ゴア王国とは東の海に位置する国家で、東の海で最も美しい国と言われます。
しかしそれは中心部のみに中流階層を住まわせる偽りの美しさなのです。
外側(グレイ・ターミナル)は貧困層や犯罪者が溢れており、中心部から出るゴミを廃棄するスラム街となっています。
ルフィやエースはゴア王国の農村地帯に住んでおり、出身国となります。
そんなゴア王国の国王に若くて即位したステリーは何者で、なぜこれほど早く即位したのでしょうか。
そして革命軍参謀総長でルフィの義兄になるサボとの関係を考察していきます。


ゴア王国の国王ステリーの正体とサボとの関係
ゴア王国の国王ステリーは一体何者でしょうか?
ステリーとはゴア王国に住む貴族の少年です。
サボの父親が養子としてステリーを迎え入れたため、サボの義弟となります。
実はサボもゴア王国出身で、しかも中心部に住む貴族の少年だったのです。
初めてサボとステリーが関わったのがこの幼少期の頃となります。
ステリーは義父母の前では媚びへつらうようにニコニコしていますが、サボに対しては見下したように話す性格の悪い人間です。
他の貴族と同じくグレイ・ターミナルに住む人々をゴミのように扱い、グレイ・ターミナルが焼却される際はサボが助けに行く中見て見ぬ振りをしました。
それ以降ぱったりと登場しなくなりましたが、20歳になったステリーはゴア王国の国王となっていました。
前国王とその王子は謎の病死を遂げており、ステリーが暗殺したのかもしれません。
世界会議に出席する際、スタッフにゴミと発言していることから選民思想は抜けていません。
そして聖地マリージョアに置いてある虚の玉座を見て、座れば世界の王になれる!と欲求にかられるほど欲深い人間でもあります。
昔も今も貴族として一般市民を侮蔑する性格はそのままなので、今後の再登場ではその性格が問題の口火を切りそうですね。


ステリーが若くして国王になった理由とは?
ステリーが弱冠20歳で国王になった理由は何でしょうか。
元々ステリーはサボの父親はサボを王族の娘と結婚できる男に育てようとしていました。
しかしサボは自由を求めて海に出たので、養子にしたステリーに英才教育をしたのでしょう。
それにしても20歳で国王になるのは早すぎるような気もします。
そもそもサボの父親がステリーを養子に引き取ったのはステリーが貴族生まれで優秀だったからです。
つまり、天才であったステリーは義父の期待に応えて大出世を果たしたのかもしれません。
そうなるとゴア王国前国王は円満に王位を譲ったのでしょうか。
前国王と王子が謎の病死というのを考えると、暗殺されたのではないかと疑ってしまいますね。
特にステリーの性格を考えると、人を蹴落としてでも地位や名誉を狙う人物に思えます。
真実は定かではありませんが、世界会議が行われている中でステリーの発言や行動は要注意ですね。
まとめ
以上、ゴア王国の国王ステリーが若くして即位した理由とサボとの関係について考察しました。
ステリー王はルフィやサボと同じ出身の国王となったことから今後登場する機会も増えると思います。
性格が悪い人物だけに何らかの問題とセットになりそうですが、それも踏まえて楽しみですね。