今回はドレスローザ編で解説者として登場した「ギャッツ」についてです。
脇役かと思いきや後半にはかなりの活躍を見せたギャッツですが、実際はどのような人物なのでしょうか。
今回はギャッツについて、強さや過去、現在についても考察してみました。
ギャッツとは?



ドレスローザのコロシアムで実況をしていた人物です。メラメラの実をかけた闘技大会でも実況をしていました。
実況では自身の気に入った人物を応援する傾向にあり、Bブロックでは「ハック」を応援し、ハックに勝利した「バルトロメオ」には暴言を吐いています。
Cブロックでは「ルーシー(ルフィ)」を気に入り、半ばひいきのような実況を行なっています。
また、ただの脇役かと思いきや、ドレスローザ編後半ではかなりの活躍と見せ場をつくった人物でもあります。
実況でありながら剣士の恰好をしているため、かつてコロシアムの戦士であったことが予想されます。
個人的にはドレスローザ編で麦わらの一味の勝利をもたらした、重要な人物の1人であると考えています。
そう考えられるのは以下の理由からです。
- 市民の声や総意がギャッツに反映されている
- 市民へ事実を伝え、先導した
- ルフィの覇気回復のための10分をつくった
ドフラミンゴの部下とまではいいませんが、ドフラミンゴの元で働いてたともいえるギャッツがドフラミンゴの敵であるルフィに魅かれ、味方となっていく様子は、市民の心を反映したかのようでした。
また、ギャッツが実況であったからこそ、事実が市民に知れ渡り、市民が動きだすきっかけをつくっています。
さらにはギャッツの見せ場でもある、ルフィの覇気回復のための10分をつくりだした最後のシーンでは、自らの命を顧みず、ドフラミンゴを挑発し、ひん死の状態とまでなってまで、ルフィの時間稼ぎをしています。
ギャッツがいなければ、ルフィそして麦わらの一味の勝利はなかったといえるでしょう。そのためか、第786話のタイトルは「ギャッツ」とまでされています。
ギャッツの強さは?


ギャッツの強さについては、特に戦闘シーンもなかったため、わかっていません。
しかし、もしギャッツが元々戦士として活躍していた場合、数々の戦闘を乗り越え、実況を担うまでとなっているため、ある程度の強さがあることが想定されます。
特に、出場者を煽ったりすることは、自身の命も狙われかねませんので、貧弱では務まらないでしょう。
また、たとえ死を覚悟していたとしても、名だたる海賊や海軍ですらひるむ、ドフラミンゴにあそこまでの啖呵を切ることはできないでしょうから、強靭な精神を持ち合わせているといえます。
ギャッツの過去と現在は?


ドレスローザ編終盤では、ドフラミンゴの糸にやられるも、気力で立ち上がり、ルフィの勝利を国民に伝える実況者としての役割を全うしました。
ギャッツの過去や現在については特に、情報がなかったため、個人的な考えを以下にまとめたいと思います。
1.ギャッツの過去
ギャッツの過去に関しては、前述でも述べているように「元はコロシアムの戦士であった」というバックグラウンドがあるかもしれません。しかし、ギャッツについている2人の女性も「剣士風」の恰好をしているため、もしかするとただのコスチュームという可能性もありますね…。
2.ギャッツの現在
ギャッツは、扉絵連載にも登場していないため、現在どうしているのかについてもわかっていません。
今後もなかなか登場するというのは難しいかもしれませんが、もし、登場した場合のケースを考えてみました。
- 過去にコロシアムに登場した強者の解説
- その後のドレスローザのコロシアムに現れた強者の実況
- レポーターに転身し、麦わらの取材をしにくる
最後に関しては、なかなか難しいかもしれません…。
ギャッツは脇役で戦闘があるわけでもないのに、大活躍を見せた愛すべきキャラクターであるといえます。今後の再登場もぜひ期待したいとこですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ドレスローザ編になくてはならない存在だったギャッツ。
なかなか情報が少なく寂しいところではありますが、今後の登場に期待したいところですね。