陸したんだよね。 
ぱちぇこ
 グランドラインの最終地点であるとされているね。 

ワンピース 12巻 第105話

 

「偉大なる航路(グランドライン)」の最終地点とされている場所です。

また、海賊王「ゴール・D・ロジャー」が残したとされる「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」がそこにあるとされています。

ワンピース 1巻 第1話

 

最終地点とはいっても「=終着点」というわけではないようで、ロジャー率いるロジャー海賊団は、ログの終着点で「ラフテル」の存在を知ることとなり、再度冒険をやり直したとされています

そして、ラフテルにたどり着いたのは今もなお、ロジャー海賊団のみとされています。

その存在が明らかにされたのはかなり初期で、アラバスタ編「偉大なる航路突入」にて双子岬で出会った元ロジャー海賊団船医「クロッカス」により明かされました。

個人的には、ロジャー海賊団が「冒険をやり直した」とされていることから、グランドラインの道中に、ラフテルもしくはラフテルへ行くための重要な場所があると考えています。

そのため、すでにグランドラインを半分以上冒険している「麦わらの一味」も、すでにそのポイントを経過している可能性がかなり高いのではないでしょうか

また、ロジャー海賊団とラフテルに関しても気になることがあります。

  • ラフテルに「上陸した」とではなく「確認した」と言っている
  • 白ひげに「場所」ではなく「行き方」を伝えようとしていた

クロッカスはロジャー海賊団を「ラフテルを確認した唯一の海賊団」と言っていますが、なぜ、「上陸した」とは言わなかったのでしょうか。それは、団員のなかでも上陸したものと、していないものがいたからだとされています

実際、ロジャー海賊団の船に乗船していた、イヌアラシ・ネコマムシも同行しなかったと述べています。

そして、ロジャーは白ひげに、ラフテルの「場所」ではなく「行き方」を教えようとします。これは暗に、「場所」だけではそこにたどり着くことができないからなのではないでしょうか。

ワンピース 59巻 576話

 

その理由については2つほど想定できます。

  1. 普通に航海するだけではたどり着かない場所にある
  2. ラフテル自体が移動するため場所で伝えることはできない

いずれも、可能性としてはありえるのではないでしょうか。

ラフテルの綴りは「laugh tale(笑い話)」?

ぷに助
 映画で初めてつづりが明らかにされたんだよね! 
ぱちぇこ
 それまでは違う説が有力だったね。 

※以下映画「ワンピーススタンピード」のネタバレを含みます

 

 

 

映画「ワンピーススタンピード」では、海賊万博で争っていたロジャーの残した宝というのが、「ラフテルのエターナルポーズ」であることが判明しました。

ロジャーの意思とは関係なく、ロジャー海賊団のクルーが勝手に作成したものであったようですが、そのエターナルポーズには「laugh tale(笑い話)」と記されていたのです。

それまで、ネットを中心に有力な説だとされていたラフテルのつづりは「Raftel(浮木)」とされていましたが、それが否定される形となりました。

しかし、英語に翻訳されたワンピースでは、クロッカスは「RAFTEL」と発言しており、チェックの細かい尾田先生がそれを見逃したなんてことはありえるのでしょうか。

そのため、ネットでは新たに、「ロジャーの思うラフテル」と「クロッカスの思うラフテル」2種類の解釈があるのではないか…という意見もあがっています。

ラフテルのエターナルポーズは、あくまで船員が勝手につくったものであり、そのつづりもおそらく船員が書き記したものでしょうから、なんとも言い難いですね。

ラフテルに元からの名前がついていなければ、正式な名前もないでしょうから、船員たちによって思うつづりが異なっていてもおかしくはないかもしれません

ラフテルの語源や意味は?

ぷに助
 laugh tale(笑い話)だとしたら? 
ぱちぇこ
 なんか意味が深そうだね~。 

笑い話という単語をきくと、どこか「皮肉めいたもの」を個人的には感じます。ラフテルには世界政府が隠そうとしたある「巨大な王国」があるともされており、その世界政府の行為を嘲笑するといった意味も込められているのでしょうか。

また笑いで想起されるのは、死ぬ(死にそうな)間際に笑った以下のDの名を持つ3人です。

  • ゴール・D・ロジャー
  • モンキー・D・ルフィ
  • ポートガス・D・エース

ラフテルがDの一族に関係ある土地のであれば、「laugh」という単語が使われているというのもわかりますね。

そして、最後に「ビンクスの酒」という海賊の唄も関係しているのではと話題になっています。ビンクスの酒はブルックが初登場した際に、歌っていた歌です。

ワンピース 46巻 第446話

 

歌詞は以下のようになっています。

ビンクスの酒を 届けにゆくよ

ドンと一丁唄お 海の唄(うなばのうた)

どうせ誰でも いつかはホネよ

果てなし あてなし 笑い話

ブルックがこの歌を歌った際、ルフィはシャンクスたちも歌っていたと言い、ロビンも懐かしいといっていました。それだけ多くの海賊に歌われてきた歌なのでしょう。

この歌も最後は「笑い話」でしめられています。

おそらく最後の韻からきたしめだとは思いますが、ここからロジャーたちが「旅の最終地点=laugh tale(笑い話)」とした可能性もありますね。

しかし、レイリーたちはラフテルで「歴史のすべてを知った」そのうえで「笑い話」としたのは一体なぜなのでしょうか。個人的には、その歴史上で起きた争いの理由を「くだらない」としたような嘲笑的な意味が込められているのではないかと考えています。

ワンピース 52巻 第506話

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ラフテルについて、また1つ情報が明らかとなりましたが、やはり詳細については推測の域をでることはありませんね。

ラフテルの意味する「笑い話」とは一体なにを指すのでしょうか。

今後の展開からも目が離せませんね。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる