以前よりキャラクターの強さについてまとめてきましたが、今回は「マルコ」についてです。
白ひげ海賊団のNo.2ともいわれるマルコは、かなり希少な悪魔の実「トリトリの実 モデル不死鳥(フェニックス)」の能力者でもあります。
そんなマルコについて、強さや現在などを調べてみました!
マルコとは?


白ひげ海賊団1番隊 隊長 兼 船医です。
特にマルコは白ひげ海賊団の中でもかなりの古株であるとされています。
世界最強の海賊団と呼ばれていた海賊団です。
船長は、白ひげ、エドワード・ニューゲートで、ゴール・D・ロジャーの時代から戦ってきた、強者たちが多く在籍していました。
船員は約1600名、16部隊に分かれており、また43の海賊団が傘下にいるため、総勢5万人ともいわれます。
白ひげは船員たちを「息子」とよび、また船員たちも、白ひげを「親父」とよびます。
白ひげは若いころから、「家族」を求めており、自身の海賊団で新しい「家族」を手に入れたのです。
白ひげを倒した黒ひげ「マーシャル・D・ティーチ」は、ヤミヤミの実を求めて、所属していたようで、目的を果たしたあと、船団唯一の鉄の掟である仲間殺しをして、船団から離脱しました。
動物系(ゾオン)悪魔の実のなかでも幻獣種と呼ばれる「トリトリの実 モデル不死鳥(フェニックス)」の能力者です。
マリンフォード頂上戦争編では海軍大将 黄猿(ボルサリーノ)とやりあったすえ、隙をつかれ重傷を負ってしまいました。しかし、その後も赤犬(サカズキ)からルフィを守るなど、闘いが終わりを迎えるまで、最後まで戦い抜きました。
マリンフォード頂上決戦から1年後、白ひげ亡きあとのナワバリを侵略してくる、黒ひげ海賊団に対し、マルコをはじめとする白ひげ海賊団は「おとしまえ戦争」をしかけます。しかし、黒ひげの能力の前に惨敗ともいえる結果となってしまい、団員は散り散りになってしまいます。
ワノ国編ではルフィからの要請を断ったマルコですが、マルコをはじめとする白ひげ海賊団の団員達は、大きな戦力であることには違いありません。
もちろん彼らは、エースの兄弟であるルフィがいる「麦わらの一味」の味方となってくれるでしょう。しかし、メインの団員らはマルコと同じく、白ひげのナワバリを守ることに徹していることもあり得るので、白ひげの援軍にいた「作中には登場していない新たなるキャラ」が登場するということもあり得るかもしれません。
トリトリの実の能力とは?強さは?


「幻獣種」の名の通り、幻獣「不死鳥(フェニックス)」に変身することができます。
希少である自然系(ロギア)よりもさらに希少だとされる悪魔の実の能力です。
大きな能力は以下の2つ。
- 飛行能力
- 高い再生能力
飛行能力のある能力者というと、アラバスタ編で登場した「ペル」が思い起こされます。ペルによると、数ある悪魔の実の中でも、「飛行能力」を持つものは現存で5種しかないとされています。
幻獣種×飛行能力ということで、マルコの能力は悪魔の実の中でも上位の希少性を誇るのではないでしょうか。
また、マルコの能力の強みはなんといってもその高い再生能力でしょう。この能力による傷の再生は驚異的な速さともいえ、海軍大将クラスの攻撃が直撃しても一瞬で回復することができます。
しかし、SBSなどの回答から「不死」ではないことが分かっています。そのため、「なんらかの攻撃」もしくは「再生不可の状態に追い込まれる」ということが死につながるのではないでしょうか。
そして、白ひげ海賊団でNo.2ともいわれるだけあって、悪魔の実の能力だけではなく、覇気も会得しているなど、純粋な戦闘能力も高いと考えられます。
マリンフォードの戦いをまとめただけでも、マルコの強さがうかがえます。
- 黄猿を1人で相手することができる
- 青雉を蹴りとばす
- 赤犬のマグマを受け止める
多くの能力者が挑んでもまったく歯がたたなかった三大将に対しても、なんらひけをとらない戦いを見せていました。
また、マルコは「覚醒」をしているようには見受けられません。
マルコが悪魔の実を覚醒した場合は、どうなるのか考えてみました。
- 巨大化
- 他者への治癒能力が強化される
動物系(ゾオン)能力者はインペルダウン編で登場した獄卒獣のように巨大化するようですので、マルコももれなく巨大化することは考えられます。
また、現在はわずかながらにしか作用しない「他者への治癒能力」が強化され、味方を次々回復させることができるようになることも十分にあり得ますね。
現在は?おとしまえ戦争の真相とは!?


現在は、白ひげの故郷である隠れた村に医者として滞在しています。
その村は貧しさから世界政府へ天上金を払うことができず、世界政府非加盟国となっていました。そしてそれがゆえに無法地帯として国は滅びかけていました。
しかし、のちに白ひげが自身の私財をなげうってまで援助したことで、村として存続ができていたのです。
マルコが村を訪れたあとも、王下七武海となったエドワード・ウィーブルが白ひげのナワバリを多く襲っていることから、この村も襲われる可能性があると考えており、ルフィからのワノ国への応援要請を断り、村にとどまることを選択しました。
そして、気になるのはおとしまえ戦争についてです。
両者ともに多数の援軍を率いての大がかりな戦いとなったこの戦争で、なぜ四皇であった白ひげ海賊団は惨敗となってしまったのでしょうか。
以下に予想をいくつか挙げてみます。
- 白ひげの援軍に裏切り者がいた
- 黒ひげの部下にさらなる強者がいた
- 海軍の介入があった
- とにかく黒ひげの能力に苦戦した
この中で考えると、「裏切り者がいた」「黒ひげの部下にさらなる強者がいた」となるとマルコのもとを訪れたネコマムシにそのことを伝えそうですし、ニュースとなりそうなものなので、可能性はかなり低そうです。
また、四皇クラスの衝突ということで海軍が動きそうなものでもありますが、これも大きく話題となっていないので、こちらも可能性としては低いかもしれません。ただ、その様子を確認してはいそうですが…。
そうなると、単純に「とにかく黒ひげの能力に苦戦した」というのが有力なのでしょうか。確かに元は白ひげの能力であった「グラグラの実」をさらに手に入れたことにより「物理的な攻撃」と、「ヤミヤミの実」による「能力者に対する攻撃・防御」という全方位的な強さを持っていますから、倒すのは並大抵のことではないでしょう。
ただ、やはり惨敗したにしては、現在のマルコがいやに穏やかなのが気になります…。
例えば、シャンクスが、黒ひげに対する何らかの思惑を抱いていおり、それを察知した白ひげ海賊団の団員たちは、惨敗した「フリ」をして、その時を待っている…ということもあり得るかもしれませんね。
まとめ
現在は、白ひげの形見ともいえる村で医者をしながら、外敵から守っているマルコ。
黒ひげに惨敗し、仲間も散り散りとなっているなか、あまり「怒り」を感じる描写がありませんでしたが、これはなぜなのでしょうか。
ワノ国編においてはルフィとの共闘はなさそうですが、まだまだ活躍しそうな予感がしますね。
今後の展開が楽しみです。