以前よりキャラクターの強さについてまとめてきましたが、今回は「レベッカ」についてです。
ドレスローザ編で登場した剣闘士レベッカは、実は元王女であるなど隠された過去を持っていましたね。
そんなレベッカについて生い立ちや強さなどをまとめてました!
レベッカとは?生い立ちや母・父は?


初登場はドレスローザ編。自然系(ロギア)悪魔の実「メラメラの実」をかけた闘技大会で、剣闘士として登場しました。
メラメラの実を手に入れ、同国国王となっている、王下七武海「ドンキホーテ・ドフラミンゴ」を倒そうとしていました。
悪魔の実の能力は持たず、戦いにはロングソードと盾を用います。覇気では見聞色を会得しており、それによる回避能力はとても高いです。
闘技大会では「ルーシー」と偽名を使ったルフィと出会い、友人関係となります。そしてその闘技大会では決勝にまで進出しています。
ドンキホーテ・ドフラミンゴをルフィらと討伐した現在は、王女の座を叔母である「ヴィオラ」に譲り、父キュロスと暮らしています。
世界会議編ではヴィオラの侍女として祖父リク王と共に同行しています。
1.レベッカの生い立ち
父母と3人、幸せに暮らしていましたがドンキホーテ・ドフラミンゴがドレスローザを襲撃したことで、父の記憶をなくし、そして母を亡くします。そしてブリキのオモチャの「兵隊さん」と暮らしていました。
しかし、後にドンキホーテファミリーにドフラミンゴへの反逆罪を理由にレベッカもとらわれてしまい、囚人剣闘士として闘技場にたたされ、1000勝することを釈放条件とされていました。
ドレスローザ先代国王「リク・ドルド3世」の孫でありながら、そのリクがドフラミンゴの悪魔の実「イトイトの実」の能力で操られ国民を虐殺したことが理由で忌み嫌われていたため、国民からは常に罵声を浴びる過酷な環境となっていました。
2.母は?
母スカーレットはドレスローザ王女として生まれ、そののちに伝説的剣闘士であり、軍隊長のキュロスと結婚し、レベッカを授かりました。
しかしそれまでのキュロスの経歴から王は結婚を許可することができず、苦肉の策としてスカーレットは病死ということにし、一般人としてキュロスと結婚することに。
ドフラミンゴ襲来により、レベッカを連れて国中を逃げ回っていましたが、ある日食料を調達にでた先でドフラミンゴの部下「ディアマンテ」に銃撃されてしまいました。
3.父は?
父キュロスは軍隊長であり、過去に剣闘士として3000勝をあげた伝説を持ちます。報復殺人を犯してしまった過去があり、その過去故に剣闘士となっていました。
悪魔の実の能力はもちませんが、天性の才能をもち、巨人や水中での魚人族にも打ち勝つ高い戦闘能力を有します。
その高い能力と性格の変化からリク王より依頼を受け軍隊長となり、そのなかでスカーレットと恋仲となりました。
ドフラミンゴによるクーデターでは、妻子との合流場所に向かうも海楼石の足枷に拘束されてしまいます。その足枷を外すため、左足を斬り落としますが、ドフラミンゴの部下「シュガー」により兵隊のおもちゃにされてしまい、関わった人すべての記憶からも消えてしまいました。
スカーレット亡きあとは、レベッカと共に暮らし、剣術も教えました。その後、シュガーが気絶したことにより元の姿に戻っています。
王女の座をヴィオラに譲ったレベッカ。今回ヴィオラの侍女として登場した世界会議編では、リク王をはじめ、一族総出での参加となっています。
今回の旅に同行しているのは以下の通り。
参加者…リク・ドルド三世
同行者…ヴィオラ、レベッカ、キュロス
※そのほかマンシェリー姫をはじめとしたトンタッタ族が同行
革命軍が天竜人へ闘いを挑もうとしているなか、これだけの面々で世界会議に参加しているということは、今後の展開において意味があるようにしか思えません。
特にキュロスの同行、さらにはコビーがキュロスの強さを感じたシーンからは「これから起こる戦闘」を想起させます。
強さは?


悪魔の実の能力を持たないながらも、見聞色と伝説の剣闘士である父キュロスから習った剣術である程度の強さを持っているといえます。
攻撃力が特段高いというわけではありませんが、見聞色による攻撃の先読みと素早さが特徴で、闘技場では水路を背後にし、突撃してきた相手のスピードを利用し、水路に落とす戦法を用いていました。
そのため、派手な闘いを望んでいる闘技場の観客からはレベッカの生い立ちも相まってブーイングが起きることが多くありました。
しかしながら、キャベンディッシュをはじめとする有識者からはその戦いを評価されていました。
侍女としてはかなり高い戦闘力をもっていますので、王女のボディーガードとしても活躍しそうな雰囲気がありますね。また、その王女ヴィオラは超人系(パラミシア)「ギロギロの実」の能力者で千里眼をもつため、世界会議編ではヴィオラが千里眼で不穏な流れをつかみ、レベッカやキュロスが実行部隊としてなんらかの動きを見せる可能性もあります。
麦わらの一味との再会は?


ビビ編でも同様の件について触れましたが、ルフィ達と所縁のある者たちが集まっている状況下からして、各国のトップも「世界政府・海軍派」と「麦わらの一味・革命軍派」とに別れ対立、もしくは抗争が起きる可能性が十分にあると考えられます。
その際に、ドレスローザの面々はもちろん麦わらの一味、さらには革命軍に力を貸すでしょうから、再び「仲間」として共闘する可能性も十分にあります。
ルフィらは現在、ワノ国にいますが、すでに義兄弟であるエースを失っており、残りの義兄弟であるサボを失いたくないという思いから、革命軍が藤虎などと戦っていることを知れば、一目散にマリージョアへ駆けつけることでしょう。
ましてや、マリージョアには麦わらの一味に所縁のある面々が集まっていますから、それを反対する人もいないはずです。
まとめ
世界会議編で再登場したレベッカ。
世界会議編では、公にルフィとの関係を口にすることができませんから、偶然にもドレスローザ編でルフィが名乗った「ルーシー」がルフィ達を指し示す隠語のようになりそうですね。
戦闘力の高いレベッカ・キュロスの同行、そして王女であるヴィオラの「ギロギロの実」の能力。これらが世界会議編でなんらかの動きに関係してくるのではと考えていますが、実際はどうなのでしょうか。
今後の展開が楽しみですね。