今回のテーマは、懐かしの「モーガン大佐」についてです。
モーガン大佐の元の名前が「チョップ大佐」であったことをご存知でしたでしょうか。モーガン大佐は実は何度もその姿や設定に変更があったキャラクターなのだそうです。
また、モーガン大佐のように構想初期と登場時で変わった他のキャラクターについても調べてみました!
モーガン大佐とは?


海軍「東の海(イーストブルー)」支部の元大佐です。
息子であるヘルメッポは、現在海軍本部少佐となっています。
異名は「斧手のモーガン」で、その名のとおり、右腕に義手代わりの斧が埋め込まれています。
悪魔の実の能力はなく、覇気については明らかにされていませんが、会得していないものと思われます。
また、顎にも金属製のギプスがはめ込まれていますが、これはかつて「キャプテン・クロ(クラハドール)」によって砕かれたもので、奇しくもその際の根性をクロに見込まれたことでクロの部下ジャンゴによる催眠術によって、偽のキャプテン・クロを捕まえた手柄を与えられ、それが要因となり出世することとなりました。
その後は昇進のせいからか、ジャンゴによる催眠によるものか性格が一変し、初登場したシェルズタウンでは恐怖政治ともいえる悪政を敷いていました。
ルフィによって倒されたのちは、海軍本部中将のガープに引き渡される予定でしたがヘルメッポを人質に逃走、ヘルメッポはその場から逃げるも、モーガンもそのまま海軍の元から逃走しました。そして、その後の行方についてはわかっていません。
モーガンのその後については明らかとされておらず、同時期に登場したドン・クリークの部下「ギン」、「キャプテン・クロ」らと同じく、再登場をしていません。そのため、作品後半で再登場することが期待されています。
今後については以下のような展開が予想されるのではないでしょうか。
- 悪魔の実の能力者となる
- 過去に登場した悪役と手を組む
- ヘルメッポと対峙する
個人的には、いずれも可能性としてありえると思っており、特に「ヘルメッポVSモーガン」のシーンは可能性として高いのではないかと考えています。
そうなると、モーガンがそのまま登場するだけではインパクトが低いので、「より強力な存在となり」「海軍に反するものと手を組んで」登場することが必須となるでしょう。
しかし、元は海兵としてまともであった人物でもありますから、最後には本来もっていたはずの正義に心動かされてほしいものです。
モーガン大佐の元の名前はチョップ大佐?


実は、モーガン・ヘルメッポ親子については、ヘルメッポが先に構想としてあったそうなのです。
詳しくは1巻のSBSで作者が紹介してくれていました。
これがチョップ大佐のままだったら、キャラクターとしての魅力は大分損なわれてしまいますね。「かっこ悪い」とズバリいってくれた編集さんには感謝したいですね。
構想初期と登場時で変わった他のキャラクターは?


モーガン大佐のように、構想初期と登場時で変わった他のキャラクターを調べてみたところ、意外にも見つけることができませんでした…。
しかし、こんなものを発見!
そう!麦わらの一味の初期構想が現在とかけ離れているのです!
ルフィ・ゾロ・ナミ・サンジは現在と変わらないものの、まずパッと目に入るのは「チョッパー」!!衝撃的な鹿姿です。
どうやらチョッパー=鹿という構想はあったものの、今よりも「大人」よりで腰に剣をさげていることから「人に近い戦闘スタイル」を想定していたのでしょうか。今でいう「ミンク族」に近いですね。
そんな、チョッパーの左後方には「ガイコツ」と思われる姿が…おそらくブルックでしょうか。トレードマークのアフロでないところが新鮮ですね。
また左の二人は今のメンバーにはいませんね。どうやら一番左が船大工なのでのちのフランキー、左から2番目が植物に詳しいとありますので、のちのロビンなのでしょうか。
後期になると構想が現在の状態へとかなり近づきます。
ここで気になるのが、仲間が8人しかいないこと。
ルフィはかつて「10人は仲間が欲しい」といっており、それが伏線となって実際のメンバーも10人となるとファンの間でささやかれていましたが、実際は違うのでしょうか…?
また、今後仲間として一味に加わるはずの「ジンベエ」も描かれていません。
ジンベエに関して、途中で追加されたメンバーなのかそれとも、ここに描かれていない理由があるのか…気になるところですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はあまり情報を集めることができませんでしたが、やはり魅力的なキャラクターの裏には練りに練られた構想があることがわかりました。
これまでもたくさんの魅力的なキャラクターが登場してきましたが、今後登場する新しいキャラクターにも期待したいですね。