光月おでんとは元ワノ国の将軍であり、海賊王ゴール・D・ロジャーの船にも乗ったことのあるかなりの実力者です。
そのおでんは二刀流であり、「閻魔」「天羽々斬」という大業物21工2本を所有しています。
その中でも「閻魔」に関しては妖刀であり、未だかつておでんしか扱うことができなかったほどの品物です。
そんな実力者が使用していたのにも関わらず、おでんの持つ二本の刀は黒刀ではありません。
一体、なぜおでんは刀を黒刀にすることが出来なかったのでしょうか。
黒刀になるとは?
そもそも刀が黒刀になるとはどういうことでしょうか。
以前ゾロが2年前にミホークと修業をしていた際に、ミホークは「全ての刀剣は”黒刀”に成り得る」と言っていました。

ワンピース 第779話 78巻
それは覇気を刀に纏わせることが必要であるのは間違いなさそうではあるが、それだけでは黒刀と呼ばれ得る刀ではないらしい。
持ち主が一瞬覇気を刀に纏わせたとしても、それは戦闘後に普通の刀に戻ってしまうからです。
そして、ワノ国では追い剝ぎの牛鬼丸が「リューマの戦歴にて”成った”刀!」とも言っていました。

ワンピース 第937話 93巻
つまり、今までどんな敵と戦ってきたかで黒刀に成るとも考えられます。
今まで登場した黒刀はミホークの”夜”とリューマの”秋水”のみですので、この二つの剣の共通点を見る必要がありそうです。


おでんが黒刀にできなかった理由
おでんはなぜ刀を黒刀にすることができなかったのでしょうか。
おでんの実力
黒刀の持ち主は元王下七武海のミホークとワノ国伝説の剣豪リューマというトップクラスの剣士です。
それらの剣士と比べると、もしかしたらおでんと実力の格の違いがあるのかもしれません。
覇気の強さが強ければ強いほど、刀にも覇気が纏わりつくと思われますので、持ち主の実力が関係すると考えられます。
それが黒刀の数の少なさを物語っているのでしょう。
戦った相手の強さと戦歴
今までの戦歴が黒刀と成る条件であることは考えられます。
ミホークは王下七武海時代に強敵と戦い、それこそ海軍大将と渡り合うほどのしのぎを削っていました。
リューマに関しても、ワノ国で多くの侍がいる中伝説と呼ばれるほどで、竜を切ったともいわれていました。
しかしおでんは将軍オロチに討たれてしまったことで、戦歴としてはそれほど残せていなかったのでしょう。
それがおでんの刀が黒刀になり得なかった理由であると考えられますね!
まとめ
以上、おでんが刀を黒刀にできなかった理由について考察しました。
おでんの刀はゾロとモモの助に託される形になりますので、これから二人によってそれぞれ黒刀になる可能性があります。
黒刀になることで刀の位列も変わるらしいので、大業物21工から最上大業物へとなるかもしれませんね。