今回は麦わら大船団傘下の「スレイマン」そしてそのスレイマンがA級戦犯であるとされている「ディアス海戦」がテーマです。
ドレスローザ編で登場したスレイマンは現在、麦わら大船団傘下となり、キャベンディッシュの船に乗船しています。
スレイマン、ディアス海戦、そして気になる今後について予想してみました。
スレイマンとは?


ドレスローザ編で、自然系(ロギア)悪魔の実「メラメラの実」をかけた闘技大会に参加していた犯罪者です。
異名は「首はねスレイマン」で、初登場時は特に所属はありませんでしたが、その後キャベンディッシュ率いる「美しき海賊団」と行動を共にしています。
懸賞金額は不明で、悪魔の実の能力は持たないとされています。
サーベルを用いた戦闘を得意とし、作中に描写はないものの、首はねが特徴的な戦闘スタイルであると考えられます。
尚、闘技大会では、「ディアス海戦A級戦犯」として紹介されていました。
スレイマンという名は、オスマン帝国の皇帝に継がれる名前で、おそらくそこからつけられていると考えられます。スレイマンの縦に大きく膨らんだ特徴的な帽子も、皇帝のかぶる帽子がモチーフとなっているかもしれませんね。
代々の皇帝に特に海賊とつながるようなエピソードはありませんでしたが、スレイマン1世は有力な王位継承者であった息子を謀反の疑いで処刑しています。
もしこれらにインスパイアを受けているとするならば、「スレイマンは元皇子」「他者により戦犯に仕立て上げられた」などの隠れた設定があるかもしれません。
ディアス海戦とは?


スレイマンがA級戦犯とされてしまったディアス海戦とはいったいどのような戦いだったのでしょうか。
ディアスで調べたところ、ワンピースでは「デビル・ディアス」という人物がヒットします。あまり覚えている人も少ないでしょうが、シャボンティ諸島に登場した海賊です。
しかし、デビル・ディアス自体は天竜人から逃げ出したことにより、首輪が爆発しています。そのため、死亡した可能性がかなり高いです。
もし、デビル・ディアスが関係しているのであれば、彼がスレイマンの故郷において実は「王位継承者」などの重要人物であり、本当は天竜人によってさらわれたところを、スレイマンの関与によるものとされ、罪を着せられた…といったところでしょうか。
ただ、「●●海戦」という場合には、●●には地名が入ることがほとんどでしょう。そのため、ディアスという土地で起きた海戦を指していると考える方が妥当かもしれません。
また、スレイマンはディアス海戦で「処刑人」だったとされており、自身の意志というよりは国の命によって首はねを行なっていたとみられます。
今後のスレイマンについて予想!


スレイマンについて気になるのは、ほかの麦わら大船団のメンバーたちにくらべて、あまり情報がないということです。
扉絵連載で他のメンバーは過去なり、その後なりが描かれていますが、スレイマンについてはキャベンディッシュの船に乗船していることぐらいしかわかりません。
形としてキャベンディッシュ傘下となっているからかもしれませんが、レベッカに意味深に語りかけたにしてはちょっと扱いが…。
かつては「ディアスの英雄」とまで言われていたスレイマンですから、戦犯となったのは「裏切り」や「罪をなすりつけられた」可能性がかなり高いです。
気になる設定ではありますが、ドレスローザ編そして扉絵連載で触れられなかったのであれば、このままスルーされてしまいそうですね。
理由はかなり異なりますが、同じく国を追われたキャベンディッシュの船に乗っているところに作者の意図を感じるところではありますが…。
もし、今後登場するのであれば世界会議編でキャベンディッシュ、そしてスレイマンが自身を追い出した国の国王と再会するといったところでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
スレイマンの関与したディアス海戦について具体的なことはわかりませんでしたが、その過去と今後について興味がわいてきたのではないでしょうか。
今はまだ、穏やかにストーリーが進む麦わら大船団ですが、活躍する際はぜひスレイマンの過去についても触れてほしいものです。